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起業家とは2.

昨日の続き(コチラ 参照)。

起業家は、一つの事業や会社を立ち上げたとき、どこまでが「起業」でどこからが「社長(経営)」なのでしょうか?

ちょっと分かりにくい問いかもしれません。

例で説明します。喫茶店チェーンを立ち上げようと考えている人がいるとします。会社立ち上げ、、、それは一つの「起業」でしょう。二店舗目、三店舗目、、、チェーンが大きくなっていきます。いつの日にか、店舗を増やすことが日常化し、ルーチンワークになったとしましょう。つまいり、何も工夫しなくて(もしうは、ほんのちょっとの工夫で)店舗が増えていく。

この状態になったとき、経営=マネジメントはしていると思いますが、「起業」はしていない。その意味では、店舗増加が定常状態になるまでが起業、定常になったら社長、とみなすことができるのではないか、と考えます。

ところで。アントレプレナーと並べてよくいわれる「イントレプレナー」。社内起業家の事です。主に大企業で、それまでの事業以外の新しい事業を企業内で立ち上げるおとをする人たちです。

イントレプレナーも、やはり起業家の一端を担うことに、異論はないでしょう。では、このようなイントレプレナーを雇用してる企業もしくはその起業の経営者は、「起業家」でしょうか?気持ちとして、「新しい事業を立ち上げる」ことは忘れていないし、実践もしている。でも、ビジネスの種は自分では生み出せず、お金を出して従業員の活動をサポートする。

その社長は、今は起業家ではないように思いますが、起業家の精神(アントレプレナーシップ)は強く持っている。

このように考えていくと、やはり「起業家とは?」という基本問題に戻ってきます。

皆さんの考える起業家とは、どういう人たちの事ですか?

 

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