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2022年3月

おとなしい月(好きな音楽2022年3月)

おとなしい。大人しい。音無しい。

この3月も、BGMでYoutubeを流す以外は、ほとんど音楽と接していない月でした。これ、と言って聴きたい曲もない、、、更年期障害でしょうか。

理由を考えてみると。

Youtubeが便利すぎるからかもしれません。

朝、一度セットすると、(時々、Pauseになることはありますが)ほぼ一日中BGMを流してくれます。次々と曲が流れる。自分で探す必要が無い。

昔、CDを買っていたころは、「どんな曲かな?」「こんな曲が聞きたいな」と思いながら、作曲者や題名から想像して、そしてジャケットの説明など読んでわくわくしたものですが、今はそのようなわくわくが無い。気が付いたら、無風凧好みの音楽が一日中流れている。

ある意味では、音楽的な欲求が満たされているが故の「不満」になっているのかもしれません。

ということで。

今年はC.フランクの生誕200年。ヴァイオリンソナタを筆頭に、無風凧の好きな作曲家です。久しぶりに、フランクの曲を研究してみようかな、、、

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エビとアスパラの春風味スパゲティ

エビの塩味パスタ。無風凧の裏ワザはワインの代わりにブランデーで作ること。

作り方は簡単。オリーブオイルを熱して、軽く塩したエビ(ブラックタイガー)を揚げる。

エビを取り出してから、残ったオイルにニンニクとアスパラ、そして、キノコ(エリンギかシメジ)を入れる。

火が通ったあたりでで、ブランデーをちょっと多めに入れる。二人前で15cc程度かな。十分アルコールが飛んだあたりで味を確認。基本は塩だけ。そしてゆでたスパゲティを投入。少し茹で汁を沢山目に入れるようにして、かき混ぜる。

丁度良い程度になったところで、エビを戻して絡める。

白ワインよりも濃厚でコクのあるパスタになります。でも、アスパラとキノコのおかげで春風味。皆さんもお試しください。

 

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成人

民法が改正され、今度の四月から、18歳以上が「成人」ということになります。

大学教員の顔も持つ無風凧としては、新入生が成人、という初めての体験をすることになり、何が変わるのかなあ、、、と少しドキドキな状態です。というのも、限られた範囲での「成人」。例えば飲酒喫煙は健康上の理由(だったと思います)から今回は見送られた事項です。参政権、などというのは彼らにしてみたら何も「変化」ではない。(なぜなら20歳で参政権をもった、という経験がない以上、18歳でも20歳でも初めての投票という意味では変わらない。)。結婚の規定も若干変わりますが、この影響を大学教員が感じることはないでしょうね(親は感じるかもしれませんけど)。

今の二十歳は、無風凧の頃に比べて精神的に幼いなあ、、、と思うことが多い反面、お金に対してはがめつくなっています。これは時代の流れでしょうか。経済的自立を2年早くすることは、精神年齢もあげることになる。。。。とよいと考えています。

上述もふくめ、少しだけ期待できることもあります。それは、「全員成人」として扱ってよいこと。これまでは、やはり20歳という年齢は意識せざるを得ない場合がありました。端的には保護者の存在です。勿論、今後も保証人(要はスポンサー)として保護者は存在するのですが、これからは意思決定は学生本人が出来ることになります。この部分で「より自覚した一人の人間」になってくれるのではないか、と期待をしています。

 

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元気になったねえ、、、

20220328 神田明神の神馬御幸号、通称「あかり」ちゃん。先日、明神様のお参りに行った際、リハウスしていました。随分広い一軒家に移っており、ご機嫌なごご様子。おが屑も豊富にあって、幸せそうです。

無風凧の呼びかけに、最初は気が付いていませんでしたが、何度か声をかけていると、目だけコチラに向けてくれました(笑)。

あかりちゃんは、年を取ると白馬にかわっていく、と案内には書いてあるのですが、今回のリハウスで若返ったような様です。毛の色も、心なしか黒々に見えて、、、無風凧としては、あかりちゃんが元気になってくれたので大満足です。

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COVID-19: もうパンデミックは起きない?

日本における第六波は終息傾向にあります。しかし、終息速度はこれまでの1~5波よりも遅い。一説には、ステルスオミクロン=第七波の兆候とのことです。いずれにしても重症化率がすくないこともあり、通り相場では、次のように言われています。

「もうパンデミックは終了だ」「COVID-19は普通の風邪になった」

しかし、本当にそうでしょうか?恐怖をあおるつもりはありませんが、冷静に考えて、次の仮説は誰でも思いつくものです。

疫学的全数検査をしていないので、実際の感染者割合が不明である。そのため、無症状に近い感染が広まっても顕在化しない(感染者数としてカウントされない)。また、自覚症状が無い場合に、社会的影響を考えてある程度まで「黙秘」している人が増えた。

上記の仮説が正しいとすると、第七波は、無自覚無症状の感染者が増えます。まあ、無自覚無症状であれば、「パンデミックではない」ということお出来るのでしょうが、、、、次の事実は見逃せません。

1) 発症した場合の死亡までの日数は短い。また、死亡率は、季節性インフルエンザより10倍程度大きい。

2) 重症化しない発症を含む後遺症は、季節性インフルエンザよりも重症である。これは、ワクチンでは対応できない。

この1)2)は何を表しているか。感染者数としての第七波は見えませんが、被害としての第七波が襲ってくることを指しています。ピーク値は一日300人程度しょう、、、でも、それがしばらく続く。後遺症問題は、今後顕在化して評価指標が示されていくことになるでしょう。

勿論ではありますが。無風凧の分析が杞憂に終わることを心から祈っています。

 

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理研の雇止め

理研が、来年に3月に「大量の雇止め」を予定しているようで、記事になっています(コチラ 参照)。

上記記事などにおいても、日本の国力の問題(技術力の低下)や、基礎研究は一朝一夕にものになるものではないので、安定した長期環境が必要であると、述べています。また、それよりなにより、研究者の「Rice Work」の問題もあります、、、研究者雇用はすなわち「生活を守る」という意味ですからね。無風凧も雇用止には反対の立場です。

