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2021年3月

秋(好きな音楽2021年3月)

外は桜が満開。春真っ盛りですが、最近はまった音楽は「秋」というタイトル。

秋というタイトルは数多ありますが、無風凧がはまった「秋」は、衛藤公雄作曲の「秋」。

参考音源は コチラ

衛藤公雄は、埋もれた名箏曲家。これまでも何曲か紹介してきました。今回の「秋」は、衛藤氏の作品としては数少ない(?)唄が入って居ます。元々は藤間流の舞踊のために作られた曲だそうです。

前半は、紫式部の「紫式部日記」から。後半は、読み人知らず、でしょうか、、、記述がありません。

舞踊として作られた曲としては、参考音源は「速い」演奏だと思いますが、逆に唄だけなら、この速度でないと間延びしてしまうかなあ、、、

何れにしても。一度、聴いてみて下さい。感激すること請け合い、です!

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COVID-19: 誰に何を謝るのか?

厚生労働省の役人が深夜まで飲み会を開いて居た事件。田村厚労大臣が「お詫び」をしました(こちら 参照)。

記事によると、田村さんは

「国民の信用を裏切る形になった。深くお詫びを申し上げる。対象者を早急に調査した上で厳正な処分をしてまいりたい」、、、(1)
「厚生労働省は新型コロナウイルス感染症を防ぐ立場にあり、国民の皆さま方に色々な形で生活の制約をお願いさせていただいている。そういう活動をしないよう申し渡していた。二度とこのようなことがないよう、省内で気持ちを引き締め直していきたい」、、、(2)

のように述べて居ます。

まず、(1)を見て。田村さんは、誰に、何を誤っているのでしょうか? 厚労省内に不届き者がいたことを国民に謝っているのでしょうか?だとすれば、、、申し訳ないけど、田村さんは「大うつけ」です。

「優秀な厚労省の役人ですら守れないルールを作った政府が悪かった。国民のみなさまごめんなさ。」

ならば、国会議員としての意見です。しかし、不届き者がいることを謝るのは筋違い。どんな組織にも不届き者は居ますし、その不届きものの行為を謝るのなら、例えば任命責任としての自分を「罰し」なくてはなりません。対象者を見つけだして厳正な処分をする、など、自分を蚊帳の外に置いてしまって居ては、何をか言わんや、です。

その上で。「二度とこのようなことがないように、気を引き締める」というのは、何もしません、と言っていることと同値。これは二つの意味があり、

A) 精神論でなんとかなる問題ではない(Natural Riskと同様に、確率的に起きる事象である)

B) 二度目起きた時にも、三度め起きた時にも、上記の文言はそのまま使える。つまり、論理的には何も言っていない。

例えば、「二度目に起きたら、私は責任をとって辞任いたします」ならば、三度目がないわけですから、論理的に「責任をとる」ことになります。

このように考えると、田村さんの発言は、単なるポーズだけ、と言って過言ではありません。

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COVID-19:時短要請は本当に正しいのか?

今日、東京都は、緊急事態宣言下において時短要請に応じなかった飲食店に対して、過料申請をしました(コチラ 参照)。法的に過料が正しいかどうか、などは、ここでは論じません。時短要請に効果があるのか、という点を考えて見ます。効果がないのに時短要請をする、ということになレバ、それこそ愚の骨頂ということになります。

クラスター対策しか頭にない方々にとって、飲食店という「場所」は、クラスターの「核」になりますから、「そのような場所=飲食店は営業時間が短い方が良い」と考えていることは、想像に固くありません、、、というより、尾身さん含め、みなさんそのように考えているようです。

しかし。

実際に何が起きたか。

終了時間が繰り上げになった分、営業時間が昼に伸びて昼呑みが増えました。この昼呑みで「感染者が実際にふえたか」ということではなく、元来の目的である「営業時間を短くする」効果はなかったと言えます。

つまり。

終了時間の繰り上げではなく「営業時間の短縮」をしたかったであろうにもかかわらず、その結果は出せなかったことになります。

もう一つ課題があって。

本来の意味での「営業時間を短くする」ことを考えて見ましょう。その場合、飲食店によっては「時間単価」を上げるために「密に近い」状態になる場合が想定できます。実際の飲食店では、客からのリクエストに反対してまで三密を守らせることはないでしょう。このように考えると、時短が密を生む、という本来の目的とは真逆の結果が出てきます。

