だから選挙は面白い。
衆議院選挙が終わりました。終わってみれば、自民党の絶対安定多数。これを予測できた方はどの程度いたでしょうか?
というのも。
衆議院の任期は4年です。しかし、解散・総選挙という手段がある。その結果、任期満了による選挙は、現行法になってからはたった一回。今回の選挙は、任期満了ではありませんが、選挙自体は「任期満了日よりも後ろ」で行われたという意味では、とても稀有な選挙です。逆に言えば、これまでに「解散する」タイミングを見つけ出せなかったとも言えます。
前回の総選挙(2017年)以降、色々な事件がありました。籠池問題、桜を見る会、赤木ファイル、GOTO,COVID-19、オリンピック、医療崩壊、、、などなど、本当に枚挙にいとまがない。そのたびに、自民党へのダメ出し、そして長老政治への批判が高まっていたと感じていました。つまり、政権にとっては逆風だと無風凧は判断していました。
が。
結果として自民党の絶対安定多数。これはちょっと驚きです。勿論、長老政治家の中には苦汁をなめた方々もいらっしゃりますが、一番人口に膾炙している二階氏は当選。これは、「ちょっと驚き」ではなく「とっても驚き」です。
色々な理由が考えられます。一番大きいのは、COVID-19の謎の鎮静化でしょうか。それと、マコムロ問題。政治批判が一気にどこかに行ってしまった。
結果として、自民党の絶対安定多数。無風凧的は「驚きの結果」。でも。
だから選挙は面白い。
あらためてそう思いました。
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