しかしここで。

どうしても理解できないことがあります。

例をあげて説明します。劇団員の場合。

劇団員は、演劇の俳優として活躍することを望んでいます。そのために、日々努力しています。しかし、劇団員として、俳優業だけで飯を食える人はいない。それどころか、無風凧の実感的には、そのほとんどはバイト暮らしです。彼らば、自分のLife WorkとRiceWorkが完全に分離しています。

小説家、漫画家、音楽家、スポーツ選手、、、、このような例にいとまはありません。では、なぜ研究者だけが例外視されるのか。無風凧には理解できません。

つぎに、起業家の例も挙げておきましょう。

アントレプレナーのほとんどは、お金儲けよりは「社会貢献」を目的に活動しています。つまり、実現したい「良い未来」を目指しています。研究者と同じです。ですが、そのほとんどは、資金難で実現できません。スタートラインにすら立てないこともあります。そのようなアントレプレナーの中には、生活費すらない、という場合を、無風凧は知っています。ピッチに立って、VCに頭をさげて、、、ということが中心で、自分の事業をより深く考察する時間なんて、ほとんど取れないのが起業家の実情です。そして、夢破れる人の方が多い。この状態と研究者を比べた場合、なぜ研究者が優遇されるのでしょうか?

繰り返しますが、研究者が不要という訳ではありません。無風凧も、研究者の端くれですから、基礎研究の重要性は痛いほどわかっています。だからこそ、ほかの業界との差異には敏感です。なぜ、研究者だけが優遇される必要があるのか。 Rice Workはきちんと稼いだうえで、Life Workとしての研究を行う、という仕組みが必要なのではないか。

かくいう無風凧は、Rice Work(給料をもらう)、Life Work(研究と社会貢献的事業)、Real Life(過程)はすべて切り離して、バランスをとっています。そのようなライフ最タイルを目指してきて、今はそのようにできています(できているつもりです)。

改めて。皆様は理研の雇用止を、どう思われますか?

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肩こり

20141027 はなちゃん先生:
もうすぐ新年度。肩こりからリフレッシュ! して頑張りましょう!!

写真出典 特命希望様ご投稿(2014年10月27日)
このブログに初めて登場してくれたはなちゃん先生です。やっぱり超超超超超々々々々々々々びじ~ん ですね。

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何が起きたのか(中国の飛行機墜落事故)

21日、中国の東方航空の飛行機が墜落事故を起こしました。犠牲者のご冥福をお祈りします。合掌。

Youtubeで、どのような墜落をしたのか、を示してくれているものがありました(コチラ 参照)。毎日新聞の公式アカウントのようなので、事実を伝えているもの、として話を続けます。

上述のYoutube,冒頭の5秒ほどですが、飛行機が真っ逆さまに落ちている様子がうかがえます。画質が悪いのか確度が悪いのかは分かりませんから、確定的なことは書けません。でも、Youtubeを拝見する限りにおいて、きりもみ状になっているようすは見えません。また、主翼が正常についているか否かも詳らかではないようです。本当に真っ逆さまに頭から突っ込んでいるようです。

ここで、またぞろ無風凧の悪い癖で、なぜこのような状態になりうるのか、を考えてしまいます。

昔のプロペラ飛行機なら、推力(つまりプロペラエンジン)が機能しなくなったとしても、水平を保つことが出来るようになっています。昨今のジェット機も、旅客機の場合は設計指針としては、物理的に水平を保つことが出来るようになっています(737型も同様)。それが全く機能していない、ということになれば、突っ込む状態を保持するような何らかの力が働いた、ということになります。たとえば、操縦士が意識的に突っ込んだ、という具合に。(正副二人の操縦士が同時に意識をなくしていたとしても、上述の水平を保つ作用で、あのような落下はしない)。これはそもそも論ですが、操縦士が二人いるので、合意して突っ込むか、片方が相手を気絶させるか、、、というような映画のストーリーを訪仏させる場合でないと、なかなか起き得ない状態です。催眠術をつかう、など、映画上の話ならいくつもストーリーは思いつきます。

次に主翼が両方とも取れてしまった場合。これは可能性としてはあるかもしれません。でもそうだとしたら、主翼の発見がされて、すぐに調査されているでしょうから、この可能性は否定されます。Youtubeの画像の原因のひとつとして考えられますが、現実的にはありえない、ということになります。

もう一つ考えられるのは、電子系統のトラブルで、制御が不能になった場合。車でいうならハンドルが効かなくなった状態です。真っ逆さまに落ちるようにシステムが体制をキープしていることになりますが、これは、明らかに制御プログラムのミスです。プログラムのバグであれば、発見できなくて現実化することは容易に想像できます、、、が、検証は一番難しいでしょう。なにせ、再現が出来ませんから。

いずれにしても、揚力をうけて飛んでいる飛行機ですから、頭から突っ込むのは相当考えにくいことになります。

といったところで、これら3つは、Youtubeのサイトでも説明が出ていることですし、ちょっとした物理学や飛行機の設計をかじった人なら、苦もなく出てくる結果です。

これら以外の可能性として。少し現実離れをしている原因ですが、次のような場合を考えるのはどうでしょうか?

ひとつは、落下地点に誘導される場合。まさに、旅客機がそのままミサイルになったようなものです。山林の中なので、ターゲットの電波発信の痕跡などを調べることが難しいかと思いますが、仕組みとしては非常に簡単です。

ターゲットは、もしかしたら「プログラムされている」場合も考えられます。上述の3番目はプログラムミス、ということにしていましたが、これが意図的になされていたとしたら、、、、ということです。

事実は小説より奇なり、とは使い古された言葉ですが、あの映像が事実だとすれば、適合する事実(原因)は、意外なものだと思います。

 

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守る。

20210923 よしくん(前):今年の春は、玄関を守る僕たちも忙しいね。オミクロン、花粉、そして、ウクライナ。

かなちゃん(後):核がとんできたら、無風凧さんに私たちを守ってもらいましょうね。

写真出典: 自前のM5
一昨日、「まんぼう」が全面解除されました。第6波のピークを越え、終息段階だということでしょうが、、、早速のGotoなどは、次期尚早。100日ルール、を超えたあたりから、色々な施策を徐々に試してほしいと思います。

それ以上に心配なのは、ウクライナ。かなちゃんは冗談のように言っていますが、核攻撃の可能性があります。窮鼠猫を噛む、ということです。でも、その対策として「逃げ道を用意しておかなくてはならない」という考え方は日本人特有の物でしょうか?国際世論的には、アルカイダ対応と同じような風潮になって、対象をどこまでと考えるかは難しいのですが、「殲滅」を目指すことになるように思います。

ここで、皆さんにちょっと訊いてみたいことがあります。できれば、半年ほど前にさかのぼっての記憶でお答えください。

キエフはロシアの都市だ、と思っていた方、どれくらいいらっしゃいますか?ウクライナの首都であることはもちろんまぎれもない事実ですが、ソ連の主要都市、そしてロシアの都市のひとつだと思っていた方、少なくないのではないでしょうか?

