COVID-19: 台湾に学べ
COVID-19封じ込めに成功していた台湾に異変がおきています。感染拡大開始(コチラ 参照)。
台湾は徹底した管理体制を構築していましたから、「定量性をもって」原因の究明ができました。国際線パイロットが入国の際、チェックと隔離が甘かったことが判明したわけです。2週間隔離が3日だけだった、というのが甘い部分です。
日本は、これに学ばねばなりません。上記記事からは分りませんが、パイロットが市中に入った為、と結論して間違いないでしょう。少なくとも、その条件での感染速度は定量化できます。
さて。
翻って日本ですが、少なくとも空港検疫およびその後の隔離が台湾より「甘い条件」であることは間違いありません。その結果として、感染が台湾以上に拡大することは間違いありません。その数が、、、どれくらいか、は無風凧の持っている情報では定量化はできませんが、すくなくとも今の台湾以上です。
加えて。
市中の管理体制が、台湾にくらべてどの程度違うか、もかんがえることができます。マスク云々以前に、「衝突断面積=人と接する確率」を考えてみましょう。これは、人流と人口密度などの関数で表すしか方法がないでしょうけど。
最後に今の台湾、経済が破綻していますか? 確かに良い状態ではないですが、しかし破綻はしていない。ここが大切です。適切な方法をとれば、経済破綻はしない。二階から国民を見ているような国には無理かもしれませんが。
というわけで、今こそ、台湾に学べ。感染拡大対策の良い実験場なのですから。
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