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経営テクノロジーの「イノベーションのジレンマ」

日本電産の永守さんが、またCOOを変えそうです(コチラ など参照)。今年の4月にCEOに復帰したときに予兆はありましたので、驚きはありません。

永守さんは、今78歳。まだまだ現役、頑張れる、ということはわかりました。しかし。ここからが今日のテーマです。

日本電産という企業経営を考えてみます。

良くも悪くも永守イズムという経営テクノロジー。ここまではうまくいっていました。でも、これから先、世の中の変化、技術の進化、そして経営者の承継など、いつまでも永守イズムが通用するわけではありません。人の寿命のことを考えれば、必ず「テクノロジーの代替わり」が存在します。これが遅れるのは、経営テクノロジーの「イノベーションのジレンマ」に比定されます。

今すぐ結果が出なければ、「自分がもう一度」と考えることは理解できます。でも後進を育てる、それは今の結果だけで測定できるものではありません。地道に力をつけていき、出藍の誉れを待つ。それが本当の意味で更新を育てることではないでしょうか?

 

 

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