新しいビジネスモデルを生み出せないかな?
任天堂が、20年近く前に販売したWiFi機器を使わないようにアナウンスしています(コチラ など参照)。
これは決して不具合を出したわけではなく、技術の進歩により、以前のWiFi機器の暗号化が危険になったため、です。その意味において、任天堂は、非常に真摯に対応しているといってよいのではないでしょうか?情報技術の進歩は非常に早く、一般消費者もうかうかしていられない、という状態であることは間違いありません。この場合、パソコンのOS系でおきている「計画的陳腐化」というビジネス戦略とは一線を画していると言えます。
しかし。
古い考えの人にとっては、少し???な点があるのも事実。特に、「まだ使えるのにもったいない」という方は多いのではないでしょうか。古くても良いものを使い続ける、というのも違うものです。古いというだけで「悪いものになっている」という商品。
整理すると、時代が下がると危険になるもので、それが計画的なものではなく技術進化によるもの。それに対する顧客不満を解消することができれば、それは一つのビジネスモデルということができます。
簡単に「だったらリースやレンタルをすればいいではないか」という方もいるかもしれません。そうです。一つの答えではあります。しかし、それは「計画的陳腐化」や「飽き」に対しても通用するビジネスモデルです。それとはことなり、「技術進化による安全性阻害に特化」した解を求めたい。その基本モデルができれば、きっと黎明期の 「Satoshi」 を持っている程度には「億りびと」になることができるでしょうね。
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