COVID-19: デルタ株(インド株)と現行ワクチンの関係
イギリスでは、デルタ株が猛威を奮っていて、一日1万人の感染者が出ているとか。ワクチンのお陰で終息宣言まであと一息、というところまで来ていながら、急転直下の再拡大です。
これは。
いうまでもありませんが、現行のワクチンすなわち日本国内で現在接種が進んでいるワクチンの効果が、随分不十分だということの証左です。
季節性インフルエンザの型が毎年変わり、それを予測する形でのインフルエンザワクチンもその成分が変わるように、COVID-19も型(株)が異なれば効果が変わるのは当然と言えます。
現在の国内の接種状況とイギリスの状況などを見ている範囲では、「現在のワクチンの効果が表れるより、デルタ株が猛威を奮う方が早い」という分析ができます。言い換えれば、いま、頑張って行っているワクチン接種が「意味の無いもの」になる可能性があると考えられます。より正確に言えば、デルタ型以前のCOVID-19がデルタ株におきかわることにより自然に終息する時期Aと、現行ワクチンの力で終息する時期Bを比較すると、Aの方が早い可能性があります。その上で、デルタ株、そしてその次のイプシロン株、、、が猛威を奮う。
既に、ワクチン開発速度よりウイルスの変異速度が上を言っているようです。これは、人類の敗北=絶滅を意味するのかもしれません(注)。
注: 正確には、100%の絶滅は相当先になります。しかし、現在人口に膾炙している「新しい生活様式」より格段に「不便な生活様式」を強いられるようになると考えられます。
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