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2022年4月

歌謡曲考(好きな音楽2022年4月)

Youtube上。

「〇〇年代人向け歌謡曲集」のようなコンテンツは山ほどあります。著作権はどうなっているのかなあ、、、と心配になりますが、JASRAC通じての包括契約の中に入っているのでしょう。ということで無駄な心配は横に置いて。

結構、〇〇年代というのを聴き比べると、差があることが分かります。そして、音楽的な差、よりも、無風凧の「記憶」の違いが大きい。はっきり言って、2000年代以降の歌謡曲(J-POP)は、耳にしたことはあるけどアーチスト名もわからないものが多い。それまでの物は大体わかり、、、というと、無風凧の歳がばれてしまいますが、この違いは顕著。

△△年代が良い、とかいう区切りはありませんが、やはりなつかしさ、が違います。歌はよにつれ、世は歌につれ、ですね。この場合にでてくるのはクラシックではない、というのは、ちょっと面白いです。

追記:
勿論、あの曲を聴くと高校時代を思い出す、というクラシックも沢山あります。というか、無風凧にとっては、それぞれの曲はほぼどこかの時代に紐づいています。でも、それは、無風凧の個人史に関わる問題で、世情とはほぼ無関係、です。

木挽歌=15歳、TimeSequence=17歳、威風堂々1番=17歳、フランクのバイオリンソナタ=〇〇歳、新世界交響曲=12歳、、、てな感じです。

 

 

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まるたろう、ありがとう。

きょうは、一日中走り回っていて、食事も不規則。内容もはなちゃん先生に叱られそうな内容でした。

いま、22時10分。急にお腹がすいてきました、、、何か食べよう、と思った瞬間、まるたろうと目が合ってしまいました。凄い目力で、、、無風凧は、夜のおやつを止めました。

まるたろう、ありがとう。

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15年振りくらいに胸のつかえが降りた件

ベルタランフィ著「一般システム理論」。名著中の名著で、無風凧も若かりし日に読みました。15年ほど前に、読んだのが最後です。

それとは別に。

無風凧はシステムの複雑さの階層を表すチャートを作って、いろいろなところで使っていたのですが、いつの日か、その出展がなにだったか、思い出せなくなっていました。

今日。

15年振りに一般システム理論をぱらぱら、と読んでいる際に、上述のチャートの原型を見つけました(邦訳版P25の表です)。そして、、、その図自身がボールディングの著述からの引用だったことも、発見。

発見、とは書いていますが、15年前は覚えていたことだったんですけどね。

でも、15年振りに思い出して、今はとってもすっきりしています。

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Elon Musk氏、Twitterを買う

やっぱりか、、、という記事が飛び込んできました。テスラ創始者のイーロンマスク氏がSNSの代表格であるTwitterを購入します。5.6兆円だそうです。

この買収。単なるマネーゲームではない、という情報もあります。(コチラ など参照)。曰く、マスク氏の理想とするSNSを実現したいからの買収だとか。

たしかに。

今のTwitterが理想の姿であるか、と訊かれると、無風凧も否と答えます。それを変えるために、資材を5.6兆円出す、、、うらやましい話です。

でも。

Twitterのうルールを変えることにより、マスク氏の理想とするSNSになるでしょうか?

無風凧は言下に「否」と答えます。というのは、スパムボットや個人認証は、正しいように見えて正しくない部分があるからです。

人は、2000年かけて可処分時間を延ばしてきました。農業革命、工業革命、情報革命、いずれも可処分時間の視点で見れば、飛躍的に伸ばした革命です。そして、メタバースを始めとした昨今の仮想空間革命をもって、人の可処分時間は24時間を超えました。

つまり、スパムボットをはじめとして、人が人である以上に仮想の「可処分時間」を皆様は過ごしているわけです。これがなくなることは、人類の深化を止めていることになります、、、なので、ありえないわけです。

5年後、Twitterはきっと形態が変わってしまっているでしょう。もしかしたら、存在してないかもしれません。

皆様はいかがお考えになりますか?

 

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知床観光船事件の根源的問題

痛ましい事件が起きました。知床観光船事件。乗員乗客26人中、11名発見、15名はいまだ不明。11名は皆様亡くなられました。ご冥福をお祈りしています。

無風凧は、たしか2000年ころに、北海道旅行しています。サロマ湖、阿寒湖、網走、そして、知床は根元の部分だけをドライブした記憶があります。(ちなみに、北海道で気に入った風景は、サロマ湖の水平線と、旭川は石狩川の朝靄、五稜郭の桜)。

この事件の根源問題。運行するかしないか、の判断と責任問題です。

ここで考えなくてはならないのは、

1) 船長の腕の要素。 2) 突発的な気象状況等の変化 3) 安全基準の作り方。 4)経営問題と現場判断権限

という感じでしょうか。ケースでのべれば、

1)は、もっとうまい船長だったらOKだったかも?