キエフよりは少し知名度は低いですが、タシケント(ウズベキスタン)もどうでしょう?やはり、ロシアの都市だと思っていた方、多くいらっしゃると思います。(もっとも、ウズベキスタンは親ロシアなので、ロシアのとしという認識をPutin氏も持っているかもしれません)。

このように考えると、西欧諸国やNATOは、キエフ(ウクライナ)をロシアから「引き離そうとしている」という見方もできなくはありません。勿論、ロシアがそれに反対して武力行使してよいことの理由にはなりませんが。

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MJBグリーン缶

カルディでMJBのグリーン缶を買いました。グリーン缶を買うのは、何年ぶりの事でしょうか?大学の頃、一番安い粉コーヒーとして、研究室で愛飲していました。

安いコーヒー、ということで有名なコーヒーだと思います。学生の頃は、「安いけど味は今一」というのが通り相場でしたが、実際は淹れ方ひとつで美味しいコーヒーでもあります。研究室で飲むように「コーヒーメーカーで大量」に淹れるのではなく、温度管理をきっちりしながら1杯淹れすると、かなり美味しいコーヒーになります。デリケートなコーヒー、ということが出来るでしょう。

ところで。いま、ネット見ていると「アーミーグリーン」という名前がついています。この名前は、無風凧には初耳。昔はグリーン缶と呼んでいたと思うのですが、、、いつからアーミーグリーンと呼ばれるようになったのでしょう?それとも、無風凧が知らなかっただけ?

先ほど、早速淹れました。とても懐かしい味がしました。

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高校野球:誤審の訂正

甲子園で行われているセンバツ高校野球。広陵vs敦賀気比高校の対戦で、審判が誤審を認めたとしてニュースになっています(コチラ参照)。

二塁塁審の誤審があり、それを主審他の審判団を削管で修正、ゲームを再開させたというものです。

誤審を認めた、こと自体は、高校野球の長い歴史の中で初めての事ではないでしょうか?誤りを正すという意味で画期的です。しかし。それでもなお、本質的な課題は解決されていない、と言える指摘があります。

ご存知ない方もいらっしゃると思うので、Youtubeの動画を参考にリンクします(コチラ)。

バントした後の動きで鵜s。

1) 25秒あたり。一度、ファールの判定をしたために、2塁塁審はOff-Playの状態になっている。

2) ボールが来たことにより、2塁塁審はPlay状態だと判断を行う。(この時点でプレーを止めなくてはならない?)

3) アウトの宣言をする。

4) 1)でファール判定したことを、主審に報告せずに、そのままゲームを続行しようとしているように見える。
    (加えると、3塁塁審は、一番客観的に観察しており、2塁塁審がファール判定をしたことを見ていたと思われるが、やはり報告をしようとはしていない)

5) 主審が、伝令からの申し出で疑念を抱いて審判団を集めた

という流れになっています。主審の5)の行為は、皆さんのおっしゃる通り、異変に気が付き、状況を判断、ゲームを正常化させたように思います。

また、1塁塁審は、ボールとバッターランナーの動きに集中していたでしょうから、2塁塁審のジェスチャは見えなかったと推察されます。

しかし、上述4)にあるように、「誤審」に気が付いている人が二人いたであろうにも関わらず、自己申告はなされていない。つまり、主審がクレームを受け付けたから訂正が行われたのであって、「自浄作用は無かった」と結論できます。

誤審を認めたことで、高校野球の厳正化が一歩進んだことには、無風凧も拍手を送ります。しかし、更には2塁塁審や3塁塁審からの自己申告があり、自浄作用がある審判団に育ってほしい、そのように願う次第です。

蛇足: この回にゲームが動かなかったので英断として語り継がれていますが、これがもとでビッグイニングになっていたら、こんな美談では収まらなかったようにも思います。

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文学賞とミスキャンの線引き(ランキングについて考える)

ここ数年、LGBTq活動の活発化に伴い、ミスキャン(ミス・キャンパスコンテスト)の存在について、色々な(主には批判的な)意見が多くなっています。中止や廃止の議論だけでなく、水着審査を止める、ミスターコンテストを併設するようにする、など色々あるようです。

立命館大学の学生が、ミスキャンの存在に疑問を頂いて調査した記事があります(コチラ 参照)。要点をまとめると、、、なぜ行うかの理由が分からない、特に黎明期については語られない、、、、ということです。ということで、ここから先は、無風凧の「ランキング理論」で考察をしていきましょう。

ランキングとは何か?

一言でいえば、無から有を生む打出の小槌です。無価値の物(ヒト、サービス、なんでも良い)が、ある日突然価値を持ちます。一般的には、経済価値があるという意味の価値ですが、時々逆もあります。

簡単に言えば。芥川賞を取る前の小説家の原稿用紙当たりの執筆料は1000円。賞を取ったら5000円になる。という図式。本屋においては、賞を取る前は10冊も売れれば御の字だった小説が、賞をとったら1000冊売れる。そのような意味の打出の小槌です(価格や冊数は根拠ありません。分かり易くするための工夫です)。

加えると。「直木賞・芥川賞は、菊池寛が、雑誌の売れないニッパチ対策として、つくったものだ」という言説が、本人の減であったjか別にしてそのような考えを持っている(認めている)ことが証左です。

これが、ランキング、もしくはコンテストの本質です。主催者は、ランキングが持つ「波及力(Propagationの力)」を使って、金銭的な価値を生み出すために、ランキング(コンテスト)を行います。この仕組みは、音楽のショパンコンクールも美術の日展も変わりません。(注: 価値の中に、金銭的価値以外の個別の理由を持っている場合もあります。しかし、礼としては稀なので、以下でが金銭的価値と置き換えておきますが、適宜、色々な価値に読み替えてください。)

