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COVID-19: 救急車不足問題

救急車の稼働率が97%にも昇り、救急車難民問題が大きくなっています(コチラ など参照)。これは、救急車が足りないこともさることながら、受け入れ側の病院の体制が整っていないことも問題を大きくしています。

さて。この記事を読んで、なるほど、と思います。救急車の利用に、ある程度の秩序とルールを設けることによって、不足を解消する。

でも、ここで大きな疑問があります。そのルールは、皆さんが納得して順守できるものになるでしょうか?問題は、傷病者本人の判断と第三者の冷静な判断には大きなギャップがある、ということです。どんなに厳密なルールを作っても、守られなければ意味がありません。その守られない理由は、本質的に解決できない問題です。つまり、このままでは救急車不足問題は解決できないことになります。(結果、超過死亡数が増えます)

本質問題として。

患者数を減らすことが解決の本筋です。COVID-19の感染拡大がもたらした救急車不足であることは火を見るよりも明らか。であれば、まず、感染者数を減らしましょう。季節性のインフルエンザ並みの「致死率」であっても、感染者数が増えれば勢い「死者数」は増えます。重症者数が感染者数程増えていない、という統計もありますが、それでも現在救急車が不足する程度には、感染者が増えているということです。

感染者対応ができないから、〇〇しよう、というアイデアを出すことは重要。でも、本質として「感染者を減らす」ことが必要です。感染拡大につながる施策は本末転倒。その点を間違えないようにして下さい。

追記: 例えば、原則外出禁止一週間、とすれば、かなりの精度で感染者をスクリーニングできます。軽症者は、その一週間で治癒します。例えばこのような施策が必要です。え?経済が止まるじゃないか、ですか? 2年前を思い出してください。あのレベルならできます。そして、今はまず、あのレベルからスタートで良いのです。緊急事態宣言に慣れる前、の危機感を持ってください。

 

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