Android 不具合は現代の根本問題
さてさて。この問題は、現代社会における根本問題、の一つだと思います。Android アプリの不具合問題(たとえば コチラ 参照)。
いま、Androidのスマホを使っている人は、調査会社によるばらつきはありますが、国内では30~50%、世界では70~80%というあたりでしょうか。すでに、社会インフラ化していることがわかります。そのインフラで不具合が起きたこと㋑なります。
例えば。
水道が止まった場合は、給水車を動かす、などの対策がとられますし、鉄道の場合は代替輸送がなされます。では、アンドロイドの場合は?
アンドロイドの不具合の場合、
1) 代替がきかない
2) 端末保持者以外に禍が及ぶ
という点で、これまでのインフラ(公共サービス)と異なります。加えて、アンドロイドOSを開発しているGoogleは私企業です。補償や代替を考えることもないでしょう。さらに。
3) 高度なITの知識がないと、修復ができない(端末側の作業が必要)
です。今回は比較的軽微でしたが、今後は、例えば「OSのクリーンインストール」みたいな場合も想定しておかなくてはならないかもしれません。一般的なユーザーで、クリーンインストール、と聞いて「よしやります」と理解する人がどれくらいいるでしょうか?加えて、意味が分かっている人の方が「面倒くさいな」とブーイングするかもしれません、、、
また、
4)スマホが使えなかったが故に、ビジネスのチャンスを逸した、とか飛行機に乗れなかった(電子チケット)
などとなった場合、補償問題が生じますが、それらはまだ、まったく論じられていません。(すべてのサービス提供側は免責事項に入れていますが、社会的道義として、それでよいのか?という問題は論じられていません)。
これらは、いずれも、前世紀には想定されていなかった、情報化社会における根本問題です。
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