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2021年8月

COVID-19: 威風堂々1番(Land of Hope and Glory) (好きな音楽2021年8月)

ふとしたことで気になり始めたのが、BBC の Proms で演奏される威風堂々1番(Land of Hope and Glory )。Promsの最後の夜に演奏されるこの曲は、間違いなく「最大の合唱隊」で歌われる曲であろう。(ギネスに乗っているか否かは調べていない)

というのも、例年だと、会場であるとロイヤル・アルバート・ホールだけではなく、ハイドパークなど野外でも歌われる。ウイーンフィルのニューイヤーコンサートのアンコールで、ラデツキー行進曲を拍手で演奏する、という聴衆参加のイベントは時々あるが、Last Nightの威風堂々は参加人数の桁が違う。

所で、このCOVID-19の感染状況下で、かくも沢山の人が集まって、歌って、、、として良いのだろうか? イギリスは、再拡大をなんとか抑えた後、いまは「共存政策」をとっているが、Last Nightで感染爆発、などということになると、あまりに悲しすぎる。

そういえば、去年はどうだったのだろう。。。

など、考えながら、久しぶりに威風堂々1番を聴いている。

 

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COVID-19: これは作為?モデルナワクチンの異物混入発表に2か月もかかった件

モデルナワクチンの異物混入の発覚から発表までに一か月以上もかかっている、というのはどういうことでしょうか? 厚生労働省が悪いのか。 武田薬品が悪いのか。多分両方でしょう。(コチラ 参照)。

ワクチンに異物が入っている、という事象は、薬品会社にとってはあってはならないこと。一つ目の報告の時点で緊急度最上位のインシデントとして報告され、エスカレーションし、そして対応しなくてはなりません。

武田薬品が最初の報告を認識したがの6月とのこと。そして、厚生労働省が発表したのが8月26日(コチラ 参照)。この2か月間。何が起きていたのでしょうか? 少なくとも万をこえる数の、該当ロットのワクチンを接種しています。目に見えない大きさの微粒粉が体内に入ってしまう、ということが起きていない、とは限りません。

ネット社会の今。そして、国民の一大関心事であるCOVID-19とそのワクチンの情報。 例えば、武田薬品の広報担当者がTVのキー局に投げ込みをするだけで、翌日には該当ロットの中止をすることもできます。つまり、発見の翌日か翌々日は、該当ロットのワクチンをしようすることは止めることができました。なぜ、こんなに時間がかかったのでしょう?

一事が万事、という言葉がありますが、製薬会社も政府も医師会も、危機に対する本気を感じさせてくれません。利権に関わる何らかの作為があったのではないか、と邪推します。

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祝! 5000記事アップ

この記事が、公開されるた5000番目の記事です。2008年4月23日に始めたこのブログ、4877日目にして、5000記事に到達しました。

当初は、動物写真が中心でしたが、この一年は半分以上COVID-19。無風凧の愚痴をいっぱい書いているような気がします。これからも、竹林の八人目を目指して記事を書いていきます。

ちなみに、4877日というのは、約13年4か月です。10,000記事目は、西暦2035年の1月か2月頃になりそうです。そのころまで、無風凧がんばんなきゃなあ、、、、ニフティさんも頑張ってください!!

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COVID-19: 私権制限

COVID-19が猛威を奮っています。

ワクチン一辺倒の菅政権、自粛のお願いと三密回避以外の有効な手段を出せない内閣。野党や世論はロックダウンを望む声も大きくなっています。しかし、判で押したように「ロックダウンは私権制限を行うことになり、慎重に、、、」という答弁ばかりです。

私権制限を行わない、もちろんではあります。日本の法律では「私権の制限」を加えることは難しいように思います、、、でも。

無風凧は思うのです。「無風凧の私権」はどうなりますか? 買い物にも、旅行にも、食事にも行けない。仕事の打ち合わせすら満足にできない。これらは、すべて、無風凧の私権を制限しています。この状態が「長引く」施策をすることは、それは「私権制限を行っている」と言えるのではないでしょうか?

現在。ロックダウンによる私権制限をうけると感じる(つまり、苦痛に感じる)人は、現時点での「自粛のお願い」を守っていない人に多いのではないか、と推論できます。この人たちにの「私権」を守ることは、「現在、自粛している人たちの私権を侵している」と言い換えてもよいと考えます。

つまり。ロックダウンをはじめとした強い対策をしないことは、そのまま「将来的に私たちの私権を制限している」といえると考えるのです。

国民世論を一本化できない脆弱な政治基盤であることは、世論調査の結果を待つまでもありません。しかし、いま、必要なのはFail Safeの考えに基づいた確実で強い対策です。幸い、特措法と緊急事態宣言の範囲で、ロックダウンに近いことは可能です。早急の対応を願うばかりです。

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パスタスタンド無風凧 Menu

とある方から、「無風凧さん、パスタ屋を開店してはいかがですか?」とお誘いをうけ、本気で迷っている無風凧です。

悩みつつ、、、まずは、どんなメニューになるか、考えてみました。無風凧は、料理学校に行ったわけではなく、完全に我流。なので、定番のスパゲティは、あまり作れません。ほとんどオリジナル ではないでしょうか?

  • エリンギと小松菜のペペロンチーノ
  • 豚肉と卵と長ネギのチャーハン風パスタ
  • ポモドーロ
  • 焼きそば風ソースパスタ、、、塩味可
  • もんじゃパスタ
  • 5種野菜のナポリタン、、、塩味可

メニューを増やすと、それだけ廃棄ロスが増えるし、回転が悪くなるので、この6種類(塩味加えて8種類)でしょうか。いわゆるミートソース風のような煮込み系は、パスタスタンド無風凧 には似つかわしくないように思います、、、、

そうそう。 無風凧は、ここ数年、ハム、ベーコン、ソーセージのような加工肉を摂取していません。健康上の理由から、なのですが、上記のメニューにもそれらは入っていません。ボンゴレ・ビアンコは得意中の得意ですが、素材の扱いやすさを考えて却下。カルボナーラ系は、デブ対策と回転率を考えて落選です。

そうそう。もんじゃパスタ、はまだここでは紹介してないですね。いずれ折を見て。

さてさて。皆様は、パスタスタンド無風凧で、どんなパスタを食べたいですか?