2)は、朝に比べてだんだん天候が悪くなっていくことをどのくらい読み取るのか

3)は、安全基準で100%大丈夫なものは作れないでしょうし、

4)は、経営者は運行してほしいだろうし、現場判断で運行止めるとなると怠けとの違い、は分からなくなるし、、、

などなど。

色々な意見がネット上で飛び交っていますが、これら根源を考えると、それらの「解決策」を述べたものは少ないようです。この事件を機会に、根源問題への解決を探してみたいと思いませんか?

 

 

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忘れたでしょ!

20180610 はなちゃん先生:無風凧さん、このブログ、15年目に突入したのを忘れてたでしょ?4月23日がこのブログの誕生日。ちゃんと祝ってあげて下さいね。そうそう、この1週間、トレーニングも忘れてたでしょ?腰痛に注意して、トレーニングして下さいね。

写真出典 2018年6月のこのブログ
久しぶりに、ぎっくり腰再発しそうです、、、

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評価・判定

今日のプロ野球、面白いシーンがあったそうです。ロッテの佐々木投手の投球に対して、球審(白井球審)が詰め寄ったらしい(コチラ など参照)。

佐々木投手に、投球判定に対する不満があったかどうかはわかりませんが、この記事を読んで、「評価・判定」についてちょっと書く気になりました。

評価や判定は、皆様「公平である」ことが大前提であることは論を待たないと思います。そして、この公平が幻想であることも。

上述の佐々木投手の例でいえば、投球判定に不満がおきるということはあります。それに対して、感情が出ること、それを止めることはできないでしょう。アンガーマネジメントに長けている人なら抑えることが可能かもしれませんが、実際は無理でしょう。そのうえで。「判定が正しいか」という別議論があります。この点も、上述の佐々木投手の例は示しています。

感情が出たことを認めない、こと自身も、メタに考えれば、感情的になっている証左だと言えます。その時点で、審判の感情は認められていて選手の感情は認められていない、というアンバランスが起きています。

そして。投球のストライク/ボールの判定正しさは、別議論。最終的には「第三者」の判断になるのでしょうか?それとも審判が絶対正しいのでしょうか?言うまでもなく、第三者的に正しさがみとめられるか、が基準でしょう。

さて。

この野球の例を、業績評価にして考えてみます。

佐々木さん(仮名)の業績評価を、上司である白井部長(これも仮名)が行います。この結果を佐々木さんが不当だと思うこと。それは往々にしてあることです。この業績評価に対して、佐々木さんは、白井部長に「どこが業績ふそくなのか」問い合わせたとしましょう。

ここで、上述の野球の例と比定してみると。

1) 白井部長の評価は正しかったのでしょうか?

2) 問い合わせたことに対して不満を感じた白井部長は、佐々木さんの次期の査定を下げました。

一般企業に限らず、よくある構図です。1)2(に関しては、最近のTeal組織論などでは「全体評価」などという手法で改善をここ見ているようですが、一般企業では今でも「上司による判断」だけで進めます。この時点で、無風凧的には組織として「問題あり」と判断します。

繰り返しになりますが、これは「日常茶飯におこること」です。結果として、佐々木さんはモチベーションがさがり、組織としてもパフォーマンスが落ちる。これは、組織の構造的問題点です。

最後に、もう一度、今日の日本ハムーロッテ戦の例に戻りましょう。この場合、電子判定をはじめとして、「第三者的に公平な判定」ができれば、佐々木投手も納得し、不満は表さなかったでしょうし、白井球審が詰め寄ることもなかったでしょう。これは可能です。

組織においては、、、、人事評価を「公平にする」ことが上述の電子判定に比定される方法になります。その絶対的な手法は開発されていませんが、全体評価などで納得がされやすい評価方法は開発されつつあります。もっとも、それも行わずに上司査定を旧態然と行っていて、組織のパフォーマンスが下がっている、なんてことが往々にしておきています。それに気が付かない経営者がなんと多いことか。ここを改善するだけでも、日本の国力は30%くらいはアップすると思います。

 

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久しぶりのまるたろう

20210310 まるたろう: 昨日、無風凧さんのニンニク禍で、よしくんかなちゃんが寝込んじゃった。だから、今日は僕の出番だよ。無風凧さん、最近ちょっとパワー落ちてるみたいだから、ニンニクいっぱい食べて、パワー付けて下さい。

