組織コンサルの現場から
これは、実話。
ある組織の再成コンサルしてるのですけど、この組織。非常に変わっているのです。
というのは、ビジョンを作ろう(目標を作ろう)という呼びかけに、構成員のだれも乗ってこないのだそうです。では、なぜその組織に所属しているのかというと、自分のしたいことができるから、なんだそうで、、、だから、タスクが増えることには大ブーイング。
これは、一般的な営利企業ではほぼ考えられない行動パターンです。組織でいうなら、役所や大学、かつての国鉄やJAL、、、つまり、組織の存続や利益のことを考えなくても、とりあえず自分の給料が保証されているような組織です。国鉄やJALは赤字企業に転落。大学は補助金に頼っているという意味では役所も同じ。
この組織。赤字の垂れ流しになったようですが構成員はぬるま湯のまま。数名の有志が頭をいためて無風凧に相談に来ました。つまり組織のパフォーマンスを上げるために何をしたらよいか。
今までの調査の中では、手がありません。もう少し詳しく調べてみなくてはわかりませんが、今のところ、つける薬がない印象です。
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