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COVID-19: ロックダウンが必要な論理的な理由

COVID-19で医療崩壊が起きています。

都や国は、医療機関への「要請」を行い、医者や医療従事者を増加を目指しています。しかし、実際はすでにめいっぱいの状態ですから、そうそう増員はできないでしょう。それに、パラリンピック用の従事者をなぜCOVID-19対応に振り分けないか?と言われたときに、納得する説明をすることはできないでしょう。

その意味では、感染後の対策=医者や病院を増やす、 よりも、感染者を増やさないための施策 がより重要です。

感染者を増やさない、には2つ意味があります。一つは、重症化させない。もう一つは、軽症者もふくめて感染者を出さない。

「重症化させない」に関しては、ワクチンがある程度奏功しているようですが、十分でないことも先日書いた通り。重症者数を減らすためには、軽症者も含めた感染者を減らすことが重要になってきます。

感染者を減らす。

ペストの時代から、隔離、が最も有効です。これは、火事の対策(カジノ対策ではない)でも同様で小区画に分割していることが、大火を防ぐ手法の一つです。

ウイルス感染の場合、自分だけが感染しないようにする、というのは事実上不可能です。衝突断面積 の考え方を何度も紹介していますが、接した相手が感染者だった場合、ある確率で自分が感染者になります。相手が感染者であるか否か、で自分が感染するか否かが決まる、とすれば自分でできる努力は、「人に会わない=個人的ロックダウン」になります。

さて。ここからが問題です。国民全体が「個人的ロックダウン」すればよいのですが、「自分は大丈夫」ということで個人ロックダウンしない人が一定数います。これは、マスクしない人、がいるのと同様で、避けることができません。自分は大丈夫、という人が感染するのは本人の自由かもしれませんが、その人がいるために、「感染したくない人」が感染する確率が上昇します。ここで、自分は大丈夫、という人たちが、夜の街で飲んだり、マスクなしでしゃべったり、、、この人たちを減らさなければ、医療崩壊は解消できないことになります。

つまり。 感染してもよい、と思っている人の行動制限をしなくては、医療崩壊は解消できません。感染しても良い、と言っている人が、感染した場合、せめて「治療しんなくてよいカード」でも携帯していて、自宅療養してくれるのなら、医療崩壊は防げるかもしれませんが、実際はこの「感染しても良い」と思ている人の感染も、医療崩壊の原因になっています。

だから。最終的にロックダウンしか手法が無い、ということになります。

この「ロックダウン」には、国民世論の形成も重要なことです。パラリンピックの中止、は最も効果的なアピールなのですが、、、もう、遅きに失しました。次は、日本全国に緊急事態宣言を出して、特措法の範囲で交通機関を止める、という無風凧案を実現することでしょうか?これなら、3日で決定できます。

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空気感染カチラ。

20141223 はなちゃん先生:
感染拡大が止まらないわね。 空気感染かもチレナイっていうし、、、アタチ達、感染対策何ができるのカチラ?

写真出典 2014年12月23日の写真
天国に旅立ってからも私たちを心配してくれているんですね、、、

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COVID-19: 変異株考

日本における感染拡大が止まりません。東京都などでは、自宅療養中の死亡、という痛ましいニュースが流れています。ワクチン接種者も増えているなかで、この感染爆発。これは事実として受け止めなければなりません。今日は、俯瞰的にこの感染拡大を、「変異株」をキーワードに考察してみます。

まず。

ブレークスルー感染が報告されています。二度目、三度目という感染があります。これは、「完治していなかった」ことによる再発も含まれるでしょう。時間がたったことにより免疫効果が薄れ、二度目の感染に至った場合もあるでしょう。しかし、ウイルスの変異により、免疫が効果を発揮できなかった、という場合が考えられます。このように考えると、変異株 というよりは、「別ウイルス」として扱った方が、感染拡大を防ぐことができるのではないか、と提言します。

つぎに。

インドでは、デルタ株感染爆発のピークを越えた、言い換えれば、集団免疫ができた、という報道がなされています。インドでは70%が抗体を持っているとの報告です。これは、事実でしょう(コチラ 参照)。翻って今の日本はどうでしょうか?現在、約40%の国民が二度目のワクチン接種終了しています。また、国民の1%を超える130万人がすでに回復しています。保健所が把握していない範囲で自然治癒もあるでしょう。これらを考えれば、ある程度集団免疫効果が見え始めて良いころです(SEIRに基づく)。しかし見えていない。

インドの感染者数の推移を見てみましょう(コチラ 参照)。当初インド株、と呼ばれていた「デルタ株」が大半をしめていることが分かります。つまり、「同じ株による自然ウイルスからの獲得免疫」であれば、集団免疫につながりやすい。変異が起きたばあいや、ワクチンによる不活性化では、集団免疫を獲得しにくいのではないか、と結論できます。ここからの提言は、集団免疫は獲得できないと考えた方がよい、です。

さらに。

一般的なウイルスの性質として、弱毒化 があります。ウイルスは、菌とは違い、独立して存在することができません。宿主(感染者)が居なくては、存在できないわけです。 だから、宿主が死ぬような変異は主流になりえない、というのがこれまでの常識的な考え方です。しかし、今回のCOVID-19に関して言えば、アルファ株、デルタ株と、強毒化しているようにも見えます。致死率こそ下がっていますが、感染力が強化されていることにより感染者が増え、結果として日本での「死者数」は増加傾向です。この死者数は、医療崩壊を含んでいます。つまり、死者数の増加は、感染力の増加のみならず、医療崩壊がおきていることを意味しているわけです。

この傾向を外挿すると。いささか説明不足はありますが、次のような時代が想定されます。

感染力は、これからも強くなっていくでしょう。よってCOVID-19の変異株に、世界中の人が感染します。しかし、変異株本来の致死率はどんどん下がっていく。加えて、医療崩壊との閾値を下回れば、致死率は飛躍的に下がる。本当の意味でのWith Corona でしょうね。このWith Corona 時代までには、治療薬が開発されることを祈っています。しかし、治療薬が開発されなくても、ウイルスの方向として、こうなるでしょうね。

今、我々がしなくてはならないことは、この考察からは変わりません。 感染拡大を防ぐこと、医療崩壊を防ぐこと。感染拡大がを防ぐためには、、、もう皆さんお分かりですね。 公共交通機関をストップすること、そしてマスク+2mです。

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COVID-19: 無風凧邸を守るぞ!

