COVID-19: 減らすのは人流ではなく「人との会話・接触」.2週間ではなく3週間が最低必要。
東京都の爆発的感染拡大に、政府分科会からの緊急提言案が発表されました(コチラ など参照)。尾身さん、3つの視点で、この表現では無理があります。
1) 減らすのは「人流」ではなく、「感染するシチュエーション」。すなわち、会話と接触。
「人流」という「言葉」が、誤解を与えます。だから、「会話を8割減」「接触は100%減」という言い方が必要です。加えて、人流=街を歩いている人の数 という意味でいうなら、ほとんど意味がありません。さらに言えば、「7月の半分」という指示の仕方も意味不明です。以上m止めて、一日に他者と会話するのは「マスクをして2m離れたうえで、10分単位で13人まで」、という示し方が良いでしょう。
2) 職場、買い物、電車、、、すべての生活シーンでの会話と接触を減らしましょう。
経路不明が7割の時代、デパ地下やショッピングモール、飲食店に限ることには意味がありません。職場も学校も病院も、、、会話や接触があれば、同様に感染は広がります。場所を限る表現は、誤解を招きます。
3)2週間ではなく、最低3週間です。
今回の提言が「届くまでの時間」を加える必要があります。今言って、今からすぐに減るわけではありません。でも、3週間で終わるわけではないことも心得ておいてください。
そのうえで、「会話と接触を減らす」に加えて、「マスクをして2m離れての会話」を励行してください(これも、完ぺきとは言い難いですが)。
| 固定リンク
コメント