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プロ。(テレ朝さん、猛省をお願いします)

久しぶりに、テレビ朝日の「題名のない音楽会」を見ました。黛敏郎氏が司会をしていたころは楽しみにしていましたが、その後なだんだん見なくなっていました。

さて。

今日は、「葉加瀬太郎がヴァイオリンのプロを選抜する」という内容のタイトル。葉加瀬太郎氏自身、クラシックのヴァイオリニストではないですから、内容は予想できるでしょう。

そう、ここでいうプロは、ポップスを演奏するヴァイオリニストのプロ、を選抜する、という内容です。

でも。

参加者は、みなさんクラシックの出身者。芸大、桐朋の現役学生と、アマオケのコンマス(だったと思います)。このような方々が目指しているプロは、、、無風凧の思い込みもあるかもしれませんが、クラシックの演奏プロだと思うのです。

言い換えれば。

葉加瀬太郎の選ぶプロは大衆音楽。参加者の出自は芸術音楽のプロ。それを「飯を食える演奏家=プロ=ポップスのプロ」という等式の下でプロを連呼するのは、芸術音楽を目指している人に対して、「失礼」以外の何物でもありません。テレ朝さんの猛省をお願いします。

もっとも。テレビというオワコン自身が、大衆向けの娯楽情報伝達メディアだと考えれば、そのなかで芸術音楽を扱うこと自体が無理なのかもしれません。

だからこそ。

昔の黛敏郎時代に原点回帰し、芸術を目指すことは、他社との差異化につながるとも思うのですが、、、、如何でしょう?

 

 

 

 

 

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