今、望まれるのは、、、もし、飲食店が営業する、という場合ですが(注)、、、感染拡大リスクを下げること。感染拡大は、密、になると上がりますから、密にならないようにする。そのように考えると、

1) 営業時間は規定を設けない。
2) 店舗内の客数を制限する。これを実現するためには、完全予約制にするしかないでしょう。
3) 黙食を強制する

が一案として挙げられます。こうすることによって、お店によっては「客数も確保しながら感染拡大リスクを下げる」ことが可能になります。

マンボだかマンボウだか知りませんが、新しい「記号」に踊らされる前に、もういちど、対策を見直してみる時期来ていると強く主張します。

注: 飲食店の営業は当面の間全面禁止、との比較検討が必要だと考えて居ます。

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COVID-19: 一年前と同じ主張ですが、、、、

宮城、大阪での感染拡大をはじめとして、”第4波”と呼ばれる感染拡大が現実化してきました(コチラ など参照)。

原因は、恐らくは「緊急事態宣言を解除したことによる気の緩み」ではないでしょうか?おおよその傾向ですが、最初の7府県解除で底を打ち、一都三県解除で上昇に転じた、と言えそうです。(発令日より、発表日ベースで見たほうが顕著です)。

緊急事態宣言解除後の「人の動き」に関しては、尾美さんをはじめとした感染症対策のチームよりも、スパコンを駆使した社会動態の専門家の方が適任(リアルタイム動態)。その意味では、適材適所になって居ない。スガさんはここでも「任命責任」があります。もちろん、スガさんには「社会動体の専門家が必要」と言うことは発想出来ないことでしょうが、優秀なスタッフがたくさんいるわけですから、その人たちからの奏上があってしかるべき。それが出来て居ない、というのは、やはりスガさんの任命責任と言うことになるだろう、と考えます。

此の期に及んで、スガさんも小池さんも「万全の対策を」と言い続けています。まるで、「これだけ対策を言い続けているのに感染拡大するのは、私の責任ではない」という責任逃れのエビデンスを作ろうとしているように見えます。

企業、特に大企業の場合。法令遵守を旗頭にして居ても、それを守らない従業員が居ます。交通事故だっておきます。その際に、経営者はどのような態度をとるでしょうか?少なくとも、対外的には「申し訳ありません」と頭を下げることが多いでしょう。

スガさんの場合、、、それを拒むために東奔西走してるように見えます。

閑話休題。

今、問題になるのは、人が人と接する時間を減らすこと。飲み屋もレストランも会社も電車も含めて、人と人の接する時間を減らすこと。そのためには、何をすれば良いか、、、それを動態的に予測する。

スパコンを使わなくても、夜飲みが減れば昼呑みが増えるのは予想できる。緊急事態宣言を解除すれば、人の動きが増えるのは日をみるよりあきららか。その中で、いかに「接する」時間を、すなわち感染拡大のリスクを減らすか。それがスパコンの出番です。

例えば、時間を分散させて密度を下げた方が良いのか時短した方が良いのか、などはスパコンの出番です。マスク越しの飛沫の計算も重要ですが、人がどのように接するのか、を計算するのは、もっと大切なことです。人が接する時間を減らすことは、実効再生産数を確実に下げることになります。

でもその計算、無風凧のパソコンでは限界があります。

ということで、一年前と同じ主張ですが、サイエンティストオリエントの政治が望まれます。

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Times Higher Education Ranking Japan2021(ランキングについて考える)

英国の企業 Times Higher Education (以下THE)は、世界の大学ランキングを発表して居ます。そのTHEは、日本だけに特化したTHE Japanを2017年から発表して居て、一昨日、2021年版が発表になりました(コチラ 参照)。

一位:東北大学 
二位:東京工業大学
三位:東京大学
(以下略)

