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COVID-19: 第4波という”記号”

昨日、尾身会長が「第4波に入りつつあると言って差し支えない」と発言しました(コチラ 参照)。

今日は、この「第4波」という場合の「波」という「記号」について考えて見たいと思います。

日本語で「波」、第1波、第2波、波状攻撃、余波、などという場合の「波」です。英語でも Wave と呼ばれることが多いようです 。

では、皆さんはこの「波」から、どのようなものを思い浮かべますか? 海の波、、、津波を含む、、、を思い浮かべる方が多いのでは無いでしょうか? 海の波や津波。 人間の力では如何ともし難い、自然の脅威です。

さて。話をCOVID-19に戻しましょう。 COVID-19の感染拡大は、自然の脅威でしょうか? それとも、「人智で制御可能なものでしょうか?」

無風凧は、COVID-19は人智で感瀬拡大を防ぐことができると考えています。否、そもそもの感染という事象自体、自然現象ではなく人の「コントロール」できる事象だと考えています。

なので。

「波」という他人任せな表現=記号が、適切では無いと考えています。もっといえば、感染拡大を他人任せにしてしまい、自分たちの責任回避をしているように感じる。なので、日本においては4回もピークが襲ってきます。自分たちで制御可能なものであるという認識をもっと早くから刷り込みすることができれば、こんな体たらくにはならなかったのでは無いか、と今更のように思います。

では、波ではなくてなんと呼べば良いか。仮に、第四ピークではどうでしょうか?ピーク=Peak. 人生のピークを迎える、という場合のピークです。演奏家は、演奏会当日に自分の状態がピークになるように努力する、と言う場合のピークです。(COVID-19に対して、英語では当初Peakが使われてきていましが、最近はWaveと表現されることが増えたようです。)

繰り返しますが、COVID-19の感染拡大は、人智で防止が可能です。決して、津波のように襲ってきてなすすべものではありません。逆に言えば、波のように自然現象ではなく、人が作り出したピークです。

気持ちの面から、感染防止対策をする。その一端として、新しい記号「ピーク」を使うことを提案します。

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