システム考
GWのころから、「システムってなに?」について、改めていろいろ考えています。
この「システム」という言葉、人によって意味が違う言葉の代表格だと思っています。というか、そこまでまじめに考えずに「システム」という言葉を使っていることがとても多いようです。
例えば。
ほとんどの人が「システム」というと、入力に対して、システムで何らかの変更を加えたのちに、出力する、とかんがえるのではないでしょうか?
Inpute → SISTEM → OUTPUT
という図式です。でも、第三世代システム論、と呼ばれている「オートポイエーシス」は、自己生産システムと呼ばれ、自分を入力とします!言い換えれば、循環系を作っているので、「外部からの入力」に相当するものを定義することが難しい。
Wikiによると、「相互に影響を及ぼしあう要素から構成される、まとまりや仕組みの全体」となりますが、今やネットワークで世界中の人がつながっている時代です。影響を及ぼしあうのは、全世界!ということになると、上述の「まとまりって何?」ということになります。
「ビジネスシステム」となると、Wikiの定義もまだ固まっていないようで、的を射いていない。
更に加えると。
「ビジネスモデル」を、一つの「システム」としてとらえるという考え方に違和感を覚える方は少ないと思いますが、では、ビジネスモデルの入出力って、何ですか?
というようなことを考えています。
最終的なゴールを、「ビジネスモデルのシステム論を用いたな記述」と置いて、これから時々、記事を書いていこうと考えています。
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