写真出典 自前のM5
久しぶり登場のまるたろうです。まるたろうは、ニンニク禍に被災しなかったのでしょうか?わんこは鼻が良いので、人間よりも被害甚大だったのではないかと思うのですが、、、、

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ニンニク焼き

今日の夕方、スーパーに買い物に行った際の話。

おそうざい売り場に、ニンニク焼きがありました。お惣菜なので「売り切り」たかったのでしょう、安売りになっておりました。

無風凧は、思わず脊髄反射で買ってしまい、そして帰宅してすぐに食べました。

その後。

顔を合わせた方から「ニンニク臭い」という指摘を受けました、、、そうでしょう。ニンニクの丸焼きを10個ほど食べていますからね。

でも、自分では全くにおいが気になっていなかったのです。これからはもう少し気をつけなきゃ。

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COVID-19: 濃厚接触者の定義

今日、調べていて驚きました。今時点での濃厚接触者の定義は、2021年11月に決められたもの。Delta株の頃の物です。

当時、日本では「空気感染」を絶対認めないという雰囲気でした。いつの間にか、国立感染症研究所の感染原因の一つにエアロゾル感染が増えていますが、それを加えた「濃厚接触者」の定義になっていません。

ここで。経路不明の感染者について考えてみましょう。疫学的な調査が出来ているわけではないですが、濃厚接触者未満な接触の場合、「濃厚接触者ではない」から、感染源の候補から外れる。だから、経路不明になっていく、、、という仮説を立てることが出来ます。この仮説の検証は無風凧は行うことはできませんが、検査方法は提案できます。空気感染を疑った場合の濃厚接触者の定義をつくり、それで感染症対策を施行することです。

これで感染拡大が抑えられれば、今以上に完璧な「感染拡大対策」を作ることが可能になります。

今一度、濃厚接触者の定義を作り変えてみる、というのはいかがでしょうか?

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COVID-19:自己申告制「後遺症自覚者数」調査の提案

新聞社が得意な調査でしょうか? それとも、ネット上で調査するの方が簡便でしょうか?

「COVID-19 後遺症自覚者数」の調査を提案します。

毎日、新規感染者数や死者数は公表されています。病床使用率も日々更新されています。しかし。軽症で終わったけどその後の後遺症に悩んでいる人の実態は寡聞にして存じ上げません。ネット上の「ケース」としては、倦怠感が抜けないとか頭痛が続く、味を感じられない状態が続いていているなど実際の後遺症に悩んでいる人が沢山いるようです。生活に支障が出ている人も少なくない。決して重症にならなくても、長い間後遺症に悩んでいるのです。

重症度 × 時間

を考えると、後遺症自覚している人の方が大きくなっているかもしれません。これは、被害という意味では随分大きい。金額に置きなおしても決して小さくありません。

ですから、後遺症自覚者数をなんとか調べてほしい、そして、対応を施策してほしいと考えます。

これまで、COVID-19は、経済か命化か、という二元論で論じられることが多かった。でも、その中間に「後遺症」も考えて、With Coronaを論じなくては、国民の最大幸福は論じられない時期になっていきていると考えています。

なお。ワクチン後遺症も上記に含む必要があるでしょうね。

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羽生vs藤井の順位戦は、、、

第80期名人戦第二局が始まりました。渡辺名人に斎藤八段が挑戦している今期名人戦、名局が生まれることを楽しみにしています。

さて。

将棋連盟HPの順位戦をみていると、A級9位に藤井5冠、B1組1位に羽生9段の名前があります。何の因果か天の配剤か、羽生さんと藤井さんは同じ時に入れ替わりました。なので、順位戦での戦いはありません。

今季。ストレートで藤井5冠が名人襲位。羽生さんが一期でA級に復帰しても、またもや順位戦での対局は無し。そのまま藤井さんが名人を続けている間に、羽生さんが二度目の陥落。。。。

近未来、このようになるような気がしています。そして、永遠に二人の順位戦は見られない。

棋士の本場所と呼ばれる順位戦での対局が無いだろうことを、今から憂いています。

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ビジネスモデルの記述法

新規事業企画を立案する場合、「ビジネスモデル」の記述は必須です。そのビジネスモデルの記述法、、、いろいろあります。たとえばBMCはもっとも簡単にビジネスモデルを書いていることになります。PICTも一つの記述法。Business Model Treeは少しマイナーでしょうか。ひとによっては、フローチャートで描く、という方もいるかもしれません。

どんな記述方法で記述したとしても、「言葉」で補完する部分が多いことは皆さんもご理解いただけると思います。言葉で補完する、ということは、言い換えれば「定量的な比較ができない」ことを意味しています。巷ではいまでも「ビジネスモデルビジネスモデル」とお経のように唱える方がいますが、定量的な比較すらできないということは、ある意味で驚きを禁じえません。