20201024 かなちゃん(右): 私たちの仕事は、無風凧さん宅を守ることよ。COVID-19からどうすれば無風凧邸を守れるか、みんなひとつづつアイデア頂戴。

えいちゃん(白鼠): まずは、カミュの「ペスト」を読むことだと思うな。

太郎(左のあかしーば):川田弥一郎の「白い狂気の島」も読んでほしいな。狂犬病の話だけど。

らんらん(パンダ):僕は、上野動物園に生まれた双子のパンダのことが心配だよ。COVID-19からは隔離されていると思うけど、、、(コチラ 参照)

よしくん(中央):無風凧さんのおかげで、玄関の中は安全安心なのかな。僕たちはもっと本気で感染対策考えなきゃ、です。

写真出典 自前のM5
最近の無風凧の感染対策。
1) 買い物は、三日に一度程度、夜8時の閉店前スーパーに限る(一番すいている時間)
2) 運動不足解消のトレーニングは、昼間のお散歩
3) 買い物は、玄関ですべてアルコール吹付
4) もちろん、手洗いウガイは常に励行。
夜8時は、スーパーの安売りの時間ではあるのですが、野菜が随分売り切れていて、困っています。

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COVID-19: なぜGDPを追うのか?

COVID-19の感染拡大が止まりません。致死率は下がっていますが、、、それでも数十人単位で毎日被害者が出ています。また、季節性インフルエンザ程度の致死率であっても、「感染者数が季節性インフルエンザよりも増えれば、被害者は増えます!」

エコノミスト、と呼ばれている人たちの中には、ワクチン先進国のGDP回復を取り上げて、「ワクチン接種が遅れたことにより、日本の回復が遅れている」という論調の方が居ます。すでに季節性インフルエンザ波なのだから、早く経済を戻せ、という主張です。そこには必ずGDPが取り上げられます。

先日の日本経済新聞のサイトにこんな記事がありました(コチラ 参照)。

「所得格差の大きい地域ほど新型コロナが猛威をふるう状況が続くことになりそうだ。」

現在の日本は、回復はしていないとはいうものの、GDPで大きく後退しているわけではありません。ジニ係数が悪化しているため、総和で測定するGDPの大幅な悪化はしていない。でも、平均は下がっている。これが実情です。

そこで改めて考えてみましょう。 GDPを追いかける必要がありますか? 例えば、完全自給自足している人は、GDPへの寄与はゼロです。でも、その人は無事に生活できています。

GDPを追いかけると、ジニ係数が悪化し、ジニ係数が悪化するとコロナが終息しない。

この論理に飛躍があることは自覚していますが、しかし、COVID-19から完全な勝利を収める一つの方程式のような気がします。

エコノミストの皆様、如何でしょうか?

 

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CPVID-19: 緊急事態宣言下だからこそ知事権限でできる最大の感染対策

先日、無風凧は「公共交通機関の2か月ストップする」という感染対策案を書きました(コチラ 参照)。公共交通機関を止める、という感染対策は、昨年の3月から無風凧は基本対策として主張しているものです(コチラ 参照)。

昨年の3月は、特措法の適用範囲という趣旨で書きましたが、紆余曲折あり、今回は、現行法の上で可能な範囲での提案です。また、ネット上には交通機関停止に対する反論や課題を挙げているものがありますが、その対応も公開します。

まず。

現行法で可能か不可能か、という問題ですが、特措法の解釈の範囲で可能です。

特措法第九条では、

指定公共機関又は指定地方公共機関は、それぞれ政府行動計画又は都道府県行動計画に基づき、その業務に関し、新型インフルエンザ等対策に関する業務計画(以下「業務計画」という。)を作成するものとする。

となっています。加えて、この前提として、特措法7条2-二ーハ、

感染を防止するための協力の要請その他の新型インフルエンザ等のまん延の防止に関する措置

及び、7条2-四

新型インフルエンザ等対策を実施するための体制に関する事項

があります。構造としては、7-2-二―ハ を首長が行動計画として交通の停止を計画し、指定地方公共機関である公共交通機関はそれにもとづいて交通サービスをストップせざるを得なくなります。

これが、現行法の下で可能だという論拠です。(ほかにも、特措法を用いて交通機関ストップを導出する方法はあります)

さて。公共交通機関をストップしたときに起きうる事象への対応です。

まず。 医療従事者やエッセンシャルワーカー(食料品、介護)の移動もストップすることになる、という課題です。この対応は非常に簡単で、感染対策をしたタクシーを移動手段とすることです。この際、だれがどのタクシーにのったか、の履歴を残しておくことができることも重要です。

それ以外の要移動者、に関しては、自家用車は許可します。ここで、ガソリン代を高額にすることにより、自家用車を減らすことも考えられますが、都市部を中心に考えれば、駐車場不測の問題で自家用車の私用は激減します。

食料を中心とした生活必需品の運搬は禁止していませんから、これまで通りに搬送できます。

学校は、もちろんではありますが、すべて遠隔授業、は言うまでもありません。

ここまでで、地域を超える拡散は、7割以上削減できます。残りの問題は、地方(地域)に人口が集中する、ということです。つまり、例えば近所のコンビニに人が屯することが考えられます。

これは、2m+マスク 戦略で対策します。その意味では、行政が「お店の利用時間をコントロール」する行動計画を策定することも一つの方法だといえます。これは、いろいろな方法が考えられるので、必要があれば無風凧までお問い合わせください。

如何でしょうか? 今の感染拡大に対応するために、交通機関をストップすること、可能だと思いませんか?

 

 

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COVID-19: 努力は意味がない。結果が重要だ。(2)

みなさん。

ワクチン、打ちたいですか? ワクチン打てば、人類はCOVID-19に勝つことができますか?

少し言い方を変えましょう。ワクチンを打つことと COVID-19の死者を減らすこと、どちらが大切ですか?

菅さんも小池さんも西村君も尾身さんも、、、ワクチン打つことを勧めています。菅さんに至っては、ワクチン接種を増やすことで自分の責任を果たしているかのような発言をしています。いや、予定よりも早いと言って自画自賛しています。

しかし。

みなさんの望みはワクチンを打つことですか?それとも、COVID-19に打ち勝って以前の生活を取り戻すことですか?

いま、日本の感染は、ほぼデルタ株に置き換わったといいます。当初予定ほど、ワクチンの効果がない、という論文も読みました。実際、二回ワクチンを打っている方でも、重症化している人がいます。その意味では、ワクチンだけでは不十分だと結論することができます。

今、大切なことは感染拡大を抑えること。それをしっかりと目的意識として持ちましょう。

感染拡大をおさえる唯一の方法は、「自分が感染源とならないこと」です。「患者にならない」ことは、今回のCOVID-19の場合、原理的に無理です。一般国民のマスクも手袋も、防御には役立ちません。唯一の方法は、籠城することですが、宅配もなしの籠城は不可能ですから、結果として完璧な防御は無理。それよりは、自分から他人に感染させないための対策の方が実現しやすい。それが、マスクと2m離れた会話。そして、この方法は、デルタ株、そしてラムダ株にも有効です(注)。

少なくとも。ワクチンを打つ努力を不要とは言いませんが、その努力だけを評価してはいけません。大切なのは「感染者が出ない、重症患者が出ない、死者が出ない」という結果です。

