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東西冷戦

寺子屋の教育の基本は読み書き算盤。これは、人が社会的な動物として生きていく為の必須能力、ではないかと思っています。

その意味では、文系理系に関わらず、須らく大学入試の科目は、国語と数学が必須ではないか、と考えられます。もちろん、英語を加えても良いです。

ところが。

実際の大学入試では、特に文科系学部では数学が課されないことが多い。国語もない、なんてところもある。

大学教育の現場にいると、国語力の無さ、に唖然とすることが有ります。最近驚いたのは、「東西冷戦」。これを、米国とソ連の対立、というのは常識だと思っていたのですが、今の学生は、「アメリカの東海岸と西海岸」だと思っている人も多い。これは、知らない単語が出て来たときに、自分で勝手に解釈してしまい、辞書を引かない、ということの証左でも有ります。つまり、歴史の力がないのではなく、「国語の力がない」。

こんな学生を教えなくてはならない大学教員の方々は、とってもご苦労をされているのでしょうね、、、、って、無風凧もその教員の一人では有ります。

英語やITなど、今風の知識を得ることも大切ですが、やはり、読み書き算盤に戻って、最低限の能力を身につけて欲しいな、と思っています。

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