と言ったところで。無数凧は最近、美時根雨モデルの定量的記述について考えています。その端緒として、経営資源が人、モノ、金、情報、時間として、この5つのネットワーク構造でどこまで記述することができるか、に挑戦中。

読者の皆さんの中に、先行研究事例をご存じの方がいらっしゃれば、ぜひ教えて下さい。

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5年後は、Googleの一人勝ちかも。

スマホを再実装した無風凧。

利用すること自体は、なにも問題ないのですが、、、、

今日、問題にするのは、VoLTE.つまり、電話機能が、Android Applicationとして実装されている点です。

みなさんは、ケータイやスマホで、電話番号をどのように管理していますか?もちろん、登録をしていることでしょう。この登録。すべてGoogleのアプリの中です。複数の端末(PCやタブレット)で共有して使うことができる反面、cloud上で管理されていることになりますから、ある意味ではGoogleさんにもろばれ。なにがって? 人的ネットワークです。

ビジネスで最も大切なものは、人的ネットワークという方もいるくらい大切な人的ネットワーク。アンドロイドスマホを使っている人同士のネットワーク構造を、Googleさんが全部把握していることになります。。。つまり、KeyPersonがだれか、ということを、Googleさんは把握しているということです。

ネットワークの状のKeyPersonがわかっているということは、分断するためのポイントも理解d系ていることを意味しています。

かくして。 ビジネスの世界は、すべてGoogleの掌の上で遊ばされているようなものです。

5年後のビジネスの世界は、Googleの一人勝ち、になっていることでしょう。

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ふわふわこえび

このブログで、アミのパスタの話を書いたことがあります(コチラ 参照)。

その記事を読んだ友人から「ふわふわこえび」という商品を頂きました。このふわふわこえび、乾燥したアキアミです。随分大量に頂きました。

早速、パスタとお好み焼きを作りました。(どちらも炭水化物系ですね)。

まずお好み焼き。生地に乾燥アキアミを投入。無風凧的には随分大量に投入しました。アミの焼ける香りが食欲を誘う一品となりました。

スパゲティの方は、今回は塩味。乾燥アキアミでオリーブオイルに香り付けをしたあと、スライスニンニク、小松菜、エノキ、そしてペペロン。シンプルな味付けにしました。これも、ちょっと贅沢に乾燥アキアミを使いました。珍しい食感でしたが、それも「おいしさ」です。

まだまだ大量にあるので、次は定番の酢物。そして、アミじゃがをはじめとしたいくつかのオリジナル料理に挑戦していく予定です。乞うご期待!

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オイルサージンを使った簡易ピザ風トースト

いままで書いてなかったのが不思議なくらい、無風凧の大好物。オイルサージンを使った簡易ピザ風トースト。

名前は長くて面倒くさそうですが、作るのはいたって簡単。

1) トースト(おすすめは8枚切り)の上に、スライスチーズ。その上に、オイルサージンを4尾ほど載せる。

2) さらに、マヨネーズを一回し。

3) オーブントースターで適当な時間焼く(無風凧邸の場合3分)

4) 食べる時に、気分によっては少しだけケチャップ。

いたtt簡単ですが、デブ症を気にしなければ、一人で4枚は食べることができるほど、大好物です!

 

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低糖質ナッツ(無塩)

とある友人から、低糖質ナッツ(無塩)を頂きました、

低糖質って、美味しくなさそう、、、と思って食べて。裏切られました。どうやって作るのかわかりませんが、普通のナッツと同じ。健康対策で無塩のため、かえってナッツの味がわかりやすくておいしい。

これは、健康のためにも良さそうで。新発見です。

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COVID 19:無風凧の回りも

第6波までは、無風凧の直接の知人にコロナ感染者は片手程度だったのですが、この一週間で両手に余ります。無風凧の回りも、随分危なくなりました。

でも、ちょっと不思議。第6波が終息したと認識され始めてから、感染者が増えました。最近、第七波が現実味を帯びてきましたが、絶対数は第6波のピークより少ない。無風凧の周りだけなぜ増えてるんだろう?おかしいなあ、、、不思議です。

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COVID-19: 12.6%感染が早い(XE株)

ついに、XE株が国内でも発見されました(コチラ など参照)。この記事によると、BA2株よりも12.6%感染が早いのだそうです。この参照記事、TBSの報道のNet News化のようです。もとのNews番組を見ていないので、今日のブログはいささか勇み足っぽい記事になります。

感染がスピードが12.6%速い。このスピードは、何をもってスピードとしているのでしょうか?

