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組織と個人(2)

昨日(コチラ 参照)の続き。

今日は、「3)xはAの批判を行った。」を扱います。

ここは、感情も入る部分で、とても難しい問題になると言えます。ここでいう批判は、大きく4つに分けることができます。

a) 対外的(外部を巻き込んで自社)に批判を行う
b) 社内問題として批判を行う
c) 個人の良心に従って、上司の指示を履行しない
d) その他

この4つ。それぞれに、法令遵守などの正義型と、個人の好みや習慣に端緒とする自己主張型の2種類があります(と言っても、綺麗に分けることができないのが現実なんですけどね)。

例えば。

加藤の乱は、a)の正義型だとしておきます。貴乃花の相撲協会批判は、正義型と自己主張型のMix。

b)の例はたくさんあって、パワハラやセクハラの内部通告制度などが分かりやすい例です。通報後に報復人事が行われた、という例は枚挙に暇がありません。

c)は、赤木さん(籠池問題で有名になった元近畿財務局職員)でいかがでしょうか?

ここで大切なことは、新聞記事などになっている範囲において、すべて、組織側が「勝っている」ということです。a)の正義型ですら、個人が勝つ事例がない、、、というのは、驚きです。皆様、どのようにお感じになりますか?(続く)。

 

 

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