そして。参加者も、この仕組みを使って「自分を世の中に出す=価値があるものにする」ためにコンテストに応募・参加します。

その視点でもう一度ミスキャンを見直してみると。

少なくとも主催者と参加者には「価値」があり、その利害が一致しています。ミスキャンで一番になることで、就職に有利になる、とか彼氏に認めてもらえるとか、色々あるでしょう。アルバイトに応募する際「採用率が上がる」というのも立派な価値です。

主催者は、その意味では「価値を生み出すこと」に価値を見出しているというのが大前提?かもしれませんが、そのうちに、ミスキャンの開催スポンサーが集まってくるようになると、金銭的にも同気付けがなされるようになっていきます。

では。ミスキャンを開催しようと主催者が思い立ったが、参加者がいない場合はどうするでしょうか?そう。参加してくれる人をまずは「金銭的なインセンティブ」で釣るのが一番早い。では、ミスキャンの優勝者になりたい人がいてコンテストが無い場合は?菊池寛のようにコンテストを作ってしまえばよいのです。いずれにしても、いきなり大きなコンテストではないかもしれませんが、実行は可能です。

本日の最後。文学賞とミスキャンの線引きはどこか?言い換えれば、文学賞バッシングは起きないのに、ミスキャンバッシングが起きるのはなぜか? それは、純粋にLGBTqの流れです。価値を作り出すことが、男女差別もしくは「男性像・女性像の画一化」を助長するものだと感がている人が多くなってきたので、バッシングが起きています。それに加えて、人口に膾炙することが多いからでしょうか。ノーベル文学賞よりもミスキャンの方が興味を持つ人が多い、ということかもしれません。ただ、、、かつて焚書事件があったように文学もいつも安泰という訳ではありません。文学賞もいつ、「その存在が」否定されるかわからない。例えば、「表現の自由は憲法によって守られている事項であり、その自由を、コンテストの形で優劣をつけるのは憲法違反だ」という主張が主流になれば、文学賞自体がなくなる可能性があります。屁理屈に見えるかもしれませんが、世の中の常識、なんてものは、その程度の物です。

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Ami は友達。

先日。魚屋で「茹でアミ(アキアミ)」の奇麗なものを発見。即買いしました。150gもの大量、、、3度に分けて完食。

1) アミのポモドーロ・スパゲティ

2) キュウリと若芽の酢物アミ入り

3) 炊き込みご飯

アミの使い方としては定番三種類、でしょうか、、、もちろん、筆頭格としての「掻き揚げ」を除くではありますが。超満足のアミ三連発でした。

さて。Ami と言えば、フランス語で「友達」という意味。高校時代、同じ下宿に住んでいた大学生が、LIO の Amicalement Votre をよく聞いていたのを思い出します。 ♪ Ami Ami Ami 、、、、というフレーズが耳に残りますが「友達」という意味をその時に教えていただきました。

Ami と言えばもう一つ。「Amiさん」という大恩師がいました。大恩師を友達呼ばわりしてよいのか否かはわかりませんが、同級生の中では、親愛の情をこめて「Ami さん」と呼んでいました爆。

さてお待ちかね、アミのポモドーロ。通常のレシピで簡単に濃厚なパスタが作れます。2人前。

1) パスタ200gを、レンジで茹でます。レンジ用パスタ茹での目盛りで、3人前の線に併せてお湯を投入。塩を小さじ1程度(ちょとしょっぱい程度)。800wでまず6分。

2) その間に、オリーブオイル30cc程度を中華鍋に入れて火をつける。熱したら、アミ50gを少しづついれて、唐揚げにする。唐揚げが出来たら一旦、油紙の上にとっておく。

3) 2)の挙げている最中に、ニンニク2かけをみじん切り。唐揚げがすんだら、残りオイルにニンニクを入れて香り付け。ここでぺペロン(唐辛子)も隠し味程度に入れる。

4) このあたりで6分になるので、いったんレンジの中のパスタをかき混ぜる。また、お湯を100cc程度、カップにとって、更にレンジ5分。

5) 3)アスパラ2本を削いて投入。すぐに火が通るので、通ったら、4)のゆで汁を入れて乳化。

6) トマト缶(カット)を200g。そして、塩コショウとで味を調える。

7) パスタがゆであがる(まだ少し硬い)での、鍋に投入。焦げ付けないように気を付けながら、2分ほど煮込むと丁度良くなる

8) お皿に注いでから、オリープオイル、イタリアンバジルミックス、そして、2)のアミの唐揚げを載せる。出来上がり。

所要時間は15分です。

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2社か3社かは問題ではない(東芝問題)

来週24日、臨時株主総会が行われる東芝。形式的には(分かり易く言えば)、会社分割案が2社か3社か、ですが、本質的な問題はそこではないように思います。

無風凧が学生の頃は、東芝は超優良企業でした。以前記事でも書いたように(コチラ 参照)、応援したい企業のひとつです、、、が。2015年の決算遅延以降、そしてウエスティングハウスの暖簾問題で特に顕著になったように思いますが、迷走が続いています。

このごたごたの本質は、今表象化している2社分割か3社分割か、ではないように思います。株主と経営陣の問題でもない。これは、みずほ銀行のシステムトラブルが、技術問題ではなく、人事問題だ、といわれているのと同様です。

問題点は、(ほかの企業も同様ですが)大きく2つ。
1)実力以上に大きな組織になったこと。もしくは、組織維持の能力がなくなったこと。そして、それを維持しようとしていること。
2)株式会社という資本と執行の関係に矛盾があること。

後者2)については無風凧が申すまでもないと思いますので、今日は1)に特化します。

西室さんの時代に、飛躍的に業績を伸ばして「世界の東芝」の確固たる地位を築いたと無風凧は理解していていますが、その際に、組織体制が出来ていなかった。粉飾が行われるような成果主義とか、いう問題ではなく、Team Buildingの問題という意味での組織体制です。(もっとも、成果と体制を分離することは非常に困難ではあります)。