感染者数の増加速度を「感染のスピード」とするのがわかりやすいとは思います。しかし、皆さんが使っているSEIRモデルでは、(実行)再生産数を係数とすることはありますが、この(実行)再生産数は、人口分布や温度条件など、いろいろな条件で変わります。同じ条件下で、12.6%感染者数が増える、ということを示すことは可能ですが、同じ条件を作り出すことが不可能です。つまり、感染者数の増減をもって「株に特化した感染のスピード」という表現することはできない、ということです。

このように考えると、テレビであまり正しくない情報を流布することの是非を考えたくなります。報道は、正しい内容を中道で伝えてほしいと思っています。

 

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教師は不足、ポスドクは人余り

1月末の時点での話ですが、新年度の公立学校の教員は2558人とのことです(コチラ参照)。必要教員数全体にとっては0.31%と言えば、小さいようにも思いますが、、、平均で30人の生徒・児童が相手になるすると8000人もの生徒・児童が放っておかれることになる、、、由々しき問題です。

高校以下の教員は不足していますが、逆に大学教員の方は職場が足りない。いや、正確に言うと、ポスドクという形のモラトリアムが15000人ほどいる(コチラ を参照)。

色々な人が主張していますが、ポスドクを高校以下の教員と雇用すればよい、と考えるわけですが、、、世の中、そう簡単ではありません。うまくいっているようなら、こんな問題は起きていません。

そもそも論ではあるのですが、ポスドク問題の根底には、「自分の専門性を生かす研究がない」というのが建前です。これは、大学を「研究機関」としてその研究に従事することを希望しているのですが、その研究職がない、ということです。これは、その専門領域の「需要等供給の関係」の中で、人余り状態になっている、ということです。見方によっては、ポスドクの作りすぎ、という課題です。ここでもう一つ、着目している課題があります。それは、学生の質が変わりつつあるということです。学生が生徒化している、ということでわかってもらえるでしょうか。その結果、大学は研究機関から教育機関になりつつあります。

その証左としてFラン大学ならずも、校務と称する作業が昔に比べて飛躍的に増えている。一流大学ならいざ知らず一般大学だと、一般的な大学の場合、終日Officeタイムの半分以上は公務。また、週に4科目持ってみてください。その準備と成績確認、レポートチェックなどで一週間は過ぎてしまいます。自分の研究は、、、After5ということで、結局大学教員もブラック化しているという話も聞きます。また、無風凧の知っている研究教員の方は、今の大学に移って、研究テーマを変えざるを得ない、と言っていました。つまり、元々の専門領域ではない「研究テーマ」を持つということです。この場合、、、専門性が随分下がっていることは否めません。つまり、研究教員としての資格が下がっている。

以前、無風凧は大学の「教育教員」制度の提案をしました(コチラ 参照)。研究教員、実務家教員を統廃合して「教育教員」というカテゴリを作る。そして、教育教員は、資格制度とする、とすれば、ポスドクから高校教員に流れていく人が出てくるのではないでしょうか?

今日はここまで。

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ムサシノ学生服事件(その2)

昨日に続きムサシノ事件。なぜ、この事件にこだわっているか、といういと、現代のいろいろな問題をはらんでいるからです。

1) 制服をなくせば良いのではないか?

これが、根本的な解決であるかもしれません。しかし、それ自体は、現在ある「制服業者」のビジネスを奪ってしまうことになります。もちろん、長い歴史の中では淘汰されていくかもしれません。それに伴い、代替ビジネスが成長していくことでしょう。しかし、個別の「制服業者」の視点では、最適解ではない、ことは言うまでもありません。

2) 指定業者性という問題

制服(体操着なども含む)は、学校もしくは地域の指定業者が作製します。これも、いわゆる「民主主義」てきな考え方の下では課題をはらんでいます。指定業者としての癒着の問題です。しかし、競争入札制度にすると、中小は大手に勝てないことになりますから、それも問題。大手一辺倒になってくると、学校毎にオリジナルの制服が「地域で同一制服」なんとことになるかもしれません。

3) 制作可能数の予測の数理問題

受注数と制作可能数がわかれば、間に合うか間に合わないかは、即時に判定されます。今回のムサシノ事件の場合、想定外の事象が起きたとのことですが、AI(人工知能)を使って、予測できなかったでしょうか? 少なくとも、ある程度の幅をもって、予測することは可能だと考えます。受注上限を出すことも可能になります。大田区の弁当「玉子屋」のような「正確な予測」が可能になれば、、、もしかしたら解決できるかもしれませんが、現時点では無理なようです。

