COVID-19: 禁! ボランティア医師への非難
昨日の朝日新聞より(コチラ 参照)。
”東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が募集していたスポーツドクター約200人に対して、393人の応募があった”
さて。この記事を読んで皆さんどのように思いますか? 200人を超えた医師がボランティア応募したことに対して、オリンピック反対派は「応募医師」を批判するだろうと思いますし、そもそも記事自身が、そのような論調に思えます。
でも、ここで冷静に考えてください。
オリンピック賛成派の人も、一定数います。このアンケート(コチラ)が民意を100%反映しているとは思いませんが、この結果によると10%の人は何らかの開催を望んでいるわけです。
日本の医師数30万人の10%が何らかの形でのオリンピック開催を願っているとすると、3万人。その中の1%、、、は、もともと、オリンピックのボランティア応募数から考えると(コチラ 参照)、妥当な数です。
結論として。
日本人の「開催希望と割合」「ボランティア参加希望割合」と一致しているわけです。個人の意思の自由の範囲において、非難されるべき対象ではありません。
オリンピック開催に対していろいろな意見があることは分ります。現状、民主主義(多数決主義)に従えば中止か延期が妥当です。その民意を反映していないいまの政治がおかしい、とも思います。
しかし、個人の意思を非難することは、もう一つ上位の概念としてつつしんでほしい、と考えます。
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