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2021年10月

BGM考(好きな音楽2021年10月)

YouTubeをBGMとして流している無風凧。

YouTubeの良い所は、自分で曲を選ばなくても次々と流してくれるし、そのおかげで時々、知らなかった音楽に出会うこともあります。と同時に、BGMとして適している曲が流れていることもあれば、ちょっとこれは、ということで曲を変えてしまうこともあります。そんな時に、「BGMとしてどんな曲がいいのかな」と考えます。

以前、ピアノ曲は向かない、という記事を書いたことがあります。特に、Beethoven のピアノソナタは、BGMにはなりません。聞き込んでしまいます。ところが、同じピアノ曲でも、Philip Glassのミニマル音楽などは、仕事がはかどります。

そういう意味では、ジャズ、それもコンボジャズはBGNとして良いようですが、ビッグバンドジャズは、騒がしい感じがします。

歌謡曲=J-Popは、一昔前の物は集中できないし、最近のものはうるさいだけ。総じて、「声」が入ると、無風凧は苦手です。これは、オペラや歌曲でも同じ。

最近は、MIDI音源を使ったDGMもあります。これは、いただけない。頭の中が充血して頭が痛くなる。

吹奏楽は、一瞬聞き込んでしまいます。ピアノソナタとは違う意味でBGMにはならないのですが、気分転換と割り切れば、良いCoffee Timeを作ることが出来ます。

このように、無風凧のオフィスのBGMは、無意識のうちに選ばテレて言っているようです。

 

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秋の夜長、、、

秋の夜長。読書をしたいと思いながらも、全くそのような時間が取れません。

よくよく考えると、ここ二年ほど、過去の自分の知識の切り売りばかりで、新しい知見を吸収する時間が取れていません。

でも。

切り売りする際に、編集という作業を行います。この編集作業では、少しだけ、頭を使っています。松岡正剛のいう知の編集術、とは少し違いますが、編集と作業で頭を使っています。

無風凧が松岡正剛氏と違う、と主張するのは、「過去の知識を松岡流の編集(言い換えれば、いつでも使えるようなデータベース化)」したうえで、それを公理的(?)として、新しい何かを発見して切り売りしているということ。

秋の夜長、日常作業となった「切り売り」用の編集しながら、自己生産的に知識を吸収していこう、と思っています。

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COVID-19: ワクチンの知られざる副作用(「お題の記事を書いてポイントGET」参加中)

ワクチン接種。

世の中に出ていない「トラブルもある」ということで、今回はそのご紹介。トラブルというより、副作用です。

無風凧はいま、とある大学で講義を持っています。学校集団接種の後の講義日。特に二回目の接種の翌々日の講義は、明らかに欠席が多かった。とはいえ、休講にするほどではない。

講師としては、とても困った状態です。

一つには、進捗が管理できない。

一つには、補習用課題を作成しなくてはならない(業務が増える)。

更には、出席日数ギリギリの学生の判断をしなくてはならない。

という訳で、ワクチン接種で随分仕事が増えました。明らかにワクチンの副作用です。

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AI将棋

Android版のAI将棋(無料)をインストールしました。10年ほど前にBonnanzaをPCにインストールして以来、ということになります。藤井三冠もAIで将棋研究をしている昨今、無風凧は少し時代遅れ、ですね。ネット経由なので、CPUの能力は関係なく、表示されている段級は全国一律、です。

実際指してみると、、、随分、人間っぽくなりました。驚きです。特に、終盤に突然強くなる、、、というイメージがあったコンピュータ将棋ですが、AI将棋はそれが無い。人間みたいに迷っているような気がします。それから、水平線効果などは今でも残っている。これは、まだAI将棋が評価関数型の昔のアルゴリズムを使っているからでしょうか?それとも、機械学習でも水平効果はあるのでしょうか?

それと。驚くことに、序盤には癖というか、AI将棋の定跡みたいなものがあります。この「定跡」に慣れると、無風凧の勝率が上がりました。もしかすると、無風凧が知らない間に、定跡研究が進んでいただけなのかもしれませんが。

現時点で。初段での指し分けはちょっと無理。不思議なことに初段より二段の方が勝率が上。3級なら随分勝ち越し、というのが無風凧の戦績。まあ、田舎初段を名乗ってもよいかな、とは思っています。

その昔、調布の道場で4級下だった無風凧。まともに将棋をしていませんが、随分強くなった、と感じています笑。

追記:
無風凧は、一手損向飛車、四間飛車、角替りが比較的好きな戦法です。が。四間飛車では全く歯が立ちません。角替り(一部横歩取り)が、一番勝率が良いようです。

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まずは1年、次は2年、欲が出て5年、、、そして、既に13年半(「お題の記事を書いてポイントGET」参加中)

