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ザポロジエ

この地名、これまで日本人で知っていた人は何人くらいいたでしょうか? でも、今日一日で、これまでの1000倍くらいの人が知ることになりました。

ロシアの原子力発電所の地名。しかもチェルノブイリの10倍の被害が想定される、ヨーロッパ最大の発電所。

ここが、ロシア軍の侵攻で火災になりました。火災が即爆発というわけではありませんが、爆発に近づいた、ことは間違いないことでしょう。そもそも、この火災自身ロシア軍の想定の範囲を超えている、すなわちハプニングでしょう。

ロシアが、「核兵器」をもっていることは、ある意味では抑止力。交渉材料。だから、交渉のテーブルで使うことは戦術です。でも、火災は事故です。想定外の事象。もし爆発すれば、相当の被害者が出ます。もちろん、ロシアは交渉の切り札を失うだけではなく、第三次大戦に突入する可能性もあります。

こうなると、どちらが良いとか悪いとか言っている場合ではなくなります。

偶発事象が戦争を引き起こすのは戦争の常。願わくば、共同して鎮火させ、偶発的な事象(火災→爆発→大戦)にならないこと。

追記:
もし、火災もロシアの計画の範疇だといことであれば、これは由々しき一大事です。交渉のカードを使う=カードを失う=玉砕 という等価変換が成立しますから。

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