このトップ3、皆様の「直感的」なものとは違うのではないでしょうか?おそらく、、、

一位:東京大学 
二位:京都大学
三位:大阪大学(東工大、名古屋大、東京医科歯科大、東北大、、、という方もいるかもしれません)

と思っていらしゃる方が多いのではないか、、、と思います。実際、予備校が発表する難易度や志望者の人気を考えると、後者になっているようです。

この違いはどこから来るのでしょうか?無風凧の言葉で言うなら。

1) 大学のランキングは、合成ランキングである。

2) 合成ラインキングは、合成の係数に恣意性が入る。

それ以外の何物でもありません。この例からも分かるように、恣意的なランキングをもとにする、言い換えれば、客観性が乏しいランキングは信じるに値しません。

THEはもう一つ、興味深いランキングの「ツッコミどころ」を持って居ます。

THEの「世界ランキング」に於ける、日本国内の大学の順位は、

一位:東京大学 
二位:京都大学
三位:東北大学

です。恐らく、THE大学ランキングを見た方のほとんどが、「???」になるのではないでしょうか? なぜ世界ランキングと日本ランングで、順番が異なるのだろう? 日本ランキングは、世界ランキングの一部ではないのか?

これも、注目している「軸」が異なるからです。ここに恣意性が入ります。ちなみに、もっとも大きく異なる点は、「論文の被引用数」でしょう。研究成果を発表するのが論文。そして、その論文に価値があればあるほど「引用される」。これを「評価」の中に入れているのが世界ランキングで、日本ランキングはほとんど考慮して居ない。その違いが順位の差です。

このように「同じ会社」が作っているランキングですら、その作成手法が異なり、つまりは結果が異なることもあるのです。

ランキング、面白いと思いませんか?

 

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人類は進化を止めたかもしれない。

全ての動物は、進化、します。そして、進化のしすぎで絶滅します。サーベルタイガーが一番わかりやすい例でしょうか。

人類は、知識が増える、ことが進化の方向でしょう。その人類の進化、もしかしたら進化が止まったかもしれません。

知識の量が増える、というのは、、、つまり、「分かる」ことが増えることです。これまでの知識はより詳細に分解することがで「解る」ことが増えきました。これも例をあげると、物は分子からできて居て、分子は原子に、原子は電子陽子に、、、とどんどん分ける事により、解ることが増えてきました。

ある時期から、、、分けたものを繋ぎ合わせて判じることが増えてきましたね。カオス、ネットワーク理論、俯瞰工学という考え方です。それらも、細かく解ったものをいかに、判じるか、ということで、知識が増えてきたのですが。

ここ数年、人類は「分ける」ことを「止めて」しまったように感じます。「分かる」ことを拒絶すらする場面があります。その是非は色々論じなくてはならないですが、いくつかの事例があります。

昨日のYahoo Newsで、東京ディズニーランドが、Ladies and Gentlemen を止めて、Everyoneにするとのこと(コチラ 参照)。LGBTをはじめ、さまざまな方が楽しくすごせるように、との配慮ですが、区別したうえで分け隔てなく楽しんでもらうことと、区別せずに同じように挨拶することは、根本が異なります。つまり、「分ける」作業がなくなっている、ということです。(繰り返しますが、このブログで扱いたいのは、「分ける作業がなくなっている」という事例です。)

ユニバーサルデザインも「できるだけ多くの人に使ってもらえるデザイン」という狙いではありますが、見方を変えると「使い勝手は、社会的弱者の視点が健常者のそれを包含してる」と考えることもできます。ここでも、「分ける」作業がなくなっています。

最近流行の機械学習。教師無しモデルは、簡単に言えば「評価すること自体諦めて、総体として良好な結果をもとめて」いるものです。例えば、将棋の場合、昔は経世判断として「もちごま、手番、玉の硬さ」で評価していて、段々それを分化して評価軸をより複雑に精緻化していきましたが、最近はそれぞれの要素などはブラックボックスと化して、総体としてのスコアだけが表示されるようになってきた。ここで重要なことは、分析途中の各々のパラメタの意味は、必ずしも人間に理解できていない。