注: マスクと2mという対策は、飛沫感染、の場合です。昨今、空気感染の可能性が取りざたされていますが、この場合は、マスク+2mでは感染拡大をとめることはできません。

 

 

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COVID-19: 努力は意味がない。結果が重要だ。

「努力は意味がない。結果が重要だ。」

経営者なら、だれでも身に染みている言葉です。きれいごとではなく、会社を黒字にするために泥水をなめた社長さんも多いことでしょう。

COVID-19で考えてみましょう。例えば水際対策。検疫をしても隔離をしても、結果として国内にウイルスが入ってしまえば、結果は出せなかったことになります。

努力 = 検疫、隔離、など

結果 = 変異ウイルスが入らないこと。

COVID-19の最初、そしてアルファ株、ガンマ株、デルタ株、いまはラムダ株が入りこもうとしています。どの株も、「水際対策」が完璧なら、国内感染拡大はありませんでした。言い換えれば、水際対策は結果が出せていないわけです。

言い換えれば。今の検疫と隔離が施策として不十分であることはすでに証明されているわけです。

だとすれば、改善策を出さなくてはならないわけですが、、、菅内閣は「徹底を指示をした」を繰り返しています。つまり、改善策が出されていません。

ここで愚痴を書くのは簡単ですが、この国難にどのように対応策を打ち出せばよいか、、、悩みます。ただ、最後に繰り返して主張します。

COVID-19対策で、努力は意味がない。結果が重要だ。

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COVID-19: 本気を見せるために

COVID-19の感染拡大が止まりません。

緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置がとられていますが、オオカミ少年、ではないですが効果が期待できない、というのが世論調査の結果膿瘍です。「自粛しろ」「でも、オリンピックは開催」では、だれも自粛はしてくれないでしょうね。

今最も大切なことは。

感染防止に向けて国民世論を統一すること

です。具体的な施策は、世論が感染防止に本当に向かったうえでないと、効果はありません。

とはいえ、「具体的な施策」を見せることでしか、本気を感じさせることは無理でしょう。愛する人のために自粛しよう、の類のメッセージは、もう効果が期待できない、ということです。

そこで。政府として「本気」を見せるために、下記程度のインパクトのある施策を、2週間程度に実現する、ことが必要になります。

1. すべての公共交通機関をストップする(2か月)

2. パラリンピックを中止する

3. 一律20万円の給付金を支払う。

法律で不可能なものは、公共交通機関のストップ、でしょうか。それでも、ロックダウンを行うよりは、法整備は簡単です。緊急事態宣言に基づく県知事権限の範囲でも、可能だと、無風凧は解釈しています。

如何でしょうか? 菅さん、西村さん、相談ならいつでも乗りますよ。

追伸:
人流制限、は正しいようで正しくありません。 このブログでは何度も書いているように、「会話の時間を減らす」ことが大切です。加えると、残留ウイルス対策が必要ですが、これは、アルコール除菌と手洗いうがいで対応することで自助努力できる範囲です。

 

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味噌タンタン風煮込みスパゲティ

今日は失敗の報告。

お盆に味噌タンタン風煮込みスパゲティに挑戦しました。中華のタンタンメンは何度も作っていたので、中華麺をイタリア麵に変える、という作業になります。

中華麺とイタリア麺は、似ているように見えて似ていないところが多い。

共に「麺」としての自己主張・風味は弱い。その分、スープや具の味に敏感に反応します。自己主張や風味に視点をおけば、「和そば」は強い。そして出汁や具材はそばの味をより際立たせるために工夫されます。

その「似ている」中華麺とスパゲティですが、実際は大きく違う部分があります。それは、「スープの絡む量」。スパゲティは圧倒的に少ない。この違いは、調理をする上でとても工夫を要するところです。

今回。

絡む量が少ないことに対応するために、工夫をしてみました。味を染ませるためにちょっと長めに煮込んだ。

でも、結果としてはほぼ大失敗。味は染みませんでした。その意味では、この瞬間だけ、スパゲティは和そばに近い扱いになります。と言っても麺の風味を楽しむほどは、スパゲティは味はありません。

ポモドーロ系のスープスパゲティを作る際には感じたことのない難しさを感じています。

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COVID-19: 豪雨災害

九州北部、広島など、広い範囲で豪雨災害が広がっています。被害を受けた皆様にお見舞い申し上げます。

さて。

警戒レベル5の「避難」をする。これは、ある意味では「密」になることを意味しています。COVID-19感染拡大が取りざたされている中、避難所の感染対策はどのようい考えればよいでしょうか?

もとより。

洪水や崖崩れなどで命の危険がある場合、まずは安全な場所、たとえば公民館など、に集団避難すること自体は、非難できません。また、発症していない感染者が一人もいない、というのは、「幸運」ではあるとは思いますが、リスク対策の立場から言えば、考えるべきではありません。言い換えれば、

前提として、避難所にCOVID-19の感染者がいることも想定した施策

を考えなくてはなりません。その意味では、、、オリンピックの「バブル方式」と同じ条件を考えることになります。

避難所の中、に関して言えば。万一感染者がいたとしてクラスタ化するのを止める手段は、無い、として扱った方が良い(良い=フェイルセーフな考え方である)。まずは、避難所の中では、通常の対策(2m離れてマスクで会話)を堅守する。それ以上のことは、無理です。

そのうえで。感染者が出たとすると、全員を濃厚接触者として2週間の観察過程に入る。これ以上の施策はありません。

ところで。

これって、逆に言えば、「ラッキー」な点があります(災害時にラッキーというのは言葉選びがよくありませんね)。それは、その避難所の外に感染が拡大する可能性が限りなくゼロに近くなる、ということです。これは、県境をまたぐ帰省をしないでくれ、というのと施策の考え方は同じです。

何を言いたいか、お分かりいただけたでしょうか。災害によってできたある種の「バブル方式」。この単位で今後3週間は「外界と接触を断つ」ことにより、感染拡大を防ぐことができます。そして、「接触を断つ」ことができていれば、その後も「バブルの中」は、安心安全です!

災い転じて福となす、とポジティブシンキングして、COVID-19対策してほしいと思います。繰り返しますが、非難したことを「福」となせるように、みなさん、頑張りましょう!