4) 補償

心情的な問題として、入学式に間に合わない学生や親御さんへの補償は必要ではないでしょうか? また、制服発注に関しては、入学式の前日までに納品する、ということは善管注意義務とかなんとか出すまでもなく、判断基準の一つであると考えます。ところが。法律のプロの視点はことなります。(コチラ 参照)。左記弁護士ドットコムの記事によると、

「会社の責任だとしても「慰謝料は原則認められない」」

のだそうです。さらには、私見として「私見にはなりますが、入学式に制服で出席をすることができなかったという点に関して、少額(数千円から1万円程度)には留まるものの、一定の慰謝料も認められる余地はあるように思います。」との記述。法律と国民の認識に随分大きな差があることがわかります。

さらには、

「制服というのは、入学式の時にのみ着用するものではなく、長期間に及んで使用するものであるため、単に入学式に納品が間に合わないとの事情のみでは、契約解除が認められないという判断もありうるものとも考えられます。」

となってくると、ハレの日、という日本人の常識すら法律はまもってくれない、ということになります。これも、国民感情とはずれるものでしょう。言葉は悪いですが、「社会しらずの法律バカ」の考えそうなことと言ったら、失礼でしょうか?

しかし、これも今後の問題の一つです。

などなど。

現代社会の抱える問題をいくつもはらんでいるのです。

 

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ムサシノ学生服事件

都立高校の制服が、入学式に間に合わなかったムサシノ学生服事件(コチラ など参照)。約30000着の受注で、100着(0.3%)ほどの学生服が納期に間に合わなかったというもの。

納期に間に合わない、ということは企業として、あってはならないこと、ではあります。だから、ムサシノでも間に合わせるための最大限の努力をしたようです。上記記事中にも「1週間くらい寝ていないし、仮眠もしてないし、食べてないし、座っていない。」という記述があります。

ここで、ちょっと待ったあ~、です(この言葉は古いですね)。

従業員も含めて一週間も寝てない、という職場を想定してみてください。相当なブラック企業です! もちろん、従業員の方々も義務感にかられて自発的な行為だと思っていますが、しかしそれでも過労死ラインを簡単に超えるような労働環境は問題です。

ムサシノ事件は、このような側面を持っています。

更に。再発防止策を考えた場合、三方一両得な解はとても難しい。

想定を超える数の受注に対して、納期を守るようにするのは、余剰人員を確保しておくことが考えられます。こうすると、余剰人員分のコストが発生します。企業が全部かぶるとしたら、利益が減ります。利益が減らないようにするには価格を上げることですが、そうすると新入生の親御さんの支出が大きく成ります。

間に合わなかった場合に備えて「レンタル用の制服を用意しておく」というのも考え付きます。閑散期に作っておくことができます。でも、これを作るのは「余剰をつくる」ことと同じ。そのコストはどこが持つのでしょうか? また、レンタル用として制作するとしたら、保管しておく必要がありますが、その保管も費用が掛かります。それを行政や学校が費用をもつ、、、というのもあまりフェアではないように思います。

この事件。意外と根が深い問題なのです。

 

 

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4月8日は、、、

20160425 4月8日。

今日は、無風凧にとって、一、二を争う大切な記念日です。その記念日であるとともに、このブログ上でははなちゃん先生の偉業を偲ぶ「はなの日」(昨年制定。コチラ 参照)。そして、柴犬好きの方々にとっては、「48(しば)の日」なのだそうです。勿論、仏教徒の間では「花の日(灌仏会)」であることは、書くまでもありません。

そして。。。今年は、もう一つ、新情報!。それは、「忠犬ハチ公の日」なのだそうです(コチラ 参照)。ハチ公とはお友達の無風凧ですが、存じ上げませんでした。

ちなみに。4月8日は、1月1日、9月27日に並ぶ3大ラッキーデーでもあります。2x2月2x2x2日です。

(9月27日は、3x3月3x3x3日です)。

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イベントワクワク割→コロナ割

巷では、第七波の懸念がされていたり、ワクチン後遺症問題が徐々に広まりつつあり、という感じですが、霞が関はそうではないようです。

昨日、「イベントわくわく割」なるものが発表になりました(コチラ 参照)。

かつては「GoToキャンペーン」と呼ばれていたものを言い換えたもの、という位置づけです。

現時点で、イベントへの「梃入れ」を発表することが良いことか否かは賛否分かれるところかと思いますが、Namingに関してはダメ出しをする方が多いのではないでしょうか?

