COVID-19: オミクロン対策、「正しい」の行動を!
オミクロン株に感染している国内二例目が発見されました。市中感染も取りざたされていますし、三度目のワクチン接種を要望する声も大きくkなっています。
しかし。
いうまでもありませんが、「絶対真」と「可能性」と「フェルセイフ(Fail Safe)」の区別をつけて、正しい行動をしましょう。
1) 人と接しなければ、感染はしない(物を介して、を含む)。 これは絶対に真です。第五波の激減の主要因ではありませんが、「絶対に正しい」。だから、これは励行してください。加えると、「笊でない空港検疫」も、絶対に正しい行動です。
2) 同様に、マスクで「感染拡大を抑える行動」は、可能性を下げるという目的において絶対に正しい行動。手洗い、ウガイ、の励行もり患確立を下げる、という意味で真。ただし繰り返しますが「可能性を下げる」という目的です。
3) ワクチンは、可能性です。ブレークスルーも報告されている上に、そもそもオミクロン株への効果はまだ算定されていません。だから、今時点での接種は、「可能性」に賭けていることになります。まるまる「無駄」になる可能性もあります。
4) 検疫は、絶対の正しさを持っているわけではありません。PCRもしかり、まして抗原検査。このように考えると、「何がFail Safeか」を考える必要が出てきます。隔離は何日必要か。検査は何回必要か。などが我々人類が制御可能な変数です。「現時点での知見」によれば、2週間の完全隔離がFail Safeの一つの基準であろうと無風凧は考えますが、これはO-micron以前のCOVID-19やいわゆるコロナ型のウイルスの特性の一般論に従っていることを付記しておきます。
以下は、間違った考え方です。
A) 「オミクロン株の脅威はまだ算定されていないので、過度な対応は不必要です。 」(算定されて被害甚大が分かるまでの感染拡大が、取り返しのつかない結果を生み出す「可能性」があります。)
B) 人流を減らしても、効果はありませんでした。(第5波終息の主要因になっていない、という主張は正しい)
C) ワクチンを打てば、感染は防ぐことができる。(ある程度防ぐ、という表現なら正しいが、ワクチンを打ったから大手を振って何をしてもよいわけではない)
D) ファクターXがあるから、日本人は大丈夫だ。(これこそ、神風思想です。科学的には、そのファクターXを見つけてから主張すべき意見です)
皆さん、科学的論理的知的に「正しい行動」をしましょう!
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