ブログを書き始めたのは、2008年4月23日。書き始めたきっかけは2つあって。

一つ目。まずは一年、毎日習慣化してみよう、と思ったこと。二つ目は当時、散歩しているわんこなどの気持ちをアテレコして笑いを取る、というネタをもっていたので、それをネット上で展開してみよう、と思ったこと。

2つ目の実現は写真をさがすのが意外と大変で。毎日写真から一日おき、週一、そして今では動物写真はほとんどない状態です。

でも。習慣化の方は性にあっていたようで、、、、気が付いたら、もう13年半と5日、毎日Blogを書いています。今は、NiftyのCocolig-Serviceがなくなる日まで、Blogを続けられればいいな、と思っています。いや、無風凧の命数よりは長く続いてほしい、と思っています。

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小室真子問題

本日、秋篠宮のご息女真子様が降嫁し、小室真子となりました。ニュースは、これ一色、という感じです。

新郎小室圭氏およびその母親の過去の問題で、色々と巷を騒がせてくれましたが、本日がそのクライマックス?でしょうか。

人の口に戸は立てられぬ、と言いますが、今回のこの問題、無風凧的には「法治国家化否か」の良い試金石だったと考えています。(なお、法治国家であることが理想、と主張しているわけではないことを、念のために書いておきます。)

憲法では、法の下に国民はみな平等、となっています(憲法14条)。さらに14-1では、「貴族制度の存在を否定」しています。つまり、皇族も国民の一人です。そして、憲法24-1では、「結婚は両性の合意のみに基づいて成立する」となっています。

この条項があるにも関わらず、、、二人の意志に基づいていれば、結婚できるにも関わらず、、、反対意見が相当強かった。これは、法治国家を揺るがす大問題ではないのか?と、無風凧は考えるのです。

勿論、法律が万能ではありません。法律の抜け穴は沢山ありますし、ある意味では不平等になっている場合もあります。それは、改正や施行規則や判例で解釈されていくもの。今回は、そういう形ではなかった。

結果として結婚したことは、遵法の立場から言えば、当然の帰結。しかし、国民世論では根強く反対があるということは、それらの人は「法律に不備がある」と所長していると言い換えても良いのでしょうか?

法律の不備、、、憲法14を書き替えるなら。14-1で貴族制度を復活させ、皇族は皇室典範のみに従う特別な階級であることを復活させる。皇室典範に、例えば国民投票の結果によって結婚を認める、というような条項を作る。

もしくは24-1を書き替え、すべての国民において、両性のみならず第三者の合意が必要な形に書き替える。

これらの改憲は、ある意味では憲法9条の書き換えよりも大変で日本人の根源に障る改正になるかもしれません。いや、このような改変はきっと行われないでしょう。

近代法治国家たらんとしている日本ですが、その本質は和の国(倭の国)から変わってないからこそ、今回のような世論が巻き起こるのかもしれませんね。

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7-11で少しリバウンド傾向

ここ1か月ほど、7-11で業務(つまり、朝7時から夜11時まで業務ということ)。隔週で週末は休んでいますが、それ以外は土日無し、というのが実情。

食事は、なんとか規則正しく、と思っていますが、やはり不規則になりやすいし、夜遅くの食事はデブ化の大敵。

炭水化物ダイエットは続けています。夜遅くの食事もしていないようにしているのですが、、、少しリバウンド傾向にあるようです。丁度、第六波の予兆程度に。、、、ここで緩むと、デブ化のピークが来るかもしれません。COVID-19対策同様、万全の対策をしたいと考えています。

20200325 はなちゃん先生:
無風凧さん、リバウンドは絶対にダメ! タオルを強く噛んで、歯を食いしばって我慢チテ下さい!

写真出典 2020年3月25日の記事より

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COVID-19: 選挙活動も対策を考えて!

衆院選にむけて、選挙活動が活発になっています。ここかしこでビラ配り。大声をあげての勧誘。花道のように、歩く両側が選挙運動、ということもあります。当然、その瞬間は50cmくらいした離れていません、、、、

皆さん、ワクチンを売っていることで気が緩んでいるのでしょうか?それとも、昨今の感染者数激減で安心しきっている?それとも、感染対策よりも選挙の方が大事、と考えていらっしゃる?

過度な対策が必要とは言いません。でも、マスクさえしておけば安心安全とでもいわんばかりの選挙運動はいかがなものでしょうか?