東芝の会長ともなると、経団連をはじめとする社外の仕事も増えてしまい、社外との「調整」が、社内の合意とは異なってくる。その調整が出来なくなった。会社の利益代表であるはずの会長が、「より広い意味での利益のために」社員の合意を取りにくい形での意思決定を行う。これだけでも、組織としては弱体化します。その上で、西室さんの場合、漏れ聞こえた範囲で恐縮ですが院政を弾いている時代が長かった。影響力たるや絶大なものがあったと言われています。組織が大きくなり、ある意味で官僚主義的になってしまったところに、ロイヤルティを下げるような意思決定が続いた、といえば、組織論っぽい言葉になるでしょうか。その影響で、2000年代の東芝は、組織としての根本が弱まってしまった分析しています。

大きくなりすぎたのだったら分割して小さくすればよい、と考えると、分割案は肯定されるように思いますが、それは正しくない。

組織の分割は、大きな会社であればあるほど「クローン」を生み出します。旧態然とした東芝のまま、表向き2つ、もしくは3つの会社に分割されるだけです。なぜかって?行動原理や意思決定の手法が変わらないからです。表面上の原理手法の変革ではなく、組織文化としての手法の変革は、組織の分割では実行できません。それなりの準備、覚悟、人材、そして計画が必要です。

今提示されている2社案や3社案を精査したわけではありませんが、「意思決定の手法が変わらない=それを決めようとしている株主総会のメンバーに変更がない」ので、結果は明々白々です。

でも。いうまでもありませんが、ここで2)が課題として挙がってきます。現行の「株式会社」では、意思決定の手法(=株主総会における多数決)を変える手段がない、のです!これは、致命的です。この部分を解決しなければ、東芝の問題は好転しないと無風凧は結論付けています。

と言ったところで、いささか長くなってきたので、今日は、ここで終わりにします。

 

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定員未満の不合格

昨夜の地震は随分驚きました、、、が。無風凧邸は、横の道で深夜水道工事を行っている関係で、「常時家が揺れている状態」でした。なので、停電になるまで地震に気が付きませんでした笑。被災された方にお見舞い申し上げます。

さて。Yahooを見ていて目にとまったのが

「【高校入試】定員未満でも13人不合格 木更津高・理数科 県議が疑問視、他校でも 千葉県内公立校」コチラ 参照)。

この記事は、定員未満であれば、全員合格させてしかるべき、という主張のようです。

でも。全員合格させてしかるべき、という主張は正しいのでしょうか?高校と大学とは若干違う部分もありますが、大学教員と大学事務局をともに経験している無風凧とにとっては、全員合格させてしかるべき、という主張は正しくないように思います。

定員は、その数を必ず入れるという公約ではありません。最大数を示しているものです。

音楽のコンクールでは「一位なしの二位」ということが時々ありますが、それと同じ構造です。グランプリに値しない、となった場合には、グランプリを出さないという選択肢もあるのです。

さらに言えば。入学する学生の多様性(注)を認めるということは、それに見合うだけ教員の多様性も求められます。自分の高校で対応できないという判断をした場合、入学をお断りする、という選択肢は尊重すべき事項です。

昨今、教員のブラック化が叫ばれていますが、多様性対応は、既存教員に対してのブラック化まっしぐらです。多様性対応すると、標準学生への「サービス低下」になります。結果として、学校のValueは下がります。

などなど、まだまだありますが、総論として「不合格判断」に大賛成の無風凧です。

注: 「多様性」を「落ちこぼれ」と読み替えても良いですが、「吹きこぼし学生(レベルを圧倒的に超えてしまっている学生)」と読み替えても良いです。吹きこぼし学生対応も、とっても大変です。

注: 無風凧の経験でいえば、標準学生に対する個別対応時間(個別相談やレポートのコメントバック)を1時間とすると、落ちおぼれ学生は5時間、吹きこぼし学生は10時間くらいかかります。

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早稲田大学さん、真摯な対応を無風凧も望みます

早稲田大学教育学部入試の国語の問題で、オモシロイ事件が発生しています(コチラ 参照)。

記事によると、長文読解の解答(選択方式)が、1) 回答を作った予備校によって異なる だけではなく、長文の作者の意図から正解がない場合もあるのだとか。

この事件に対し、作者からの問い合わせに早稲田大学が回答しない、としているのがオモシロイ。

入試は、正解があって、その正解に基づく配点を競うゲーム。とすれば、正解の説明は、公平性の観点からの主催者(この場合は早稲田大学)が行わなくてはならない、と無風凧は考えます。しかし、それを行わないとした時点で、とても興味深い事件です。

さて。

この事件のさらに面白いところがあります。それは、大手予備校の解答例が異なっている。これは、選択肢の作り方の甘さもあったかもしれませんが、「著者の主張が複数に読み取られている」ということです。良い文章・分かり易い文章なら、だれが答えを作っても正解は一つでしょうし、また、著者は自分の主張を記述してるわけですから、できるだけ誤解が無いような文章を書くものだと、私たちは思ってしまいます。

しかし、上述の早稲田大学の入試問題の場合、正解を万人が一つとは思わなかった、、、言い換えれば、「分かりにくい文章だった」。この時点で、作者はある程度の自戒が必要かと思います。問題を自分が解いてみて、正解がない、と騒ぐよりは、自分の筆力の向上を目指す方が建設的な人生を歩むことが出来ると思うのですが如何でしょうか?

さらに。そのような文章を選ぶこと、、、入試には適していなかったのかもしれません。

# その上で。 明文化した採点基準では測れない「学力・能力」があるのも事実。AIが人間を超えることが出来ない部分です。

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歴史はどこまで遡る必要があるのか?

ロシアのウクライナ侵攻。

以下の情報”だけ”をもとにすると、「ロシアが悪」という意見を持つ人が多いでしょう。

「ロシアが一方的にウクライナに軍事進攻をした」

では。次の条件が付くとどうでしょうか?

「ウクライナはNATOへの加盟をしないと約束していたにも関わらず、加盟を表明した」

それでも「軍事侵攻はけしからん」という意見が多いでしょうが、少なくとも「原因の幾許かはウクライナにもあるのかな?」と思った方も多いのではないでしょうか?

では、こうなるとどうでしょうか?

