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トンガ沖海底火山爆発起因の津波考

1000年に一度の大爆発、とトンガ沖の火山爆発(コチラ など参照)。爆発だけでも大事件ですが、そのほかにも大事件です。例えば、津波か高波か、、、これまでの理論では予測できなかった「波」が襲っています。これも大事件。神奈川県の「災害アラート」の誤発信も大事件です、、、これは完全に人災ですね(コチラ 参照)。官製のアプリは、コロナ対策アプリをはじめ、失敗ばかり、、、人災と言わず何という?

と言ったところで。

無風凧としては、やはり想定外の高波になったということに興味があります。到達までの時間(波の速度)も大きさも、これまでの理論とは大幅に異なります。今の科学力をしてここまで「外す」ということは、やはり自然は偉大だ、、、と思いますし、物理屋として「何が起きたんだ」と興味が尽きません。

今までの津波の理論をすべて知っているわけでは無いし、スパコンがあるわけでもないので、理論モデルの提案できるわけではありませんが、思考実験レベルを繰り返しています(巽流体がベースです)。

例えば、気圧の衝撃波は、分析モデルの入っているのかな。それだけでも、いわゆる表面波の方程式が異なりますから。日本に到達し2ヘクトパスカル。言い換えれば、衝撃波で2㎝の「海水の波」が海水よりも早く到達していました。その波と、噴火本体の波の間に共鳴が起きていたら、これまでに知られていない形の高波になることは容易に想像できます。

また、温度による海水の膨張・収縮の効果はどうだったのかな、というのも気になります。いわゆる熱流体として解析しなくてはならない部分があるということです。地震起因の波の現象とは、大きく異なる部分でしょう。

そして何より噴火の大きさ。これまでの地震では、いわゆる「境界」を考えない自由端問題として考えることが多かったと思いまうすが、噴火が大きく、島の配置や大陸の形からの影響を今まで以上にウケてしまう、、、こうなると、もう人力では解けない問題になります。

最近、海底火山の爆発や地震が頻発しています。次の災害の際に、少しでも被害が小さくなるように、人類に叡智を高めることを願っています。

 

 

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