聖隷クリストファー落選(ランキングについて考える)
今年のセンバツ甲子園。出場校が発表されましたが、少し事件です(コチラ 参照)。
事件とは、、、東海地区で準優勝だった聖隷クリストファーが落選し、準決勝で配線した大垣日大が当選しました。慣例として優勝校と準優勝校が代表になっていたから、事件です。
これは。。。2つの意味で問題があります。
一つは。
トーナメントの「本質」を誤解している人が多いこと。トーナメントは、優勝校が理論上一番強かったことは証明できますが、準優勝校が二番目に強いことは何の保証もないのです。だから、準優勝=2番 という前提にたった選抜法事態に問題があることになります。
二つ目は。
無風凧のランキング理論でいう「多数の軸の合成方法」。今回、センバツの選考委員から「(日大大垣の)個人の力が上回った」という発言がありました。個人の力量が選抜方法の「軸」であるならば、ゲームの必要性は低く成ります。また、チームプレーとしてのサインプレーや、犠打などというのは、評価されなくなってしまうでしょう、、、各選手が、勝手に力量をアピールするのは、野球というゲームではなくなってしまいます。チームの存在、自体を否定している発言です。
当いことで。ランキング論的には、ネット民とは少し違った立場で、「納得できない」事件です。
| 固定リンク
コメント