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COVID-19: 基本に戻れ!

昨日の新規感染者数は、全国で19万人超、そして東京都で3万1500人(コチラなど参照)。

医療機関の崩壊がまたぞろ記事になっています。そして、「看護師の数が足りないから、濃厚接触者の自宅待機時間を短縮」などの論調が強くなっています。

しかし。

いま、重症化率が下がっているといったところで、東京都の場合で0.03%程度です。ある日(すでに、機能が19万人超えていることも思い出して下さい)、20万人の新規感染者がいたとすると、だいたい1週間後には、60人の重症患者が出ている、という計算になります。

約500床とよばれている重症患者用のベッドは、8日で満杯になります! だから、きょうから2週間後には、東京都のベッドは足りない、ということになります。

皆さん、ここで落ち着いて、もう一度基本に戻ってください。

「国民全員が何ができるか」

看護ができる方は看護師の資格がある人や医者に限りますから、そうでない「あなた」ができることは、「感染拡大を阻止する」ことだけなのです。そう、2年前と同じになっているのです。

たしかに、「確率」としては、重症化率も死亡率も下がっている。でも、超過死亡数でみても「明らかに多い」死者がでているのも実情。加えて、あまり定量的な情報は取り上げられていませんが「コロナ後遺症に苦しめられている」人も、沢山います。

感染しない、させない。この基本は「感染者をふやさない。」そのためには、「接触を減らすこと」以外の方法はないわけです。繰り返しますが、一人一人の努力が効くのは「接触を減らす」以外は無いのです。(正確には、何も変わっていない、が正しいかもしれませんが)。

接触を減らす、の一つの実現型がマスクであり、三密回避であり、、、です。基本に戻って「接触をしない」という視点での感染拡大対策をお願いします。

追伸: 何年かしたら、With コロナの政策の下、「コロナ感染死者が年間2万人程度」(つまり、2019年までより、年間死亡者数が2万人多い)というのが人口動態的な意味での定常状態になるのかもしれませんね。そして、だれも感染予防しなくなる。今の施策でのWith コロナは、それを意味しています。

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