ワクチンを3回打った人を対象にする、という意味もこめての「ワク」だということですが、そのダジャレは伝わりにくい。なので、何のための「ばらまきか」が分かりにくいことになります。それに、イベントに対して行うという意思表示でしょうが、真に経済復興を目指すのであれば、イベント以外でも使えるような名前にしておく必要があります。

無風凧なら。「コロナ復旧割りキャンペーン」と、ストレートに表現します。略称は「コロナ割」。こうしておけば、、、もう笑い始めている方も多いと思いますが、、、居酒屋で「コロナ割」なる飲み物がバカ売れになり、経済復興が加速されることも期待されます。

ちなみに「コロナ割」は、焼酎をコロナビール(メキシコ産のビール)で割ったもの。メキシコとの貿易も加速されることになり、一石二鳥です。

# 美味しいか美味しくないかは不明ですが、売れることは保証します!

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組織コンサルの現場から

これは、実話。

ある組織の再成コンサルしてるのですけど、この組織。非常に変わっているのです。

というのは、ビジョンを作ろう(目標を作ろう)という呼びかけに、構成員のだれも乗ってこないのだそうです。では、なぜその組織に所属しているのかというと、自分のしたいことができるから、なんだそうで、、、だから、タスクが増えることには大ブーイング。

これは、一般的な営利企業ではほぼ考えられない行動パターンです。組織でいうなら、役所や大学、かつての国鉄やJAL、、、つまり、組織の存続や利益のことを考えなくても、とりあえず自分の給料が保証されているような組織です。国鉄やJALは赤字企業に転落。大学は補助金に頼っているという意味では役所も同じ。

この組織。赤字の垂れ流しになったようですが構成員はぬるま湯のまま。数名の有志が頭をいためて無風凧に相談に来ました。つまり組織のパフォーマンスを上げるために何をしたらよいか。

今までの調査の中では、手がありません。もう少し詳しく調べてみなくてはわかりませんが、今のところ、つける薬がない印象です。

 

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あ、、、eが無い。

4月に入って今日で5日目。手帳を見ていて気が付きました。4月はApril. だから e が無い。

古来、e が無い月は、牡蠣を食べることが出来ない、と言われています。

そう。今シーズンは、牡蠣を食べませんでした、、、残念。とても悔しい思いをしています。
(とはいえ、町のとんかつ屋では今でもカキフライが並んでいる、という誘惑があります。これは、「デブの元」ですから、厳に避けなければなりません)。

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言葉の定義 について

いよいよ新学期が始まります。大学教授の顔の無風凧は、新入生受け入れの準備をしています。先日も書きましたが、今年の一年生は全員「成人」です(コチラ 参照)。去年の学生と、おそらくはほとんど同じ生い立ちをしてきた彼等彼女等が、いきなり「大人」。教員として何をかえなくてはならないのか、考えてしまいます。

ただ、これだけは確実に言えること。最近の学生は(この言葉が出てくるようになっただけ、無風凧も年を取ったということですね)、昔の学生に比べて「理解力が落ちています」。その反面、表現力が随分高いな、と思う学生が増えています。

理解力が落ちていると感じるのは、文章を読ませると一発でわかります。大学一年生に2000字程度の文章を読ませて、その主張をようやくせよ、というような課題。ある学生は、入試の延長のように線を引いて、キーワード抽出する。書いてある要約は一見素晴らしいのですが、質問すると、前提条件や背景すら答えられない。それどころか、「反対の主張を書いてみよ」というと、支離滅裂になる。

共通テストの数学が長文化した、難化した、というNewsを何度も見ましたが(コチラ など参照)、上述の理解力が落ちていることと関係があるように思います。実際、無風凧は数学として「難化した」とは思っていません。国語の読解力も問われるようになった、と考えています。

半面、表現力というかプレゼンテーションの能力は随分と長けた学生がいます。下手な教員よりもうまい、という学生もいる。これは高校教育の成果でしょう。素直に素晴らしいことだと思う反面、学生間(学校間かも?)の格差が大きすぎる。

ただし。良いプレゼンテーションをしても、その中身がスカスカということも多い。メラビアンの法則によると、好感を持ってもらうための要素としては見た目と音声で90%超、内容は7%という結果が出ていますが、まさに「好感を持ってもらう」ことだけに特化した能力のような気もしています。

さてさて。最後に今日の主張。

上の二つの状況の共通する背景として、言葉の定義があいまいなままの学生が多い。いや、学生だけではなく、大人もあいまいなまま会話をしていることが多い。学生は、そもそも論としての定義を確認していないし、大人の場合は、お互いのシニフィエがずれている(これは自省を含めて、ではあります)。言葉の定義の確認は、一昨日描いた「文脈の確認」の前に行うべきことです(コチラ 参照)。

言葉の定義をきちんと確認することさせること。それを新学期は徹底していきたい思っています。

 

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COVID-19: 第7波?