「NATOは、ヨーロッパを東進しないという約束をしていたのに、どんどん東進している。止めるように再三申し入れているが埒が明かない。だから武力行使に出るしかない」

NATO(=アメリカ?)に対して、「少し対応があったかもしれないよ」という方も出てくるかもしれません。

さらに。旧ソ連時代、ウクライナはロシアの大切な同盟国でした。ある意味では「裏切られるはずがない」とロシアが思っているとしても不思議ではありません。と言っても、ソ連が解体されてもう30年もたちます。一世代過ぎています。国民の考えている方向が変わっていることは当然ともいえますが、「盟友だ」と思えばこそ、今でも仲間だと思っているであろうことは、想像に難くありません。

さらにさかのぼり、、どこまで遡ればよいか、とてもも難しい問題ですが、先日「キエフの大門」に関する記事でも書いていたように、1840年頃、キエフはロシアの支配下です。今でも「ロシアの一部である」ことを当然だと思っている人が「今も」いて不思議ではありません。なんせ、日本の京都では「先の戦」というと、応仁の乱を指す人がいるくらいですからね。

このように考えると、歴史をさかのぼる深さによって、言い換えればどこまで遡って考えればよいかによって、善悪が変わります。祖のコンセンサスを最初にとることで、衝突の幾許かは回避することが出来るのではないかと無風凧は考えます。

 

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COVID-19: マスク飲食

無風凧は、随分長い間、外食・会食をしていませんが、、、今日は、横浜にある某有名店「マスク飲食」のマークのついているお店でランチをしました。

神奈川県のHPを見ると、マスク飲食の方法を示しています。その方法でお店が営業されていると思っていたのですが。

実際は、待っている間も食事中もおしゃべりぺらぺらな人ばかり。しかもマスクなし。

お店の方に「このお店はマスク飲食のお店ではないのですか?」と尋ねたところ、「食事中はお願いできません」。

食事前も注意はしてませんでしたけどね。

最近。新規感染者数が減り始めて気が緩んでいる、ということでしょうか?否、最初から守られていなかったのではないか、と無風凧は感じます。なぜなら、それが飲食店の行動原理だから。

こんな調子では、、、4月にGOTOが始まり、5月に人ゴミ。そして、6月に増加がはじまり七月に第七波が待っているような気がします。ワクチンの効果や抗体、そして人々の行動パターンをすべて勘案したうえでの無風凧の予測です(注)。

注: ステルスオミクロンに次ぐ新しい変異株がここ1か月の間に感染拡大が始まった場合です。もしかしたら、もう顕著な変異は無いかもしれません。

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起業家とは3.

起業家、を考えるシリーズの3回目です。(1回目2回目)。

今回は、少し視点を変えて「起業を極めた人」=「起業のプロ」という仮説を立てて、考えてみます。というのも。いろいろな職業がありますが、その職業の熟達した人・極めた人は、プロとか達人とか呼ばれます。たとえば音楽。音楽に長けた人は音楽家とよばれ、さらにマエストロと呼ばれるようになります。数学に長けた人は数学家。料理のプロ、と呼ばれると、コックさんの中でも熟達した人を連想します。

そのように考えたときに、起業のプロ、とはどのような人でしょうか?起業家と起業のプロの違い、どこにあるのでしょうか?起業を極めた人、、、次々に会社を立ち上げる人?もちろん、そういう方もいらっしゃるでしょうが、皆さんが「気の多い人だな」と感じるのではないでしょうか?起業を「極める」という感じとは程遠い。

無風凧は。

起業のプロと呼ばれる人は、起業を極めた人ではない、というのが今今の結論です。起業させることの達人を、起業のプロというのだと考えます。

例えば音楽家の場合。音楽を芸術的な高みにもっていく人も音楽のプロですが、音楽家を育てる人もプロだと言えます。ゴルフは、レッスンプロという言い方があって、そのレッスンプロもゴルフのプロです。同様に、起業のプロは、起業させることのプロなら、存在しえます。

このように考えていくと、起業家と起業のプロは似て非なるもの、という結論が導かれます。読者の皆さんは如何にお考えになりますか?

 

 

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小麦粉

この春。

ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、パンや麺をはじめとして小麦粉を使う商品の値上げが続いています。それだけではなく、4月以降の小麦粉自体の値上げが予定されている中、町のスーパーでも動きがあります。

昨日。

小麦粉が切れたので買いに行ったのですが、Sold Out. 実は先日もSold Out。値上がり前の買い貯めでしょうか。。。。

 

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災害対策のケーススタディ

今日で東北震災から11年。被災された方のご冥福を祈るとともに、まだ復旧できていない方々へのお見舞いを申し上げます。

喉元過ぎれば熱さを忘れる、とはよく言いますが、最近の日本はそれを地でいくようなことが繰り返されています。

COVID-19の第六波の騒動も、これまでの感染から何を学修してきたのか?と憤りを感じるほどです。

これを他山の石とすべく、無風凧は、自分の周りの「安全体制」の見直しをしてみました。いくつかの点で、改善点を発見して修正しています。

ここでいう「体制」は、リュックの中身の確認だけではありません。幾つかの災害を想定して、そのケースでの最良の対応を机上実験する。もちろん完璧なものにはなりませんが、でも、備えあれば憂いなし、です。

皆様も、この機会に災害対策のケーススタディをしてみませんか?

 

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起業家とは2.

昨日の続き(コチラ 参照)。

起業家は、一つの事業や会社を立ち上げたとき、どこまでが「起業」でどこからが「社長(経営)」なのでしょうか?

ちょっと分かりにくい問いかもしれません。

例で説明します。喫茶店チェーンを立ち上げようと考えている人がいるとします。会社立ち上げ、、、それは一つの「起業」でしょう。二店舗目、三店舗目、、、チェーンが大きくなっていきます。いつの日にか、店舗を増やすことが日常化し、ルーチンワークになったとしましょう。つまいり、何も工夫しなくて(もしうは、ほんのちょっとの工夫で)店舗が増えていく。

この状態になったとき、経営=マネジメントはしていると思いますが、「起業」はしていない。その意味では、店舗増加が定常状態になるまでが起業、定常になったら社長、とみなすことができるのではないか、と考えます。

ところで。アントレプレナーと並べてよくいわれる「イントレプレナー」。社内起業家の事です。主に大企業で、それまでの事業以外の新しい事業を企業内で立ち上げるおとをする人たちです。

イントレプレナーも、やはり起業家の一端を担うことに、異論はないでしょう。では、このようなイントレプレナーを雇用してる企業もしくはその起業の経営者は、「起業家」でしょうか?気持ちとして、「新しい事業を立ち上げる」ことは忘れていないし、実践もしている。でも、ビジネスの種は自分では生み出せず、お金を出して従業員の活動をサポートする。

その社長は、今は起業家ではないように思いますが、起業家の精神(アントレプレナーシップ)は強く持っている。

このように考えていくと、やはり「起業家とは?」という基本問題に戻ってきます。

皆さんの考える起業家とは、どういう人たちの事ですか?

