COVID-19: この程度は、論破しなきゃ。(付:タバコ飲みの論理)
広島市議の谷本氏が飛行機(AIRDO)に乗る際にマスクをしなくて飛行機が遅れた事件(コチラ 参照)。
飛行機が遅れたのは「谷本市議に責はなく、機長の責任」「マスクを強制するのは憲法違反」と発言していますが、この二つは瞬殺で論破できるようにならなくては、日本国民として恥ずかしい。だから、記事にするなら「論破できない記者がいる」ことでしょう、、、笑。
まず、マスクを強制するのは、「飛行機に関して言えば」強制することが憲法でも認められています。というと、言い過ぎに感じる方がいらっしゃると思いますが、飛行機の機内の全権は「機長」。航空法に定められています。航空法は、「憲法に反してない」ことが前提(憲法に反してい居るなら、そもそも法律として成立しないし、逸脱する部分がある場合は解釈で認められる)。だから、飛行機に限って言えば、憲法違反ではない。
その機長が、「退去」を指令した場合、速やかに従う必要があります。(機長は逮捕権も持っています)。それに従わない場合、遅延は「被疑者」の責任です。例外は「機長の指示に当初から速やかに従ったが遅れた場合」ですが、、、今回は、上記記事のビデオからもおわかりのように、「反論」をしている時間がある。この時点で「遅延行為を働いたののは谷本市議」と結論できます。
この二点は、「日本人」として知っていてほしいし、まして、「市会議員」なら理解していて当然。それをしなかったわけですから、「すべての責は谷本市議にある」ことになります。
ただし、これが「居酒屋」で通じるわけではありませんから、念のため。
なお。上記記事で紹介されている谷本市議へのインタビューの最後の部分。無風凧が「タバコのみの論理」と呼んでいる「未解決問題」を実践しています。
AさんとBさんが密室に入っています。Aさんは愛煙家。Bさんは嫌煙家。
Aさん「お互い、したことを自由にしようじゃないか。これが公平というものだ」
たしかに、自由にみえますがが、、、
Aさん「君はタバコが嫌いみたいだから吸わないことは自由だ。僕は君の事由を尊重するよ。だから、僕がタバコを吸う自由をみとめなきゃだめだよ。おたがい、これで公平だよ。」
これを「公平」だと思う人は少ないでしょう、、、部屋の中にいる二人がマスク派と反マスク派に置き換えると、まったく同じであることがお判りいただけるでしょう。サンデル先生も結論を導き出せない難解な問題です。
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