今回、特に自民党の皆様は危機感を感じていらっしゃるようで、選挙運動に熱が入っているようです。その分、選挙運動中の感染対策がないがしろになっているように見受けられます。

せっかく感染者が激減して安寧を取り戻そうとしている昨今、この傾向をとめるような行動、言い換えれば感染拡大を導きかねない選挙運動は慎んでいただきたいと、無風凧は希望します。

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期日前投票

20210923かなちゃん(後):無風凧さん、今日は早くからどこに行ってたのですか?

よしくん(前):お家に帰ってきたら、まず手洗い、うがい、アルコール噴霧。忘れないでください。

写真出典 自前のM5

本日、衆議院選挙の期日前投票に行ってきました。期日前の投票会場を見て、、、形骸化したCOVID-19対策に憤りを感じるほどでした。「早く復旧したい」「昔の生活に戻したい」という気持ちはわかります。自然とそういう行動になっているのかもしれません。、、が。いま、もう少しだけ我慢しませんか? 少なくとも、国政選挙の選挙会場の係の人は、最大限の配慮をしてほしいと願うのです。

必要なマスクとアルコール消毒だけではありません。無風凧が行った期日前投票の投票室は、これまでの基準で考えれば「密」です。空気の循環も悪い。これで、、、対策しているとは、とても思えない。

第六波、本当になりそうな悪い予感がします。

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COVID-19: With-CORONA

そろそろ、第六波の兆候が見え始めたようですね(こちら など参照)。インフルエンザウイルス自体は、もともと夏よりは冬のほうが感染力が強いもの。寒くなって慌てる、ということのないようにしたいと思います。

そもそも論、で恐縮です。何度も書いていますが、第五波が終息した理由明確な理由がわかっていません。日本人のワクチン接種割合が増えたのも一因かもしれませんが、そうではないかもしれない。少なくとも「主要因である」という根拠は寡聞にして存じ上げない。

これは、次にピークが来た時に「対応することができる」とは言い切れなことを意味しています。さらに言えば、次のピークがくることは、ワクチンの効果がなかった、ということを暗に示しています。

ゼロコロナを実現することは、自然界のルールで無理な話。いずれにしてもWith コロナしかありえない。これから先、永遠にWith Corona の時代が続くわけです。でも、「ウイルスを制御できる」状態にあるか「制御できない状態にあるか」は大きな違いです。現時点では、まだSars-Cov-2を制御できる英知を、人間は持ち合わせていない。だからこそ、ゼロコロナを目ざす姿勢をもって、With Coronaの時代を生きていかなくてはならないと思うのです。

マスク、手洗い、接触をさける。よく考えたら、昔から行われてきたインフルエンザ対策と同じになってきています。そう考えれば、、、すでに、コロナ前の時代に戻っているようです。ただ、少しだけ厳密に守りましょう、と言っているだけ。これが、WithーCorona の本質です。

 

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平等とは

今朝は、面白い記事を発見しました。(コチラ 参照)。サンデル教授の白熱教室のネタにしてもよいような実例です。

事象の概略:
沖縄の自衛隊基地における、食事量の案件です。
ある3佐が、「量が少ないから」ということで、配給量を超えたパンと納豆を数回、食べた。
この3佐は、バツとして抵触10日になった。

これを、「国防の任についているのだから、食事ぐらい腹いっぱい食べさせてもよいのでは?」という論調にもっていくのではなく、「平等とは何か」という視点から考えてみましょう。

要は、量に対する対価か、満足度(充足度)に対する対価か、という対立になります。

同じお金を払って、同じ満足度(満腹感)を得る、と書くと、同じ値段であることが平等なのでは、と考える方も多いのではないかと思います。バイキングがそのような発想だと思ってもらえば分かり安でしょうか。

自衛隊の食堂では、満足度ではなく、「配給量」をおなじにすることで、平等だと考えているわけです。これも正しい。なんせ、農家の方が作るための「コスト」の点まで考慮すれば、配給量が同じであることが平等だと定義する方が正鵠を射ているように感じます。

この2つの考え方は究極ですが、バリエーションを増やすことが出来ます。

Aさんは、納豆が食べられない(関西人に多い)。Bさんは納豆好き。 配膳された食事に同量の納豆があった場合、Aさんにとっては不要なものを押し付けられたことになり、とても平等な食事だとは思えないでしょう。

更には。この事例とは少し離れますが、一斉に食べることを考えると、配膳の順番は大きな問題です。最初に配膳されて冷たくなったみそ汁を飲むか、最後に配膳されて暖かいみそ汁を飲めるか、、、、更には。

食堂の入り口近くの騒がしい場所で食べるか、奥の方の静かな席で食べるか。

食べるのが遅い人にとっては、食事時間の長さが窮屈に思う人もいるでしょう、、、これも、「平等な食事」を提供していない事例になっています。

などなど。

自分が「当然」と思っていることを、本当かな?と批判的に考えていくことは、とても大切なことです。特に「平等」について考えてみるのは、色々な視座を他見することが出来ます。秋の夜長、哲学的に批判的に考える時間を持つのは如何でしょうか?

