COVID-19: 一年前と同じ主張ですが、、、、
宮城、大阪での感染拡大をはじめとして、”第4波”と呼ばれる感染拡大が現実化してきました(コチラ など参照)。
原因は、恐らくは「緊急事態宣言を解除したことによる気の緩み」ではないでしょうか?おおよその傾向ですが、最初の7府県解除で底を打ち、一都三県解除で上昇に転じた、と言えそうです。(発令日より、発表日ベースで見たほうが顕著です)。
緊急事態宣言解除後の「人の動き」に関しては、尾美さんをはじめとした感染症対策のチームよりも、スパコンを駆使した社会動態の専門家の方が適任(リアルタイム動態)。その意味では、適材適所になって居ない。スガさんはここでも「任命責任」があります。もちろん、スガさんには「社会動体の専門家が必要」と言うことは発想出来ないことでしょうが、優秀なスタッフがたくさんいるわけですから、その人たちからの奏上があってしかるべき。それが出来て居ない、というのは、やはりスガさんの任命責任と言うことになるだろう、と考えます。
此の期に及んで、スガさんも小池さんも「万全の対策を」と言い続けています。まるで、「これだけ対策を言い続けているのに感染拡大するのは、私の責任ではない」という責任逃れのエビデンスを作ろうとしているように見えます。
企業、特に大企業の場合。法令遵守を旗頭にして居ても、それを守らない従業員が居ます。交通事故だっておきます。その際に、経営者はどのような態度をとるでしょうか?少なくとも、対外的には「申し訳ありません」と頭を下げることが多いでしょう。
スガさんの場合、、、それを拒むために東奔西走してるように見えます。
閑話休題。
今、問題になるのは、人が人と接する時間を減らすこと。飲み屋もレストランも会社も電車も含めて、人と人の接する時間を減らすこと。そのためには、何をすれば良いか、、、それを動態的に予測する。
スパコンを使わなくても、夜飲みが減れば昼呑みが増えるのは予想できる。緊急事態宣言を解除すれば、人の動きが増えるのは日をみるよりあきららか。その中で、いかに「接する」時間を、すなわち感染拡大のリスクを減らすか。それがスパコンの出番です。
例えば、時間を分散させて密度を下げた方が良いのか時短した方が良いのか、などはスパコンの出番です。マスク越しの飛沫の計算も重要ですが、人がどのように接するのか、を計算するのは、もっと大切なことです。人が接する時間を減らすことは、実効再生産数を確実に下げることになります。
でもその計算、無風凧のパソコンでは限界があります。
ということで、一年前と同じ主張ですが、サイエンティストオリエントの政治が望まれます。
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