 

 

 

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COVID-19: 昭和20年と令和3年の類似

77回目の終戦記念日。令和3年の日本は昭和20年の日本と似ているように感じる。

国民世論に関係なくオリンピック開催。武器商人が儲けたがごとくに稼ぎまくるオリンピック貴族。「自粛自粛」の連呼は「欲しがりません勝つまでは」に聞こえる。補給路がなく特攻しかできなかった昭和二十年の日本軍の戦略は、ワクチン一辺倒の菅内閣の施策と比定できよう。成功しようとしまいと、ワクチンというしか手がない状態になっている。さらに言えば、戦況が悪くなってもそれを国民に知らせなかった軍部は、オリンピックでは感染拡大していない、と大見えを切る政治家たちとどこが違うのだろう?「捕虜になるよりは自決しろ」と手榴弾を渡した日本軍の発想が「中等症までは自宅療養」という施策を思いつかせたのではないだろうか?

霞が関の国会議員・官僚・役人は、大本営の高級将校たちと同じだ。医療の状況は紙の上の事として承知はしても実情は理解していない。国民の声は無視してて自分たちは安全な場所から指示をするだけ。戦争は勝たなければどんなに努力しても責任は将軍にある。東条元帥はその責任はとった。昭和天皇もしかり。でも今の内閣は「指示をした」というばかりで、安心安全を実現できずに感染拡大しても責任を感じていない。つまり、戦争に負けても自分はよくやった、と自画自賛。もしかすると、今の霞が関は、大本営よりも質が悪いかもしれない。

昭和二十年。日本が戦争に負けたように、令和三年の日本はコロナウイルスに全面降伏するのではないだろうか?そのように思えてならない終戦記念日。

 

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COVID-19: ワクチンも酸素ステーションも遅い!

マスゴミの皆様、野党の皆様。声を大にして主張してください。

 

ワクチン頼りの施策は、遅すぎます。

酸素ステーションも間に合いません。

 

菅さんは、、、菅さんだけではなく、今の官僚は、「時間」の概念が弱いように思います。一日遅れると、10人の死者が出ます(致死率を0.1%と仮定)。10日遅れると、140人です(倍加時間を10日として和を取った場合)。実際は、医療崩壊が起きるとこれ以上の被害者が出ます。加えると、命は落とさないまでも「後遺症に悩む人」を含め、被害甚大です。この事実、認識していますか?

ワクチンに関しては、「デルタ株、ラムダ株では効果が下がる」「ブレークスルーがある「効果持続時間が短く、アメリカでも3度目の接種を決めた」などを考えると、いまや「施策」と言ってよいか、すらわかりません。

もう一度書きます。

 

ワクチン待ちは遅すぎます。施策とは言えません。

 

今、手を打てること。超法規的な手法しかないかもしれません。それくらいの国難です。一番危機感をもっていないのが菅さんです。

# ロックダウンが効かなかった、というのは表現がおかしい。Swedenのように集団免疫戦略をとった国は、最終的に失敗しました。ワクチン接種は、人工的な集団免疫戦略です。この戦略が失敗することは、歴史が教えるところです。 ほかの国も。 再拡大やデルタ株ピークがでているというのは、ワクチン過信があったのではないでしょうか? キャンベラでは、感染者一人でロックダウンしています。

 

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公私のけじめ6

2020TOKYOオリンピックは、辞任の嵐、ですね。今日は、オリパラ事務局長の平田氏が辞任しました。

辞任の理由は詳らかになっていませんが、文春が「公用車の私的利用」を指摘していました。

公用車の私的使用、、、と聞いて、舛添さんの都知事辞任のことを思い出しました。(その時の記事はコチラ。)

今回の平田氏の詳細は不明なので、是非を述べることはしませんが、「公用車」の制度自体に関しては一案あります。

公用車という制度をなくしてしまい、公用車分を「給与」として支払う。というのはいかがでしょうか?

そのうえで、例えば専用車を一台借り上げとするなら、その人件費と減価償却費、ガソリン代を支払う。ハイヤーとの違いは、ナンバーが違うので、駐車できる駐車場が増える、とか、一時駐車地域の制限が違う、程度でしょうか。

この「給与方法」の理由は。以前も書いたように「公私の区別はつけづらい」ということ。そして「完全に区別できたとしたら非常に非効率である」こと。例えば、帰宅途上にデパ地下で夕飯の買い物をする。これは私用ですよね?でも、いったん帰宅してから再度買い物に出るのは非効率。デパ地下に着くまでが公用でデパ地下から自宅は私用?これも釈然としません。

これらを一気に解決する方法が、給与方法。

少なくとも、数年前に提案したときに制度化されていたら、今回の2020TOKYOオリンピック関連の辞任は一人減らすことができたかもしれません。

# 追伸: 文春オンラインによると、RYZAPから便宜が図られていた、らしいですが、それは今日のブログ記事とは別の話です。

 

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COVID-19: ワクチン普及向上法

菅さんは、COVID-19の対策をワクチンに全て賭ける、という大博打を打ちました。

今のところ、、、この博打は「負け」のように思います。少なくとも、東京や神奈川など、医療崩壊が起きています(人によってこの判断は違うかもしれませんね)。

この原因は、

1) ワクチンの効果を過信していたこと

2) ワクチン配布が予定通りに進まなかったこと

に他なりません。現時点では、

3)一定数のワクチン慎重派や反対がが居ること

は、博打惨敗の主要因ではありません。

ワクチンの効果を過信していたこと、の中にはデルタ株が菅氏の想像以上の感染力だった、ということを言うかもしれません。でも、海外の状況に鑑みると、想像できなかったのは閣僚だけのようです。少なくとも、分科会をはじめとして、世論も含めて警鐘を鳴らしていました。

また、デルタ株への効果は、当初予定より下がっていることが示されています。その結果、ブレークスルー感染が起きています。また、2度目の感染も起きています。これらは、ワクチン効果を「過信」していたことに起因します。

この延長である「ワクチンパスポート」は、愚策中の愚策。議論する時間がもったいないほどの愚策です。そんな時間があれば、マスク+2m を如何に徹底させるかを考えてください。

さてさて今日の主題は3)でした。一定数のワクチン慎重派&反対派がいます。 この中には、デマを信じている人、が少なからずいます。デマを信じている人と、「説明を求める人」の違いは、明確に区別しなくてはなりません。

例えば。

COVID-19のワクチンは、特例承認です。この特例承認は、「万が一にも副作用が出た場合は、製薬会社ではなく国に賠償責任がある」という形の特例承認です。一般的な薬の場合。薬事法では、くどいほどの臨床結果をもって承認をしており、賠償責任は製薬会社です。この「国が賠償責任をする」というのは、製薬会社の負担を少なくするため、と言われていますが、この一事をもってして「臨床結果が出ていない薬に対する国の博打だ」という解釈ができます。この件について、「的をいた返答」は、寡聞にして存じ上げません。