 

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バナナ

ここ数日、本当に時間が無くて、ネットニュースすらほとんど見ていません。

仕事仕事仕事、です。勢い、書くネタも時間も無い、って感じです。

今日はバナナの話。

近所のスーパーで9本140円! これは安い!! 安井だけではなく、美味しいバナナでした。

今日一日で、「ハッピー」を感じたのはこの一瞬だけでした。

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ガリガリ君ノート

存在は覚えてました。どこにあるかも、記憶していました。

でも、六年前に買って、そのまま本棚の隅に追いやられていた、ガリガリ君ノート5冊セット。

ふとしたことで思いだし、引っ張り出して来ました。この6年間、何冊ノートを買っただろう?なぜ、ガリガリ君ノートだけ使わずにいたのだろう?

考えれば考えるほど不思議です。明日からは、このガリガリ君ノートを使います。

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タマゴナーラ

糖質ダイエット中の無風凧。炭水化物の積極的摂取は朝だけです。

勢い、気合いの朝スパ(朝食べるスパゲティー)になります。

ここ数日嵌まっているのは、塩味タマゴナーラ。作り方は至って簡単。塩味スパゲティーをつくり、最後に卵とじにする。卵は二個使用。半熟ぐらいに火が通れば良く、お皿でぐちゃぐちゃに混ぜて食べる。

これが本当に目から鱗の美味しさ。半熟卵のTKGみたいなスパゲティーになります。

全国6000万の語愛読者の皆様、ぜひ一度、お試し下さい。

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COVID-19: 第6波考

少しづつ、、、ではありますが、第六波に関する記事は定期的に流れています(コチラ など参照)。とはいえ、岸田政権は「時短解除」「水際対策緩和」からはじまり、GOTOは昼間に、というところまで感染対策はどこ吹く風(コチラ など参照)。国民世論も、そちらに流れているように思います。マスゴミも、そちらに舵を切った、ということでしょうか?

将来の事、例えば1秒先の事ですら、私たちは100%正しく予測することはできません。まして、何か月も先のことは分らない。だから、できるだけ確度をあげて予測すると同時に、最悪の事態に備えて対応策を構築していく必要があるわけです。その意味では、「ボトム戦略」が国政の主軸と言ってよいでしょう。

このブログでも何度も書いていますが、第五波の減少理由は不明です。人流は関係なかった、など声高に叫んでいる方もいますが、人流が関係なかった証明はなされていません(少なくとも、無風凧は存じ上げません)。ワクチンのおかげで集団免疫ができた、と宣っている方がいますが、今回の急激な現象を説明するには無理があります。つまり、ウイルスを「人間の支配下に置いていない(Under Controleではない)」のです。

現在の懸念は。

まず、「下げ止まり傾向にある」ことです。下げ止まり傾向を示し、exp{-α t} の形で減少しているというおとは、感染力の温度異存説や、エラー説、など考えられている激減理由のすべて打ち消していることを意味しています。それらが理由なら、現象は0にむかって進みますから。

この一つをとっても、現在の下げ止まり傾向が「第六波の核(もしくは種)」になる可能性を否定できません。

イスラエル、イギリス、アメリカの傾向を見ていると、11月中旬ころから徐々に増え始め、12月か年明け頃にあらたなピークを迎えるのではないか、と「可能性」を指摘します。(あくまで、可能性です。実現しなかったから「嘘つき」呼ばわりされても困ります。)

可能性としてしか示せない、こともCOVID-19ウイルスを完全に支配下に置いていないことの証左。つまり、私たちは第六波の可能性を否定できないことを証明しています。

少なくとも、人流制限は意味がない、マスクは不要、などという根拠のない暴論惑わされることなく、感染対策を万全にしてほしいと願っています。

 

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ビューティフルマインド(「お題の記事を書いてポイントGET」参加中)

今回はシンプルに、好きな映画ベスト3.

