起業家とは。
起業家、って何だと思いますか?
経営者でも社長でもなく、起業家。
起業を専門にする人、ということなら、、、、所謂スタートアップ専門の人。会社を作って会社を作って、そして、すぐに抜ける。これって、確かに「起業する人」ではありますが、大きな会社にするわけではなく、起業する人、、、なんかイメージ違いますよね。
では、町の飲食店を作る人。これって起業家って思いますか?確かに、起業になるかもしれませんが、皆さんのイメージしている企業のイメージではないと思います。なぜかというと、「新しい工夫」、ここでいう工夫は、イノベーションということになるかのですが、イノベーションがないからだと思います。
でも。20店舗くらいある飲食店チェーンを作ろうとしているなら?それはちょっとだけ起業家のイメージあるかもしれませんね。上記の町の飲食店との違いは、売上の違いでしょうか? それとも、20店舗あることで、「小さな起業」が繰り返されるからでしょうか? それとも、シュンペーターの言う5つのイノベーションの中にある「新しい地域」が加わっているからでしょうか? いずれにしても、起業家のイメージが少し出てきます。
ちょっと視点を変えて。
起業家の代表格として語られることが多いソニーのファウンダー、井深大は起業家でしょうか? 無風凧は否、と考えます。というのも、井深大は、経営者ではありましたが、東京通信工業を立ち上げる時は「雇われ社員」です(史実)。盛田昭夫が起業する際に、エンジニアとして招聘されたというのが実情。だとすれば、皆さんが起業家だと思っている人の中には、本当は起業を志したことすらない(少なくとも発起したわけではない)人が含まれています。
起業家とはなに?
これが決まらないと、起業家教育、は始まりません。
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