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COVID-19: 今後の予想

第五波は、理由もわからないままに、感染者数および自宅療養者数ともに、下降線です。死者数は今一つ現象幅が小さいですが、これは、感染者数に遅れて出てくる数字ですから、今後、きっと減っていくことは間違いありません。

無風凧の関心は、今後、COVID-19の感染者&被害者がどのようになっていくか、です。

これまでは、「後遺症」という要素は考えずに、 感染者は、死亡もしくは抗体保有者 への遷移でした。しかし、実際の予測にはここに「重度後遺症者」という要素も必要だと考えます。

加えると。

モデルナアームや副反応という言葉はあるように、ワクチン接種をしたことによる不調も、相当のダメージです。経済優先主義者の方が名にとっても、副反応で1週間休む、というのはGDPを下げる方向なわけですから、看過できないということになるといえます。

加えて。以下は何度も述べてきていますが、

・ ブレイクスルー感染
・ 複数回ワクチン問題

が挙げられます。抗体がある程度より減った場合、ブースター接種(3回目のワクチン接種)が必要という論調になりつつありますが、これは、

・ 変異株に対しては効果が下がる
・ ADE

といった現象に対しても、綿密な予備調査が必要になります。このあたりは、ウイルス変異速度とワクチン開発速度のマッチレースになっているようですが、現在、ワクチン開発の旗色が悪い。

さて。ここからが本題。

第六波はどうなるのか、が無風凧の最大の関心です。上記の中で変異株問題を扱う場合、どのようなパラメタ設定をすればよいのか、とても難しい。ミューやラムダの衝突断面積をどのように扱えばよいのか、皆目見当もつきません。(ある程度広がってからなら、フィッチングパラメタで処理することができるのですが)。

現在、とりあえず、8月までのデータをもとに、10月以降の予測をしていますが、そもそも、なぜ第五波が終息傾向にあるのか、が妻ブラ化でないので、とても難しい問題になっています。

注: ワクチン接種者数が増えている、という理由では第五はの終息傾向は説明できないと考えています。少なくとも、東京都の現象速度は、早すぎます。接触が8割減った以上の効果ですから。

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