1. A Beautiful Mind (ビューティフルマインド)

2. Brass Off! (ブラス!)

2. Dr.Strangelove(博士の異常な愛情)

2. The American President (アメリカン プレジデント)

2. Anjaam (地獄曼荼羅 アシュラ)

2. Apollo13 (アポロ13)

2. 舟を編む

2. Enemy of the State (エネミー オブ アメリカ)

、、、、一番だけは変わらないのだけど、2番が沢山ありすぎて困ります笑。

ということで、ビューティフルマインド。

 ノーベル賞学者ジョン・ナッシュの半生を描いたこの映画。

ナッシュは、ナッシュ均衡およびゲーム理論などで現代経済学・数学を変えてしまった立役者。数学の考え方、経済学の在り方が一変したのがナッシュの功績です。(功績については、人によって意見があるとはおもいますが)。功績を理解しているからこそ、この映画に興味を持った、というのがきっかけです。

この映画で描かれているナッシュは、無風凧の考える「理想の人生」です。とはいえ、本当の人生ではなく、良いところ取りの人生だから惹かれるのですが。

彼の数学的能力は、精神病(統合失調症、幻覚)と引き換えだったと思えるところまでは、受け入れることができます。これは映画にも描かれている部分です。しかし、それ以外のナッシュの人生(映画で描かれていない部分)は、無風凧の倫理観ではついていけない部分があります。

さて。

この映画で最も気に入っているシーンは、ノーベル賞伝達のシーン(1994年3月のシーン)。

ノーベル賞伝達者のトーマス・キング(役者はO.ペンドルマン)が、お茶を飲もう、とナッシュを大学の喫茶室に誘う。そして、「ノーベル賞の授賞者のイメージが大切で、、、」と少し悲観的な切り出し。ナッシュも「幻覚があって、、、」と会話する。そこに同僚の教授たちが、ナッシュのテーブルに「おめでとう」と万年筆を置いていく。1本目は、モンブランの146。 同僚教示から貰う万年筆、ナッシュはトーマス・キングの来訪が受賞の連絡だったことを知る。このシーンは、何度も見ても飽きません。無風凧もこのシーンを見てから、万年筆を集めるようになりました、、、(嘘。万年筆を集める趣味の方が古いです。)

いささか古い映画です。観た方も観てない方も、秋の夜長にお勧めの一本です。

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群馬県知事の怒り(ランキングについて考える)

ランキングについて、面白い記事を発見しました(コチラ 参照)。事の発端は、民間シンクタンク「ブランド総合研究所」の発表する、地域ブランド力調査の結果で、群馬県の魅力度が44位だった、ということに対し、群馬県知事の山本さんがクレームを付けた、というもの。

山本さんがクレームをつけたことよりも、この記事で指摘している「ブランド力調査の調査方法に関する3つのクレーム」が、ランキング学的には面白い。

その3つとは。

1)質問が「魅力を感じますか?」の一つしかないこと。その上で、「多角的に調査しなくてはならない」と主張している点。

2)採点が五段階で点を付けられているということ。

3)生データが公表されていないこと。

一番面白いのは、多角的に調査したら結果が変わる、と思っていることです。勿論、その可能性が無いとは言いませんが、、、主観的な順位を多数足し合わせて客観的な順位にする。この操作はの「段数」を2段にするのが、「多角的調査」ということになります。簡単に言えば、無風凧がつける「県の魅力度ランキング」は、多角的になったとしても、おそらく結果は変わりません。少しの差異はあるかもしれませんが、基本は同じ結果になります。

これは、少し違う言い方をすれば、魅力 という言葉で指す意味が人によって違うことも意味しています。それを包含する意味での「魅力」と一つの軸に集約しているので、1)のクレームはあまり効果的なクレームではありません。

二つ目の「五段階」は、、、ほとんどクレーマーレベル、です。ほとんどすべてのランキングは、「これ(例えば五段階)を認める」ことで成立しています。それを言い始めれば、入学試験の配点だって同じことです。学力を調べるにために行う試験の配点ですが、基礎問題に高配点するか応用問題に高配点するかで結果は異なります。それで合否がかわることもあります。でも、配点にクレーム付けますか?配点は、それをルールとして受けいれるしかない、と思うわけです。

などと、冷静に書いていますが、山本知事の気持ちもよく分ります。

とは言いながら。

ある意味での「炎上商法」的に群馬県の認知度を上げることができた、とほくそ笑んでいるというのが事実かもしれません。

 

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自棄食いではありません

最近、自分でも過労だな、と感じている無風凧。パワー付けなきゃ、と言うことで、夕飯は豚しゃぶにしました。豚しゃぶと言っても、野菜あり、何て言う軟弱な豚しゃぶではなく、ひたすら豚を食べる豚しゃぶ。

