COVID-19: 諮問委員会
一都三県の緊急事態宣言が、3月21日に解除されることになりました。第4波が来るとか来ないとか、色々なことが言われていますが、その分析は今回は横において。
今日のブログでは、「決定の仕方(諮問の仕方)」を考えます。
まず一つ目。
一国の首相が、「解除したい」と宣言した上で諮問した場合、あなたは「ダメです」と言えますか?これは、なかなか言えないのではないでしょうか?。忖度というわけではありませんが、このブログの「組織と個人」のシリーズで書いているように、組織の長になっている人の意見が100%強い。その意味でも、ダメとは言えない。
そして二つ目。
諮問委員会のメンバー選択を決める権限者は、人事という手段で意見を調整することができます。いわゆる「御用学者」というわけではありませんが、事実すら曲げてしまうことができる。事実、菅さんは、自分の意に染まない人はどんどん切っていた人でしから、、、、そのように考えると、諮問委員会に「諮問する」以前に、諮問になっていない。
このように考えると。
今回の緊急事態宣言解除は、独断、と言って良いように思います。まあ、上述のように単純ではないことは想像に難くありませんが、大筋はこんなストーリーでしょう。
昨年。
無風凧は「Scientist主導の政治が必要」という記事を書きました。今改めて、「Scientist主導の政治」の必要性を主張します。
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