COVID-19: 努力は意味がない。結果が重要だ。(2)
みなさん。
ワクチン、打ちたいですか? ワクチン打てば、人類はCOVID-19に勝つことができますか?
少し言い方を変えましょう。ワクチンを打つことと COVID-19の死者を減らすこと、どちらが大切ですか?
菅さんも小池さんも西村君も尾身さんも、、、ワクチン打つことを勧めています。菅さんに至っては、ワクチン接種を増やすことで自分の責任を果たしているかのような発言をしています。いや、予定よりも早いと言って自画自賛しています。
しかし。
みなさんの望みはワクチンを打つことですか?それとも、COVID-19に打ち勝って以前の生活を取り戻すことですか?
いま、日本の感染は、ほぼデルタ株に置き換わったといいます。当初予定ほど、ワクチンの効果がない、という論文も読みました。実際、二回ワクチンを打っている方でも、重症化している人がいます。その意味では、ワクチンだけでは不十分だと結論することができます。
今、大切なことは感染拡大を抑えること。それをしっかりと目的意識として持ちましょう。
感染拡大をおさえる唯一の方法は、「自分が感染源とならないこと」です。「患者にならない」ことは、今回のCOVID-19の場合、原理的に無理です。一般国民のマスクも手袋も、防御には役立ちません。唯一の方法は、籠城することですが、宅配もなしの籠城は不可能ですから、結果として完璧な防御は無理。それよりは、自分から他人に感染させないための対策の方が実現しやすい。それが、マスクと2m離れた会話。そして、この方法は、デルタ株、そしてラムダ株にも有効です(注)。
少なくとも。ワクチンを打つ努力を不要とは言いませんが、その努力だけを評価してはいけません。大切なのは「感染者が出ない、重症患者が出ない、死者が出ない」という結果です。
注: マスクと2mという対策は、飛沫感染、の場合です。昨今、空気感染の可能性が取りざたされていますが、この場合は、マスク+2mでは感染拡大をとめることはできません。
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