もう一つ例をあげましょう。

これまでに、国内で900例を超える「死者」がワクチン接種後に出ています。そのいずれも「因果関係」を認めていません。ほとんどが「証拠不十分」の形で葬り去られています。上述の特例承認との関連で、国が補償金を払いたくないから証拠不十分としているのだろう、と邪推したくなりますが、この点も明確ではありません。

加えると。明確に「因果関係がない」と断定できる場合以外は、すべて「因果関係がある」と言ってよいのではないか、というのが論理的な考え方だと思います。風が吹けば桶屋が儲かる、というほどの論理飛躍まで含めろというつもりはありませんが、全くの因果無しの証明も不可能です。Casting Vote的に最後の一撃になった可能性もあります。特殊死亡率がワクチン接種を始めて以降上昇していることを含めても、「自然死と同レベル」と言い切ることにも無理があります。

このような「不明瞭さ」をクリアにすることにより、一定数の慎重派や反対派は、もしかすると推進派に鞍替えするかもしれません。

さらに言えば。 ワクチン接種後の副反応、およびそれに起因する死亡はすべて補償するとすれば、飛躍的に反対派は減るかもしれません。

これまで900人ちょっと。割合でいえば、今後最大で2000人程度です。 2000人×5000万円(平均支払額として仮定)=1000億円。国民の安心安全のためには安い投資だと思いますが、、、如何でしょうか?

田村さん、わけのわからない精神論を述べる時間があれば、論理的な思考をしてください。

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COVID-19: 減らすのは人流ではなく「人との会話・接触」.2週間ではなく3週間が最低必要。

東京都の爆発的感染拡大に、政府分科会からの緊急提言案が発表されました(コチラ など参照)。尾身さん、3つの視点で、この表現では無理があります。

1) 減らすのは「人流」ではなく、「感染するシチュエーション」。すなわち、会話と接触

「人流」という「言葉」が、誤解を与えます。だから、「会話を8割減」「接触は100%減」という言い方が必要です。加えて、人流=街を歩いている人の数 という意味でいうなら、ほとんど意味がありません。さらに言えば、「7月の半分」という指示の仕方も意味不明です。以上m止めて、一日に他者と会話するのは「マスクをして2m離れたうえで、10分単位で13人まで」、という示し方が良いでしょう。

2) 職場、買い物、電車、、、すべての生活シーンでの会話と接触を減らしましょう。

経路不明が7割の時代、デパ地下やショッピングモール、飲食店に限ることには意味がありません。職場も学校も病院も、、、会話や接触があれば、同様に感染は広がります。場所を限る表現は、誤解を招きます。

3)2週間ではなく、最低3週間です。

今回の提言が「届くまでの時間」を加える必要があります。今言って、今からすぐに減るわけではありません。でも、3週間で終わるわけではないことも心得ておいてください。

そのうえで、「会話と接触を減らす」に加えて、「マスクをして2m離れての会話」を励行してください(これも、完ぺきとは言い難いですが)。

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COVID-19: 不要不急の境界線

もう、このブログで書くのもバカバカしい気もしますが(コチラ など参照)。

IOCのバッハ会長が、銀座を散策しました。それに対する丸川大臣のコメントは。

1) 不要不急かどうかは本人が判断すべきだ

2)(入国から)まず14日間しっかりと防疫措置の中で過ごしていただいているというのが重要なポイントだ 

この発言が、国政を司る大臣からなされている、という点が問題です。

まず、2)の方が簡単なので2)から論破してみましょう。無風凧は、、、残念ながら、この2週間で海外渡航歴はありません。つまり、バッハ会長と同程度の「防疫措置の中」にいたことになります。いや、言い換えれば、ほとんど全部の日本国民は、2)の条件は満たしています。(補足すれば、広島を訪問した一事をもってして、一般国民との大きく異なる防疫措置の中にいたとは言えません)

大臣として、すなわち国として「バッハ会長と同程度の防疫措置の中にいれば、銀座散策をしてもよい」という判断基準を示したということは、県帰省を自粛してほしい、とは言えないということと同じ意味を持ちます。丸川さんは、このことを理解していたのでしょうか?

その上で1)に戻ります。

元より、政府は不要不急か否かは、本人の判断だと言ってきています。では、その一言を、バッハ氏に伝えたでしょうか?もし、伝えているのであれば、丸川氏は、「政府としては不要不急の外出は辞めるように連絡したが、バッハ氏は必要な外出だという返事であった」と、答えたのではないでしょうか。このように考えると、きっと「外出自粛を求めてもいない」のではないかと、邪推してしまいます。そのうえで。 少なくとも、「私は関係ない」という態度での丸川コメントは、為政者の資質を問います。

やはり、COVID-19禍は政府による犯罪だと感じます。

 

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COVID-19: 自衛手段4

東京都内。 だんだん重症者数が増えてきました。先日、自衛手段として、「マスクと2mのルール」を主張させていただきました。今日は、その補足と強調です。

「ワクチン打った方も順守をお願いします」

最近、2度目の感染という記事が話題にのぼるようになりました。また、ワクチン接種2度の方も、感染している。都内の陽性率(=陽性/検査)が20%を超えています。また、経路不明者も70%程度です。

これらの事実から、容易に予測できるのは、「ワクチン接種者で未発症の感染者からの感染拡大」です。このEvidenceを数量化するのは非常に難しいことです。というのは、「ワクチン接種者で未発症の感染者からの感染は、経路不明と判断されるものの一部であるから」です。

でも、発症する前に感染力を持つことは、既に報告されていることです。また、ワクチンを2度接種した方の感染は報告されています。この二つの事象を組み合わせた部分からの感染拡大を「否定する根拠は存在しません」。

現在、デルタ株の感染拡大が止まりません。ワクチン接種者がマスクをする効果よりも、感染力が大きくて、その効果が見えなくなる可能性もあります。

しかし、逆に、「ワクチン二回でマスクをしていない人がいる」ことによる「気のゆるみ」、すなわち、未接種者がマスクをしなくなる現象を未然に防ぐ意味でも、ワクチン接種者のマスクは効果的であろうと考えます。

この視座に立てば、「ワクチンパスポートによるマスク免除」などはもってのほか。

国民の皆様、今しばらくは我慢の時です。ワクチンは「自分が重症化しない為」と割り切り、「感染する可能性」「未発症でも感染させる可能性」を考えて、「マスクをする」「会話の際は2m離れる」ことを、励行しましょう! お願いします。

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COVID-19: ステイホーム

20150410 はなちゃん先生:
無風凧さん、ちゃんとステイホームしている? アタチはちゃんとお家にいるわよ。濃厚接触しちゃいけないから、今日はトレーニングお休み。

