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筑波大学付属高校、ここは評価できる!

秋篠宮家の悠仁親王が、提携校進学制度で筑波大学付属高校に合格しました。

この合格に関しては、巷間色々言われています。特に、この提携校進学制度が5年間の時限であることから、「悠仁親王の為の制度である」「ほかの受験生に対して公平ではない」などなど。

しかし。

無風凧は、この制度で一つだけ評価できる点があると思っています。それは、筑波大学付属高校の入試判定会議の公平性です。

あとから叩かれることが分かっている制度を作る代わりに、「皇室加点100」のような処理をすることで、一般入試で合格させるという方法も容易に想定されます。この方が簡単です。しかし、筑波大学はそれを行わなかった。

おそらくは、入試の得点自体は神聖なもので、合格基準も神聖なもの。それに人為的に変更することは、公平な試験を行う立場からは最も忌み嫌うものです。なので、大変な労力をかけて「制度変更」という手段で、人為的変更を避けた。

だとすれば、この制度は、入試の鑑として良いほど教員としての矜持をあらわしていると言えます。

今回の提携校進学制度自体が公平なものであるか否かは、まだまだ議論があります。しかし、同一試験のなかで合格基準を変えたり得点に手を加えることは絶対したくない、という考えは、無風凧は評価します。

 

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