COVID-19: 「お願い」での限界かな?
COVID-19の感染者数、一都三県では、下げ止まりの様相です。もっとも、検査条件その他が詳らかになっていないので、なぜ下げ止まっているのかの正確な理由は、無風凧にはわかりませんが。
#正確な、言い換えれば客観的データを周知するのも行政の仕事だと思いますよ、菅さん、小池さん。
科学的な意味で厳密に同一条件下で下げ止まりがあったとしたら(そして、全数発見出来るているとしたら)、罹患者Nとの実効衝突断面積σが、丁度σ=1になっていることを意味します。これは、N一定の条件下では、σを下げなくてはならない、、、結局、人と人の接触を減らす以外には方法がないわけです。
緊急事態宣言で、人の接触を随分減らしたつもりでいても、十分ではないことが証明されていると言えます。もし、新規感染者数を減らすなら、今の「お願い」では限界ではないでしょうか? もっと言えば、「お願いを守る人」には苦労が伴います。しかし、「お願いを守らない人=感染拡大の可能性の高い人」は、苦労を伴いません。相応の苦労をするようになれば、σ は下がります。
では、罰則を加えるか?まさか日本では懲役刑というわけにはいかなでしょう。せいぜい罰金、、、それも応じなければ意味がないし、走行しているうちに、リバウンドする可能性があります。罰則でダメなら、、、つまり、アメとムチ。ムチ戦略をやめてアメ戦略に切り替える。それならσが下がるかもしれません。
逆に言えば。COVID-19は封じ込める可能性があるところまで、来ています。この先、ワクチンも有望な手段ではありますが、ワクチンい頼らない撲滅ができれば、Betterであることはいうまでもありません。
今のお願いベースを早くやめて、「アメ戦略」で1日も早い「通常」を取り戻して欲しいものです。
| 固定リンク
« 上司とは。 | トップページ | 進化したスパゲティ »
コメント