COVID-19: デッドヒート
ベトナムで、新しい変異株が発見されたとか(コチラ 参照)。
変異は、一般的には確率現象です。遺伝子の転写ミスも確率的ですし、転写ミスしたウイルスが存続するか否か、も確率。さらに言えば、その変異が毒性が強いか弱いかも確率です。
ですから。
コピー=感染者の数が多くなればなるほど、変異株の種類が増えるのは当然のこと。なにも不思議ではありません。そして、その中に、以前のものより恐ろしいウイルスが出現する確率があがることも、とっても自然です。その恐ろしいウイルスに対してワクチンが有効であるか否かも確率です。つまり、パンデミックが起きると、変異速度とワクチン開発速度のデッドヒートになるわけです。
先日、このブログで、インド変異株にたいして、ファイザー社のワクチンが80%程度の効果だという記事を書きました。今回のベトナム型はどの程度でしょうか? もし、50%、ということになると、現在必死におこなっているワクチン接種作業が、無駄になるかのうせいがあります。それ以上に、アメリカのようにすでにワクチン接種が進んだ国も、再度「感染爆発」の可能性が出てしまうのです。
なので。
変異速度とのデッドヒートに勝てなかったときは、、、人類はCOVID-19ウイルスによって滅亡することになります。だからこそ、一日も早く収束させる必要があります。
案外。恐竜も同様の道を歩んだのかもしれません。
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