 

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起業家とは。

起業家、って何だと思いますか?

経営者でも社長でもなく、起業家。

起業を専門にする人、ということなら、、、、所謂スタートアップ専門の人。会社を作って会社を作って、そして、すぐに抜ける。これって、確かに「起業する人」ではありますが、大きな会社にするわけではなく、起業する人、、、なんかイメージ違いますよね。

では、町の飲食店を作る人。これって起業家って思いますか?確かに、起業になるかもしれませんが、皆さんのイメージしている企業のイメージではないと思います。なぜかというと、「新しい工夫」、ここでいう工夫は、イノベーションということになるかのですが、イノベーションがないからだと思います。

でも。20店舗くらいある飲食店チェーンを作ろうとしているなら?それはちょっとだけ起業家のイメージあるかもしれませんね。上記の町の飲食店との違いは、売上の違いでしょうか? それとも、20店舗あることで、「小さな起業」が繰り返されるからでしょうか? それとも、シュンペーターの言う5つのイノベーションの中にある「新しい地域」が加わっているからでしょうか? いずれにしても、起業家のイメージが少し出てきます。

ちょっと視点を変えて。

起業家の代表格として語られることが多いソニーのファウンダー、井深大は起業家でしょうか? 無風凧は否、と考えます。というのも、井深大は、経営者ではありましたが、東京通信工業を立ち上げる時は「雇われ社員」です(史実)。盛田昭夫が起業する際に、エンジニアとして招聘されたというのが実情。だとすれば、皆さんが起業家だと思っている人の中には、本当は起業を志したことすらない(少なくとも発起したわけではない)人が含まれています。

起業家とはなに?

これが決まらないと、起業家教育、は始まりません。

 

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スーパー手抜きチキンライス風

今日のお弁当は、スーパー手抜きチキンライス風。

1) 用意するもの:

 鶏むねミンチ200g、玉ねぎ中半分、卵1,エノキ適量、ピーマン1個、ニンニク1片、ニンジン少し、油少々、塩、胡椒、ケチャップ、砂糖、ソース

2) 作り方

普通にチキンライス作りますが、、、ご飯がない! そう。ごはんの代りに鶏むねミンチで作るだけ。作り方のコツも工夫も不要です。

お米でつくるより、歯ごたえは格段に良くなります。味も濃い。(上記に、トマト、キュウリ、メカブのパックで、無風凧のランチ1回分です。)

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入試制度の在り方

脳科学者の茂木健一郎氏と教育コメンテータの尾木ママの記事が面白い(コチラ 参照)。

4回シリーズでいろいろな放談していますが、今回はリードにもなっている

”茂木健一郎氏の受験改革案「僕はすべてAO入試にすべきだと思っている」”

に物申す、です。最近、大学での成績と入試のスタイルの相関がつまびらかになってきました。AO入試が入学後の成績が一番良い、と言われています。

だから、茂木さんは「すべての入試はAO」ということを提案しているのでしょう。記事の中では、AO入試の人はやる気がある。ペーパー試験入試の人は、第一志望の人でなければやる気がない、との理由で、AOを勧めています。

でも、本当にこれでよいのでしょうか?

AO入試で入学する、というのは、高校の成績が良い、ということが前提になります。言い換えれば平常点が良いことになります。さらには、大学の方向性にあっている人を入学させることになります。だから。「学校の成績が良い」ことはトートロジーに近い。

これ、日本における大学ヒエラルキーを如実に再現することになります。さらには「教育制度」の中の成績ピラミッドをより「固いもの」にしてしまいます。言い換えれば、秀才は増えるけど、天才は見つけにくい。

言い換えれば、アインシュタインやエジソンのような天才は見つけられない仕組みです。

更には。学校からの推薦書=内申書に相当するものに「よく書いてもらう必要」があります。これは、言ってみれば内申書のために「いいこちゃん」する必要が出てくる。つまり、学校の言いなりの学生が増えていきます。良い子ちゃん、ではありますけどね。

更に更に。人見えぬところの努力が見えません。一発逆転の手段が皆無になります。今言う「一芸入試」は、何か一芸に秀でている学生に対する門戸を広げました。AO入試のみ、となった場合は、一芸入試だけになっていくようなものだということができます。

その結果として、学歴フィルターはこれまでよりも堅固なものになり、所謂「勝ち組と負け組」の差を助長することになる。結果として、ジニ係数が悪化し、日本は革命になる、、、おっと、ここまで書くのは少し悪ふざけが過ぎましたか。

システム思考、もしくは、ミクロの関係をマクロに接続できれば、3手の読みです。

どのような入試制度が良いかはまた別議論としますが、少なくともすべてAO入試というのは、日本の将来を暗くします。

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S急便さん、改善を求めます

昨今。COVID-19で配達員不足と巣ごもり需要で、宅配のブラック問題が大きく取りざたされています。

郵便局も日曜配達はなくし、また、夜間の仕分けを辞めることで人手不足を解消しようとしています(注: 無風凧としては、夜中の仕分けを辞めることは、サービス低下しか生まないと思っていますが)。

先日、某S急便から配達されるときの話。

アマゾンからの連絡で、時間は未定だけど配達される、旨の連絡があり。

S急便のHPでトラッキングしても、その日に配達されるとなっていました。夜九時過ぎになっても。

夜九時になっても、まだ配達するのか、と大変だなあと思うのは一瞬。その9時過ぎても配達するの?という疑問と、配達が来るなら寝巻に着替えることはできないな、何時まで待てばよいの?、、と思いました。