まん防解除から十日。新規感染者数は若干増加に転じつつあるようです(コチラ 参照)。

カレンダーを見ていると、、、まん防解除して5日目から増加に転じているようで、少しだけ因果関係があるように思います。(もっとも、解除を閣議決定してから、だとすると10日をこえているので、どのタイミングで人流が変わったのかが見えにくくなります)。

新規感染者数だけをモニタリングするべきではない、という世論が主流を占めつつありますが、死亡者数でも第5波より第6波が増えています。感染者数が増えると死亡者が増えます。第七波になると、またぞろ被害者が増えます。

さてその7波ですが。6波との分離が難しい。軽症化していて、未発症をふくめて疫学的な意味で感染者数が読みにくくなっている。というのも、以前は感染者発症者だったと考えてほぼ間違いなかったと思いますが、第7波はその前提が崩れていると考えるほうが自然だと考えています。また、これまでとことなり、第6波との分離ができていません。、、、感染者がこまでふえるか、パターンが違っています。

第6波までと同じ手法で考えるなら、東京都4万人、全国20万人あたりで、頭打ちになるでしょう。ただ、みなし陽性があったりで、正確にはなりにくいし、検査数の頭打ちも出てくるでしょう。それより。死者数で見た方が予想がtだしくなるかもしれません。都内で、一日400人。もし、第7波に突入したとするなら、都内1日あたり250人~400人で頭打ちになり、減少に転じるでしょう。。。。もちろん、死因の判定がこれまでと変わらないことが前提です。(エラーバーが大きいのは、6波との分離ができていないことに起因する誤差です)。

最後に。勿論ではありますが、無風凧は、一日の早い終息を願っています。

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言葉狩り(姫路市長の発言で考える)

いささか旧聞ですが。

姫路獨協大学の卒業式での姫路市長の発言が炎上していました。いわゆる「三流大学発言」です(コチラ など参照)。

ただし。この発言に対する世論は少しづつ変わりつつあるようです。当初は、三流大学発言を非難する論調でしたが、前後の文脈が広まるにつれて、称賛する論調に変わったようです。

この例で、私たちは2つの教訓を得ている、いや、3つの教訓だと思います。

まずは。見出しの大切さです。新聞の見出しをはじめとして、人の目に留まる文章は大切です。その「出来」によって、売り上げが変わりますから。しかし、見出しは内容を「誤解されないような」言葉で表現しなくてはなりません。そのためには日本語のリテラシーを上げるしかないかもしれません。

次に。リテラシーを上げるための一つの方法ですが、「文脈を無視しない」。もしくは「一部分だけを切り取らない」。限られた文字数での記事でも、文脈を無視しない文章が必要です。最近は、文脈よりも「炎上しても良いからバズる」ものが重宝されているようです。悪癖としか言いようがありません。

そのうえで。「言葉狩り」をしない。言葉狩りという単語が正しく伝わるか否か、少し心配ですが、最近、発言や記事にの中にある「バズる」言葉を探して「言葉狩り」している記事が多いように思います。本人の意図とは違う意味でつかわれることも多い、、、もちろん、発言する人も注意する必要があります。同じ言葉でも指し示す意味が時代や場所によって変わることがあります。それらをすべて超えて、発言者の意図に沿った善意解釈をすれば、言葉狩りにはならないだろうな、と思うのです。

最後に。

この悪習は、パワーポイントを使っている現代人の病気かもしれません。パワーポイントが悪いのではない。でも、無風凧の考える理想的な使い方から考えると、使い方を間違っている例が多いようです。アマゾンにようにパワポを禁止したら、改善するかもしれない、と思っています(コチラ 参照)。

 

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エイブリルフール

無風凧が、スマホを持ちました。

、、、

上記がエイブリルフールだと思った方は、このブログの真の愛読者です笑。

ですが、本当に、スマホに変えました。AQUOSです。

このブログを書き始めた頃は、、、多分、iPhone4Sを使っていたのではないかなあ、、、と思います。その後、ガラケーに戻して、10年振りにスマホにしました。というのも、AUの3G回線が終了になった為、強制的な(?)機種変更でした。

ところで。

先月は、一日おき(?)程度にAUからショートメッセージが届き、電話もかかって、、、それ以上に、電話を掛けようとするたびに30秒近く「この電話は使えなくなります、、、」というVoice Messageが流れて、うざったいと言ったらなかった。au(KDDI)に、「3月」31日に変えるからそれまで静かにしておいてくdさい」と何度お願いした事か、、、でも、一度も守られなかった。イライラします。

というところで。

エイプリルフールに書いていますが、すべて実話です。

 

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