クリエイター考
クリエイター、って呼ばれる職業があります。CM作成、画家、作曲家、小説家、、、などなど、主にコンテンツを突く方々です。
それら以外の殆どの職業、例えば人事や販売員、学校の先生、なんていうのはクリエイティブではない、と思われています。クリエイティブではない人、というのは、「日々同じことをしている人たち」と認識されている職業の人達ということができます。
でも。
それって本当でしょうか?無風凧的には、合点のいかないものがあります。
例えば。
作曲家は、日々曲を作るという作業をしているという意味は、同じことを繰り返しているわけです。そういう意味では、日々同じことを繰り返している。上記の定義、で考えれば、「クリエイティブではない人」の仕事と同じですね。
逆に。
企業の人事担当の場合、人事制度を一つ作る、という作業は、十分クリエイティブです。例えば、新しいビジネスモデルに基づいた組織の評価制度の設計は、発想も洞察力も必要。出来上がるものがコンテンツではなく制度だという違いだけで、十分クリエイティブな仕事です。
だから。
コンテンツを作る人たちだけをクリエイターと呼ぶのは止めた方がよいのではないな、と思います。制度でも接客でもなんでも、常に創意工夫する、それがクリエイターだと思うのです。
皆様、如何でしょうか?
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