どれくらい食べれるかなあ、、、と悩んで、300グラム買って、、、ペロリと食べちゃった。決して、自棄食いではありません。

さて。夕食も済んだことだし、もう一仕事するとしましょうか。

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レモンピールの砂糖漬け

広島のお土産に、レモンピールの砂糖漬けを戴きました。

皆さんは食べたことありますか?酸っぱいのかな、甘いのかな、と思われるかたが多いと思うのですが、あにはからんや、第一感は苦い。その後に酸っぱさが来て最後が甘い。

不思議な感覚ですが、悪くない。頂いた一袋、あっという間に食べてしまいました。

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COVID-19: 喉元過ぎれば、、、

昨日の新規感染者数は49人でした(コチラ 参照)。発症者数も陽性率も減っているので、まずは重畳、と言ったところでしょうか。

このまま終息してくれれば、と無風凧は願うとともに、第6波への備えも必要、だと考えています。喉元過ぎれば熱さを忘れる、を地で行って、倍旧の被害者を出すことが無いようにしなくてはならないわけです。これに異論がある人もいるでしょうね、、、でも、第五波の際に自宅で亡くなられた方が続出したことを容認しよう、という方はいないのではないでしょうか?(これも含めて、喉元過ぎれば、の方もいらっしゃるとは思いますが)。

野戦病院構想や酸素酢ステーションも、いつの間にやらニュースでは見かけなくなってきています。きちんと準備されていれば良いのですが、これらも忘れ去られているのではないか、と危惧します。

更には。

何度か書いていますが。

第五波の終息の理由が分からないまま、安閑としているのはもっとも危険です。イスラエル、アメリカの二の舞三の毎になります。ワクチン信者の方には申し訳ありませんが、ワクチン接種が主たる要因という証明はなされていません。だから、「ワクチンのみに頼る対策」にたいして、Plan Bを考えることも必要となります。

ワクハラやブースター接種、そして経済再生に世論が動いている今、もう一度感染拡大の基本を思い出して、地道な対策をしていきたいものです。

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東京の幸福は何処に行ったのか?

20181216久しぶりに、、、約1年半振りに東京駅の八重洲口を歩きました。随分人が多くて、悲しい思いをしました。緊急事態宣言が解かれたからか、新規感染者数が減ったからか、はたまたワクチン信者が多いからか、、、とても悲しい。

でも。それよりも、もっと悲しい思いで、一杯です。

八重洲口にずっと居て、東京の幸せを願ってくれていた「幸福の仔豚」君が、撤去されていました! 八重洲Informationの方によると、移設先もなく、廃棄になったのだとか。

無風凧は、東京駅界隈での打ち合わせの前後には、この仔豚君と会話するのが楽しみでした。仔豚君がいなくなったから、COVID-19が蔓延したのではないか、と思っています。

フィレンツェやミュンヘンにいる兄弟仔豚たちは、どんなに思っているのだろう?

写真は、在りし日の仔豚君。(こちら など参照)。

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体育の日じゃないの?その2

20181010 はなちゃん先生:
体育の日って、、、もうなくなってたって、知ってた? アタチ、知らなかった。今はスポーツの日って、言うらちいの。今年のスポーツの日は7月に移ったから、今日は普通の日曜日。

写真出典 2018年10月10日の記事

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神風

COVID-19で自粛が求められるようになってから。

無風凧は運動不足解消のために近所の神社にお参りに行きます。雨が降っていない限り、ほぼ毎日、です。

昨年、お参りを始めたころは、ほとんどお参りの人はいなかったのですが、、、夏前から参拝者が増えました。今日は、先客も後ろに並んでいる人もいたりして。以前は一日に10人くらいの参拝者だったと思うのですが、最近は100人を優に超えているようです。

こまった時の神頼み、は日本人の必殺技。第五波が終息したのは、やはり「神風」が吹いたからなのかもしれません。

 

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COVID-19: 仮説

ほぼ毎日、7-11(朝の7時から夜の11時まで仕事している)で業務をこなしている無風凧ですが、頭の芯のほうでは、「なぜ第五波が急に終息傾向を示したのか」を考えています。今日は、考えているモデルについて、メモ代わり。ちょっと分かりにくい記事になることは、予めお詫び申し上げます。

まず。SEIRモデルおよびその派生のモデルで適当なモデルになるものがあるか、を考えてみます。実行再生産数を指標にするということは、SEIRが基本モデルであることとほぼ同値です。この場合、感染係数を固定にすると、終息を説明することは難しい。
1) 感染係数に温度や湿度などの影響を入れる
2) 感染者数自身が係数に影響を与える
3) もしくは、変異株からの「コピー回数で致死」の影響をいれる
などの、かなりアクロバティックな影響を考慮しなくては、説明できません。このなかで、1)は4か月周期説を説明できないので却下するとすると、2)もしくは3)ということになります。2)は、抗体保持者も感染者数と数えれば、かなり良い説明ができますが、ウイルスの感染力が、周りの状況に依存するようなメカニズムをもつのか、の説明がつきにくいし、そもそも、日本全国であまり感染者数が多くないところでも同様の終息をしめしていることの説明ができない。とすると、考えられるのは3)だけになります。