写真出典 このブログの2015年4月10日
懐かしのはなちゃん先生シリーズ。若かりし日のはなちゃん先生。懐かしいです。 COVID-19も早く終息して、懐かしい日々が戻ってくることを祈っています。

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COVID-19: 雰囲気は結果を左右する

ようやく、オリンピックが終わりました。選手の皆様、お疲れさまでした。

さて。皆さまに訊いてみたいことがあります。

「応援は、勝つための活力になりますか?」

オリンピックの選手に限らず、皆さんもいろいろな局面で「応援」の力をありがたく受けた記憶があると思います。

もう一つ。

「リーダーが変わった瞬間に、チームのパフォーマンスが上がった」

という記憶はありませんか? 映画では、「踊る大捜査線」の中で有名な柳葉敏郎の言葉「捜査を立て直す!」がありますね。柳葉敏郎に捜査指揮が移った瞬間に、チームが生き返る。

この二つの事例。因果関係の視点で考えてみましょう。

そう。「具体的」には「雰囲気」を変えただけ、というのが分かりますでしょうか? 雰囲気、は結果を大きく左右させます。

今回のオリンピック。

オリンピックを開催したことで「感染拡大への危機感」が薄れたことは、「世論=雰囲気」が示しています。雰囲気が変わると、結果が変わる。感染拡大は「オリンピック」が原因だと結論してよいのではないでしょうか?

もし。これを認めないというのであれば、、、すべての「応援」は効果がない、ということになります。選挙の応援演説は、「不要」になりますね。

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ツナとシメジのポモドーロ

久しぶりに、、、テレビのある環境なんですが、どのチャンネルもオリンピックかバラエティ。まあ、何が見たいというわけでもないので、読書時間にしてしまうわけです。

今日は、久しぶりにポモドーロ。別に工夫も何もないレシピですが、ご紹介。2人前。

1) パスタ200gを水に漬け、塩を20gほど入れて30分ほど待ちます。

2) いよいよ本番。上記パスタをレンジ

3) レンジしている間に、まずニンニクをみじん切りして、中華鍋の弱火のオリーブオイルに投入。 香りが立つのを待つ間に、シメジの石づきを外して入れる。

4) 3分か5分で香りが立ってくる。 レンジをいったん止めて、ゆで汁を掬って、中華鍋に投入。いわゆる「乳化」です。

5) パスタをさらにレンジしている間に、ダイスに切ったトマト缶を投入(400g)。熱くなった時点でさらにツナ(一缶)を投入。塩コショウで味を調える。

6) 少し硬めの状態で取り出し、湯切りして中華鍋に投入。ここで火は弱火。

7) 味が染みるように1~2分ほどかき混ぜる。そして、味見。味はシンプルに塩だけです。(あ、胡椒も少々)

8) お皿に移して、香りづけのオリーブオイルを掛けて完成。

今日は、イタリアンハーブの準備が無かったのが残念。本来なら、最後にイタリアンハーブを掛けたいところ。

普通と違うのは、シメジを入れるタイミングでしょうか? 無風凧は、乳化させる前に、キノコ類を炒めます。中華のニンニクが、イタリアンガーリックぽくなるように思っています。

無風凧は、究極のパスタつくりを目指し、日々精進しています。

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COVID-19: ラムダ株

ついに、、、日本国内で「ラムダ株」が発見されましたね(コチラ 参照)。

空港検疫で見つかったので、「水際対策は万全だ」と、思われた方、いらっしゃりますか?それとも、「ああ、ついに国内にもラムダ株が入ってきたか、、、」と思われたでしょうか?

無風凧は、後者の方が多いのではないか、と感じます。というのも、ワクチンを接種し、PCRで陰性と言われて入国したオリンピック選手ですら、国内で陽性となり、今やクラスター化しています。まして、事前の検査もなく、空港で「対策」できなかった民間人は、それ以上に多いことでしょう。

当該女性(ラムダ株に感染していた)が、どのような経緯で日本国に入国(帰国)するようになったのかは、無風凧には未詳です。その女性自身に落ち度があったとは思いません。しかし、飛行機に乗ることができる、というルール=施策には、大いに疑問を感じます。

国内は自粛自粛と叫んでいながら、水際対策は不完全。穴の開いたなべ底状態の水際対策。ここの対応も、もっとしっかりしなくてはなりません。ただし、、、こればかりは、国による制度化しか方法がないのが実情。菅さん、人気を取り戻すチャンスですよ!まずは、しっかり対策してください。

蛇足:
しっかりした対策とは。
完全な鎖国状態。もしくは、入国者を「出島」に集約して、完全隔離状態で2週間の待機状態。オリンピックの都合で3日だ一週間だと特例をつくったことが失策です。 

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COVID-19: 自衛手段3

さてさて。ここ二日書いている「自衛手段」。この「自衛」は、「自分を」の意味ではありません。「一般民衆の」という意味です。菅首相や西村大臣主導の感染対策ではなく、「民間主導の」という意味。

さらに言えば。 COVID-19を始めとするウィルスは、一般的には「自分を守る」ことはほぼ不意可能です。ウイルスや菌を持っている人が「外に広げない」努力をすることが、鍵です。さらに言えば、「感染者がばらまかなければ感染拡大は発生しない」と言い切っても良い。

その意味で。

マスクをする。会話は2メートル離れる。 たったこれだけ。

この視点に立てば、「酒類提供禁止」「大声禁止」などというのは、ある意味で「ゆるい」し、ある意味では「強すぎる」ことになります。データ上も、飲食以外のところでの感染が広がっているのですから、飲食店ばかりにプレッシャーをかけるのは、あまりに緩い。しかし、それ以外の場面でも、会話は2メートル離れる、といのは少し現実的ではないかもしれません。(換気の良い6畳間で4人が限度ですからね)。

これまでの失政の付けが、民間に回ってきたことになります、、、が、自分(一般民衆)の命は私たち自身で守りたい。だから、マスクと2m、守ってください。

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COVID-19: 自衛手段2

昨日の記事、少し解りくかったかもしれません。。。。

もっとも簡単に書けば、「自宅と職場以外では会話をしない」 と言い換えてよいでしょう。

そして、職場での会話は、「2メートル離れてマスクして下さい」と言えば、分り易いでしょう。

、、、

と書くと、真っ先に質問が出てくるのは、「買い物の際の会話はどうなるの?」ではないでしょうか? 

「いらっしゃいませ」「またのお越しをおまちしています」などの社交辞令的な会話は、不要です。本当に必要なやり取りは、欠品在庫の確認と、レジの打ち間違いの指摘、程度までに減らせます。

随分静かな町になるかもしれません。 ゴーストタウン、と見まがうほどかもしれません。でも、2020年の3月は、そういう状態に近かった。そして、、、今は、2020年3月よりも、危険な状態になっています。

安価に、そして、一人一人の自覚があれば、実現可能な手段です。皆さん、まずが広めてくれませんか?