結局その晩は配達なし。

配達が大変な事態になっていることはわかります。しかし、夜の配達時間を名時までにするか、とか、HPでのトラッキング情報をDXで即時更新することにより翌日配達にするとか、いろいろな方法が考えられます。

配達予定時間は「交通事情等で遅れることがあります」という免責が書かれています。しかし、それを盾に取ったかのように「遅れることに対して手当てをしなくてよい」ということを指してはいません。一般常識の範囲で善処したうえで、それでもなお遅れている場合に使える免責事項。上述のS急便は、善処しているとは言えません。

希望時間であっても、免責が書いてあっても、一応「契約」です。S急便さん、遵守するための方策を示してください。

追記: S急便の事業所は、夜7時以降、連絡が付きません。これも、人件費削減の手段だと思いますが、企業のカスタマーサービスとしては最低、ですね。

 

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春味のパスタ

春味のパスタの紹介。

今回は、ライムを大量に掛けることで、さっぱり春味になりました。いつものように、電子レンジでパスタをゆでながら、作ります。作り始めて丁度15分で出来上がり。

1)まず、パスタをレンジで湯がく。水からスタートで、800W12分です。

2)ガーリックオリーブオイルを作り、乳化。乳化したところで鶏のミンチ、アスパラ、長ネギを炒める。塩のみで味を調整。(ペッペルやペペロンは入れない方が好み)

3)パスタがゆであがり、具に加える。茹で汁をくわえて、2分ほど煮込む。

4)食べる直前に、ライムを大量に掛ける。

たったこれだけなんですけどね。とっても春を感じます。

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ザポロジエ

この地名、これまで日本人で知っていた人は何人くらいいたでしょうか? でも、今日一日で、これまでの1000倍くらいの人が知ることになりました。

ロシアの原子力発電所の地名。しかもチェルノブイリの10倍の被害が想定される、ヨーロッパ最大の発電所。

ここが、ロシア軍の侵攻で火災になりました。火災が即爆発というわけではありませんが、爆発に近づいた、ことは間違いないことでしょう。そもそも、この火災自身ロシア軍の想定の範囲を超えている、すなわちハプニングでしょう。

ロシアが、「核兵器」をもっていることは、ある意味では抑止力。交渉材料。だから、交渉のテーブルで使うことは戦術です。でも、火災は事故です。想定外の事象。もし爆発すれば、相当の被害者が出ます。もちろん、ロシアは交渉の切り札を失うだけではなく、第三次大戦に突入する可能性もあります。

こうなると、どちらが良いとか悪いとか言っている場合ではなくなります。

偶発事象が戦争を引き起こすのは戦争の常。願わくば、共同して鎮火させ、偶発的な事象(火災→爆発→大戦)にならないこと。

追記:
もし、火災もロシアの計画の範疇だといことであれば、これは由々しき一大事です。交渉のカードを使う=カードを失う=玉砕 という等価変換が成立しますから。

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首掛けスピーカー

COVID-19の影響で、在宅勤務やオンライン会議が日常的になってきました。ZOOMやTeams,Skypeなどは、現代人社会人の基本的なリテラシーになったといって、過言ではないでしょう。

そのようなツールを使う際には、スピーカとマイクが必須。多いときは一日の半分はヘッドセットをしているということもあります。BGMを聞くときにはTimeDomainのスピーカを使いますが、オンライン会議の際は、やはりヘッドセットになります。言葉の明瞭さという意味なら、TimeDomainのスピーカもそん色はないのですが、耳への届き方、いわゆるアフォーダンスの違いでしょうか、ヘッドセットの方が会話に集中できます。

とはいえ、OnEarでもOpne Earでも耳に近いところで振動してるので、鼓膜には優しくない。ということで、首掛けのスピーカを試してみました。

、、、、結果は、無風凧にとってはNG. 音源は耳に近いはずなのに、TimeDomainのスピーカのように遠くでなっている感じがある。よく言えば、臨場感がある、ということになるのでしょうが、会話に集中するには向いていない。

ということで、結局OnEarのヘッドセットに戻ってきた無風凧でした。

今日は3月3日。耳の日なので、耳の話題を書いてみました。

 

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ゲルギエフ氏

指揮者のゲルギエフ氏が、ミュンヘンフィル解雇されたとの記事を飛び込みました(コチラ 参照)。

ゲルギエフと言えば、ロシアを代表する現代指揮者の一人です。活躍の場がなくなることは寂しいこと。青臭い言葉で恐縮ですが、音楽と政治は別物、として活躍の場を提供することはできないのかなあ、、、と思ってしまいます。

言葉をうまく選ぶことができませんが、今回の解雇は「国際世論の暴発」な感じがします。ミュンヘン市長が「ロシアのウクライナ侵攻に対する態度を表明せよ」という要請は、ネットニュースだけで判断するのはおっちょこちょいのすることですが、いささかパワハラ臭がします。(言うまでもありませんが、軍事侵攻を正当化する意図は待ったくありません)

ゲルギエフとPutin。ゲルギエフ氏出身の南オセチアが旧グルジアから攻撃を受けた際(1991年)、南オセチアを救ったのは、ロシアでした。その事実を以てしても、「恩人にいきなる砂を掛けることはできない」と、ゲルギエフが国政的な非難を受ける選択をしたのではないか、と忖度してしまいます。

そんなこともあり、ゲルギエフ氏は、World Orchestra for Peaceの指揮者。このオケは、国連50周年を記念して作られたオーケストラ。その実績と肩書を用いて裏口からPutin氏への平和特使となってもらうなど、ほかの方法があったのではないか、、、その可能性もなくなったのはあまりに、もったいない、です。

 

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桐山清澄九段

いささか旧聞ですが、桐山清澄九段が伊奈七段に敗れて、引退が決まりました。

通算勝数996。特別将棋栄誉賞の1000勝まであと4つ。無風凧も1000勝を実現させてほしいなと思っていましたが、減益としての棋戦が竜王戦だけになった時点で随分ハードル高いな、と思っていました。ネット上は、4勝はおまけして特別栄誉賞を差し上げったい、という声も大きいようで、無風凧も心情的には同意です。

しかし、いぶし銀の桐山九段は逆にそれを望まないだろうな、、と思います。そのような「一徹さ」が桐山九段の将棋から感じられていました。

桐山九段、長い間お疲れさまでした。

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