人間の寿命も、「細胞の分裂数の上限で決められる」という説を何かの本で読んだ記憶がありますが、ウイルスの感染力も、変異からのコピー回数で決められるのであれ場、今回の終息は説明できます。ただ、これもちょっと弱いところがあり。 デルタ株の発生がある一回の感染が発端となり、そこから広がっているとすれば、世界中で同時期にならなくてはなりません。実際は、数か月程度の幅でずれていますから、コピー回数というのも、結果として採用は難しいといえます。

SEIRを根底におくと、現時点での無風凧では終息を説明できません。

では。大胆な仮説をたてて、ロトカボルテラ方程式系に拡張します。簡単に言えば、SARS-Cov-19 ウイルスの捕食者となる別のAAというウイルスの存在を仮定します。このモデルであれば、、、なんとか、終息の説明ができます。が。このように便利なAAというウイルスが存在するなら、これまでにすでに発見されていなくてはなりません。だから、この仮説も却下。

いま、考えているのは、AAがウイルスではない「何か」で説明できないか、ということ。その「何か」を思いつけば、それを確認する手段を見つけ出すのは簡単なこと。

というわけで、今日は無風凧の「日本におけるCOVID-19第五波終息モデル発見のメモ」 でした。

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COVID-19; 東京都の医療レベル引き下げ

本日の昼過ぎ、東京都はCOVID-19に対する医療警戒レベルを一段引き下げました(コチラ 参照)。

感染者数や、重症者数が減ってきていることによる措置です。確かに減ってきました。なので、「医療体制に対する警戒レベル」を一段下げることは、無風凧も妥当だと考えます。

問題は、この「レベル引き下げ」が起こすであろう、都民の行動です。

経済至上主義、という言葉でくくらせていただきますが、感染が再拡大したら対策する人たちA群と、

感染が再拡大し二用にしたいという人たちB群の間で、衝突が起きます。

A群は、経済再開にむかって動きます。この再開の活動にも、当然慣性の法則は働きます。だから、感染拡大はじめたから、と言って「すぐに経済活動を止める」ことが出来るわけではない。結果として第6波ということになります。

B群は、第6波にならないようにいろいろな「防御策」を取ることを主張します。もし、こちらが主流派であるとすると、結果として理想的には「第六波」はおきないことになります。A群からみたら「無駄な努力をした」というように見えます。

無風凧自身は。

最適停止問題的に考えると、9月の減少理由が判明していない今は、まだ経済再開には早い、と感じます。少なくとも4か月周期説の根拠解明か、もしくは2Phase(つまり。2回分=8か月)感染を抑えきったうえで、経済再開に舵を切るのが良い、と分析・結論します。

実際に起きることは、、、

防止対策が今よりも甘くなり、次に緊急事態宣言をしてももう効果が無い、ということだろうと、ペシミスティックに考えています。

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南魚沼産のコシヒカリ

新米の季節になってきました。

今日、新潟出身の友人と話をしているなかで、コシヒカリの話題になり、やはり南魚沼産のコシヒカリは美味しい、と宣っていました。そして、知り合いの農家から、送ってあげようか?というのが話にまでなりました。

無風凧も、炊きたてのご飯なら、梅干し一つでおかわりが出来るほど、ごはんだいすき、、、ですが。

最近は糖質ダイエットしているから、白米は天敵。だから友人の申し出を泣く泣く断りました、、、早くダイエット成功させて、お米を腹一杯食べたいと思う無風凧です。

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AI進化の先

是非を問いたい、、、

最近、AIベースで、文章を作成してくれます。例えば、謝罪。キーワードさえ入力すれば、それなりの謝罪文が出来上がります。読んだ人も、「AIで作成している」ことを知らなければ、礼儀正しい文章として喜んで謝罪を受け入れることでしょう。

でも。

実際は謝罪する意思などなく、ただキーワード入力した文章。これは、本当の意味での謝罪ではありません。

無風凧が子供の頃は。

「反省文を書きなさい!」というお叱りで、居残りで反省文を書かされたものです。その過程で、何が悪かったのか、などを省みることが出来ました。そして、時間をかけた丁寧な文字で書く。これが全人格的な教育だと思うのですが、今後は、「AIの文章作成ソフトにキーワードを入力する」という作業に様変わりするのでしょうか?

便利かもしれませんが、釈然としません。皆様は如何お考えになりますか?