# 自宅内において、無症状者からの感染拡大を防ぐ手段は、どんなに頑張ってもほぼ無理です。ここだけは、あきらめ、です。

--- 以下補足 ---
衝突断面積の考え方で感染拡大を分析する方へ:
会話の回数(時間)の減少分が、感染拡大係数よりも優位になることを狙っていることはお分かりいただけるでしょう。 また、感染拡大係数の中で、ワクチン効果や、マスク効果に加えて「距離効果」に注目していることも。

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COVID-19: 自衛手段

COVID-19に感染してた方、自粛続きで経営が成り立たない方、行動制限でストレスを感じている方、、、色々な方がCOVID-19禍で苦しんでいらっしゃります。

政府の批判を続けていても、何も始まりません。それこそ、船頭多くして船山登る、で烏合の集と成り下がってしまいます。

自衛の手段に出ませんか? 

一番大切なことは、「今、自分が感染しているかもしれない」という意識の許での生活をするという事です。言うのは簡単ですが、行うのは難しい。

まず。 会話はマスクの上、2m以上離れる。

これは、「ワクチンを2回打った人」も「抗体がある人」も同様です。オーバースルー感染も報告されています。ワクチン打っても感染しないわけではありませんし、発症しなくても感染力があります。加えて、デルタ以降にの変異株への対策が必要です。

全ての人が、2m以上離れて、マスクをしたうえで会話する。これが完璧に守られれば、、、2週間後には、感染者数は減少に転じます。

# もっとも、これで十分だというつもりはありませんが、最低ラインです。

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COVID-19: 政府による殺人?

「重症以外は原則自宅療養」(コチラ など参照)。

ついにここまで来ましたね。 予想以上に感染が拡大、、、ということですが、予想していなかったのは菅総理の取り巻きだけ、ではないでしょうか? 尾身さん医師会も、この日は予測できていました(もちろん、無風凧も、ですが)。

倍化時間が現在約10日です。つまり、10日後には、東京には入院用の病床は不足します。まだ使用率が25%だった時に、「まだたった25%ではないか」と批判していた方々、これが「指数関数の怖さ」です。25%から20日後には、100%ですから。

しかも。有効な対策を打てたとしても、その効果が表れるまでには最低1週間かかります(感染から検査陽性までの平均時間は約1週間です)。

この間にも、増えていくわけです。、、、こう考えると、もう待ったなしであることは理解できると思います。

もっとも、感染者数だけを問題にする必要はありません。重症化率が下がればよいのですが、、、ここ数日、無風凧が「デルタ株はに日本人にとって重症化率がひくいのではないか」と意見をだしていましたが、これは訂正します。顕著に強い訳ではありませんが、同じ程度には重症化しているようです。重症化率が低く見えたいたのは、単に「重症化までの時間が必要だった」という事のようです。

さて。上記記事では、「東京都の重症化患者は2人減った」と書いています。これは朗報?いえいえ、もう少し読んで下さい。死者が7名です。つまり、新たに重症化した人は5人いるわけです! これ、報道数字のマジックですね。

この先。確実に死亡数が増えていきます。理由は、中等症からのSudden Deathを救えなくなるから。今までなら病院に居たから救えた命が、救えなくなります。これは、医療崩壊。そして、、、この医療崩壊は、人災です。見方によれば、政府による殺人と言っても良いかもしれません。

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COVID-19: 日本人的思考、、、総論OK各論NGが崩壊

またぞろ出てきました。県境を跨ぐ移動禁止のお願い。(コチラ など参照)。

異論百出なので、無風凧が言うまでもありませんが。

1) 「正直者が馬鹿を見る」型のお願い、、、居酒屋問題

2) 行政側の言行不一致、、、「オリンピックはなぜ良いの問題」「GOTOで増えた感染者はいない発言」

3) 科学的な根拠がない問題、、、本当に居酒屋か問題

が、異論の「論拠」の大半のようです。

さて。ここからが今日の本題。日本人は、もともと本音と建前の国民性を持っています。建前=集合意見と、本音=個人意見が相反することは多い。だから、県境跨ぐ移動禁止令に対しては、

「表むき賛意を示す」「その上で自分は守らない」

が日本人の国民性です。が、今回は、建前も「守らない」という意見が随分目立ちます。

これは。

日本人が欧米的な合理思考=個人第一主義 を身に付けたから、だと無風凧は考えます。決して、菅さんや各県知事の施策が民意とずれているから、だけではないと思っています。

これも、COVID-19がなかなか終息しない遠因の一つではないでしょうか?だとすれば、欧米的に法律によるロックダウンを真面目に議論するべき時に来ています。

今日はここまで。

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COVID-19: 想像以上?

デルタ株。これは、想像以上に感染力が強いから、第五波になったのでしょうか?(コチラ など参照)。

否。と無風凧は断言します。

想像以上、なのは「科学者の予測を信じない政府高官の施策」です。つまり、想像以上に「論理思考が出来てない」。

京大の八割おじさんこと西浦教授の計算を始めとして、科学者は手を尽くしています。最悪のケースを想定して対策を考えています。それらを、無風凧の眼で見れば「ことごとく反故」にしているのは菅さんを始めとする政府上層部。昨日の東京都4000人超も、最悪の場合は起きうると予測されていました。無風凧の記事でもい、「中間として比例係数1.25」として予測曲線を描いていましたが、上限値で考えれば、4000人は十分予測の範囲内。つまり、想像以上の状態ではありません。

政府高官とは、言い換えれば「忖度されることに馴れている人たち」です。ウイルスが忖度してくれるかのような「希望的観測」を盾に、有効な手立てを講じていません。

さて。科学的思考をしているはしくれのつもりである無風凧ですが。ちょっと不明がありまして。

というのは、最近の「新規感染者」の中の「ワクチン接種済人数」の比率です。これ、公開されているのをご存じの方はいらっしゃりませんか?

ワクチン接種が進んでいるから重症化しない、という政府発表やネット上の記事よみますが、これ、疑っています。若手(50才未満)の感染確率、重篤化率が、下がっているように見えます。爆発的に増え始めてから一週間。まだ重篤化するまえだから、そのように見えるだけでしょうか? もしかすると、デルタ株は、日本人にとっては重篤化しにくい変異なのではないか、と思い始めていますが、それを裏付けるためのデータがありません。

ご存じに方がいらっしゃれば教えて下さい。お願いします。

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