小室真子問題
本日、秋篠宮のご息女真子様が降嫁し、小室真子となりました。ニュースは、これ一色、という感じです。
新郎小室圭氏およびその母親の過去の問題で、色々と巷を騒がせてくれましたが、本日がそのクライマックス?でしょうか。
人の口に戸は立てられぬ、と言いますが、今回のこの問題、無風凧的には「法治国家化否か」の良い試金石だったと考えています。(なお、法治国家であることが理想、と主張しているわけではないことを、念のために書いておきます。)
憲法では、法の下に国民はみな平等、となっています(憲法14条)。さらに14-1では、「貴族制度の存在を否定」しています。つまり、皇族も国民の一人です。そして、憲法24-1では、「結婚は両性の合意のみに基づいて成立する」となっています。
この条項があるにも関わらず、、、二人の意志に基づいていれば、結婚できるにも関わらず、、、反対意見が相当強かった。これは、法治国家を揺るがす大問題ではないのか?と、無風凧は考えるのです。
勿論、法律が万能ではありません。法律の抜け穴は沢山ありますし、ある意味では不平等になっている場合もあります。それは、改正や施行規則や判例で解釈されていくもの。今回は、そういう形ではなかった。
結果として結婚したことは、遵法の立場から言えば、当然の帰結。しかし、国民世論では根強く反対があるということは、それらの人は「法律に不備がある」と所長していると言い換えても良いのでしょうか?
法律の不備、、、憲法14を書き替えるなら。14-1で貴族制度を復活させ、皇族は皇室典範のみに従う特別な階級であることを復活させる。皇室典範に、例えば国民投票の結果によって結婚を認める、というような条項を作る。
もしくは24-1を書き替え、すべての国民において、両性のみならず第三者の合意が必要な形に書き替える。
これらの改憲は、ある意味では憲法9条の書き換えよりも大変で日本人の根源に障る改正になるかもしれません。いや、このような改変はきっと行われないでしょう。
近代法治国家たらんとしている日本ですが、その本質は和の国(倭の国)から変わってないからこそ、今回のような世論が巻き起こるのかもしれませんね。
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