COVID-19: ワクチン電子証明も愚策
平井デジタル相が、「ワクチン電子証明は年内にもできる」と話しているようです(コチラ 参照)。昨日の話と同じロジックで、天下の愚策、と申し上げさせていただきます。
それどころか。マイナスの効果が予測されます。
1) 日常会話で「ワクチン証明は取った?」が日常会話になる日がきっと来ます。政府も「取りましょう」というキャンペーンを張るでしょうから、取らないこと=悪 という風習が出来上がります。これは、一種の「同調圧力」でしょうし、「電子証明ハラスメント」を生み出します。
2) 電子証明 を持っていること、は免罪符です。だから、電子証明をもっているから何をしてもよい、と思う方が出てきます。その人が、未発症感染者だとすれば、スプレッダーになる可能性があります。現在の第五波の一因は、この未発症感染者からの感染拡大が考えられます。つまり、電子証明によって、感染拡大が起きる可能性があります。
3) さらに言えば。 ワクチンを打ったことは、「抗体ができたこと」を意味していません。つまり、ワクチン証明は、「安心安全を証明しているものではない」ということです。
4)加えると、抗体が半減してしまうことなどへの対応ができない、ですよね? 毎月PCR検査して、抗体数を計測し、その上で変異株に対応したワクチンを打って、それで安心安全を証明する、ということが出来るのでしょうか?
などなど、ワクチン電子証明も愚策です。こんなことを考える暇があれば、ワクチンが無くても感染が拡大しない施策や、医療崩壊を解決する施策を考えてください。
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