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十三夜目の夢

こんな夢を見た。

夢の中で無風凧は寝ていた。そして、夢を見ていた。その夢の中も、無風凧は寝ていた。そして、夢を見ていた。幾重にも重なる夢を見ている夢。

その中の、ある自分の目が覚めた。起きた自分は、何人めの夢の中の無風凧なのかはたまた本人なのか。わからないまま、そしてそれを如何にして知ることができるか、を悩んでいる。

その時。目の前を茶色いものが横切った。まぎれもない、はなちゃん先生だ。はなちゃん先生が、無風凧のトレーニングに来てくれたのだ。久しぶりのはなちゃん先生トレーニングに喜び、悩みを一旦忘れて、トレーニングに没頭することにした。

トレーニングをしながら思い出した。はなちゃん先生は虹の橋を渡って天国にいるはず。ということは、今、はなちゃん先生とトレーニングしている自分は夢の中の自分であるに違いない。

そう気がついた途端に、目が覚めた。そこにはなちゃん先生は居ない。

次の瞬間。

「今、目が覚めた自分は本物の無風凧なのだろうか、それとも夢の中の無風凧なのだろうか」と悩み始めた。

 

 

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