 

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組閣

第百代総理大臣である岸田さんの組閣が発表されました。

菅内閣より平均年齢が高い内閣。そして、菅色を払拭したかのような陣容。顔ぶれを見て、実力が伴っていることを祈るばかりです、、、が。

実際は超短命内閣であることが確定しています。実力の有り無しよりも、記念大臣な任命も多いのではないでしょうか。

この国難に、短期とはいえ、もっとリーダーシップをとれる内閣を、と落胆した方は、少なくないでしょう。

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COVID-19: 第6波

自民党の総裁選、マコムロの結婚問題、などで、最近少し記事としてのValueを落としているような気がするCOVID-19. とはいえ、第6波の可能性がなくなったわけでもなく、ただ人口に膾炙していない、というだけです。

実際、第6波の可能性がなくなったわけではありません。来る可能性があります。無駄に不安をあおるものではなく、論理的な可能性として、完全な終息を宣言することはできない、という意味です。(こう書いただけでも、もし第6波がこなかったら、科学者はうそを言う、のと言われるそしりを免れないでしょうね。)

いずれにしても、COVID-19はまだ「人類のUnder Control」ではありません。

では、第六波はいつから?というのが気になるところ。

1) 4か月周期説。およそではありますが、4か月おきに感染拡大がおきています。

2) 変異株の入国時期説。今回はデルタ株でした。次にミュー株やデルタ+などが市中感染し始めたとき、言い換えれば、検疫を超えてしまった時に第6波が始まるという考え方。

3) 気のゆるみ説:時期が一番読みにくいのがコレ。もっとも最近の論調ではこれが主流ではないかも?

いずれにしても、ワクチンで完全制圧しているわけではないですから、第六波への備えは必要です。

さて。

ここでいう備え、とは何でしょう? 無風凧は主張します。 人に接しないこと、と。「人流を抑える」と「人と接しない」は似て非なるもの。感染拡大するような「接触」がなければ、感染拡大は起きません。これは、赤ちゃんでもわかる当然の理。ワクチンパスポートは、接触を増やすことになります。その意味では、3)は、「ワクチンパスポートが市民権を得たとき」ということが出来るのかもしれません。

ここにあげた1)から3)は、あくまで無風凧が思いつく上位3つ。これ以外にもかのうせいがありますし、どれも当たらないかもしれません。それを正確に予測するほどまでには科学は進歩していません。

 

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労働時間外の判断指針

Yahooの記事を見ていると、きょうは「過労・労働時間外」の記事が二つ重なりました。

一つ目は、ホンダの過労自殺事件(コチラ)。時間外労働の証拠になるであろうPCを破棄した、という虚偽の報告をした。(実際は残っていた)

もう一つは、教員の残業に関する判決(コチラ)。教員の業務時間に関して現行法が実情に合っていないとはしながらも、違法性を認めないという判決。

この二つの記事に通底する問題があります。それは。

「時間外労働は、形式化した業務時間で論じられている」

ということ。端的に言えば、タイムカードの時間(つまり、形式知化して証明可能な業務時間)だけで判断されているということです。

無風凧は、大企業の従業員、大学教員、起業 を経験していますが、そのどの場合においても、タイムカードと実働の時間は異なります、というよりは時間が来てその次の瞬間から違うことができる、なんてことはありません。

例えば。

落ちこぼれの学生をどのように教育するか、などは、学校を出てからの移動中にも考えていますし、お風呂や食事中も頭を離れることはありません。社長の御前会議用の緊張感は、眠れない夜、になります。

つまり。

タイムカードで示されるより、はるかに多大な時間を業務のために割いている、ということです。上記の記事をはじめとして、今の日本の労働時間議論では、このような事実を全く俎上に載せていない。

現在、無風凧は大学教授もしていますが、この二週間で、タイムカードでは110時間、実質体感では、250時間くらいは学校の仕事をしています。この超過分が無ければ、満足のいく教育を与えることはできません。どうすれば、この実態時間を労働時間外とみとめてもらうことが出来るのか。

この判断指針を作ることが本当の意味での過労死防止の第一歩だと考えています。

 

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ご冥福をお祈りします

この秋。テレビ朝日では、Doctor-X がスタートします。

Doctor-Xの決め台詞と言えば「私、失敗しないので」。

しかし、、、50年にわたり失敗していない男、元祖「私、失敗しないので」と言えばゴルゴ13(注)。その産みの親「さいとう・たかを」氏が永眠されました。享年84歳。

このブログでも何度かとりあげたゴルゴ13には、5年ほど前までの20年間、別冊レベルでフォローするほど、熱中していました。最近はちょっとさぼっていましたけど。一番好きなエピソードは、偽空座標X(342話) でしょうか。

ゴルゴ13は、さいとう・プロダクションとして、これからも続くとのこと。斎藤隆夫氏は、あの世でもゆっくりする時間なく、締め切りの追われるのではないか、と心配になります。とはいえ、ご冥福をお祈りしています。合掌。

注: 正確には、99.9%ですね、ゴルゴfanならご存じの通り。

 

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