COVID-19: 「効果があった」を考える
恐らく、ですが、、、、「3回目の緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」は、近日中に「効果があった」として、6月11日頃を目途に、解除される、のではないでしょうか?
三回目の緊急事態宣言により、感染者増が週単位で120%近かったのが90-95%程度に減っています。
その事実を見て、「感染者増の割合が減った」という効果がありました。よって、緊急事態宣言の解除そして、オリンピック開催と流れていく事になるでしょう。(蛇足ですが、感染者数が今後増えても、分科会のお伺い等の時間が必要なために迅速な四回目の緊急事態宣言の準備が間に合わず、その結果オリンピック初日を迎える、という最悪のシナリオも考えられます)。
皆さんが、、、オリンピック反対派の方ふくめ大半の人にとって「効果があった」というのは、「封じ込めに成功した」「感染者増が完全に止まった」「少なくとも、病床ひっ迫はなくなった」などなどを指しているのだと思います。
つまり。
「効果」の定義を事前に決めていなかったから、どんな失敗をしていても「効果があった」と議事録に残せば、政治家の世界では「効果あり」という「記録」が残るわけです。
結果。「効果があった」という政府発表にも関わらず、感染者数が増える、、、なんて洒落にもならないことが起きかねません。
心から国民が「効果があったね」といえるような成果を早く出してほしいものです。
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