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COVID-19: 原理原則

国内は、新規感染者&犠牲者数は随分と「ニュース価値」がなくなっており、オミクロン株が少しづつ浸食していることも記事にはなりにくいようです。2020年2月のダイヤモンド・プリンセス号の二の轍は踏みたくないな、と思っています。

ところで。二の轍どころか三の轍も踏んでしまった感のあるのがロンドン(コチラ など参照)。またぞろ「重大事態宣言」だそうです。と言っても、無風凧が現時点で把握している範囲では、消防や医療機関への的確な対応を可能にするため、という内容と、一般市民には、啓蒙活動的な位置づけのようです。

オミクロン株は、普通の風邪と変わらない、という主張をしている方もいますし、実際、「ウイルス」の一般的な特性から言えば、強感染力=弱重症化ですから、当初のような緊張感が無いのは仕方がないかな、と思います。また、日本における第五波の終息がエラー・カタストロフではないか、と呼ばれるようになってきている昨今、警戒感は薄まっていくように思います。つまり、ロンドンの「重大事件宣言」は、どの程度の効果があるのかな、、、と心配になります。

でも。

ここでもう一度よく考えてみてください。必ず弱毒化していく、のなら、すべてのウイルスは既に人間に害を加えないはずです。COVID-19 のように時々新種のウイルスが猛威を奮うのは、コピーの際に「偶然強毒化する」からです。コピーエラーが起きるのは確率現象であっても、分母が大きくなると、「絶対値」は上がります。つまり、感染拡大はいつまた「強毒化した新種のウイルスを生み出すかわからない」のです。

というわけで皆様、ぜひ、感染拡大しないように心がけてください。

感染対策の原理原則は、「接触しない」です(無風凧の言葉では、衝突断面積を小さくすると同時に、接触時間を下げる)。加えて、ウイルスの侵入を防ぐ意味での手洗いウガイ。

都内の新規感染者数が、7日平均でプラスに転じました。今が正念場です。皆さん、頑張りましょう!

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