そのように考えると、人類は分けることをやめた、、、つまり、進化することを止めたのではないか、と思えるのです。

でも。

これは悪いことばかりではありません。サーベルタイガーは進化の果てに絶滅しましたが、人類は、進化をとめたので、知識がふえることにより絶滅するという愚を犯さずに済みそう、ということです。ちょっと皮肉すぎましたか? きょうはこの辺で。

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天国の門

201501102 はなちゃん先生:
無風凧さんのトレーニングが心配になっちゃって。下界が見えるように、天国の門を開けて貰っちゃった。

(2015年1月10日 の写真 再掲)

天国から、無風凧のトレーニングを見てくれているはなちゃん先生。ありがとうございます。

 

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Android 不具合は現代の根本問題

さてさて。この問題は、現代社会における根本問題、の一つだと思います。Android アプリの不具合問題(たとえば コチラ 参照)。

いま、Androidのスマホを使っている人は、調査会社によるばらつきはありますが、国内では30~50%、世界では70~80%というあたりでしょうか。すでに、社会インフラ化していることがわかります。そのインフラで不具合が起きたこと㋑なります。

例えば。

水道が止まった場合は、給水車を動かす、などの対策がとられますし、鉄道の場合は代替輸送がなされます。では、アンドロイドの場合は?

アンドロイドの不具合の場合、

1) 代替がきかない
2) 端末保持者以外に禍が及ぶ

という点で、これまでのインフラ(公共サービス)と異なります。加えて、アンドロイドOSを開発しているGoogleは私企業です。補償や代替を考えることもないでしょう。さらに。

3) 高度なITの知識がないと、修復ができない(端末側の作業が必要)

です。今回は比較的軽微でしたが、今後は、例えば「OSのクリーンインストール」みたいな場合も想定しておかなくてはならないかもしれません。一般的なユーザーで、クリーンインストール、と聞いて「よしやります」と理解する人がどれくらいいるでしょうか?加えて、意味が分かっている人の方が「面倒くさいな」とブーイングするかもしれません、、、

また、

4)スマホが使えなかったが故に、ビジネスのチャンスを逸した、とか飛行機に乗れなかった(電子チケット)

などとなった場合、補償問題が生じますが、それらはまだ、まったく論じられていません。(すべてのサービス提供側は免責事項に入れていますが、社会的道義として、それでよいのか?という問題は論じられていません)。

これらは、いずれも、前世紀には想定されていなかった、情報化社会における根本問題です。

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「卒業式」と言えば、、、(「お題の記事を書いてポイントGET」参加中!)

20201024よしくん(真ん中のしばいぬ):
無風凧さん、卒業式の思い出は色々あるらしいね。そういえば、XX年前の今日3月23日は大学の卒業式だ。式には出たけど、速攻で研究室にもどって研究の続きをしていたそうだ。

かなちゃん(右しーば):
博士課程では、D論再提出で卒業式(学位授与式)一か月遅れになったらしいわ。その日は業務都合で参加できなかったそうだけど。

らんらん(ぱんだ):
D論再提出?! 1か月で白黒ついてよかったじゃないか。

えいちゃん(左奥のネズミ):
高校の時。クラスメートに出席が足りない人がいて、その人だけ卒業式に参加できなかったんだって。後日、そのクラスメートのための別誂えの卒業式に列席したらしいよ。列席者2名。

太郎(ひだり):
アルコールからは、もう12年ほど前に卒業してたな。本当はドクターストップらしいけど。

無風凧:
早く浮世から卒業して、悠々自適に生活したい、、、、

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はな見(「お題の記事を書いてポイントGET」 参加中)

全国1億2000万人のはなちゃん先生ファンの皆様、お待たせいたしました。最高の「はな見」の開幕です!

20160825

やはり、「はな見」は、これに限る、、、だと思いますか、Niftyさん、いかがでしょうか?(この写真は、2016年8月26日にトレーニングに来てくれた際のものです。)やっぱり「びじーん」で「おりこたーん」なはなちゃん先生ですね。

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お好み焼きの豚

皆さんも、お好み焼き大好きだと思います。

先日、無風凧はキャベツを買ったので、早速お好み焼きを楽しみました。

ところで。

みなさんはお好み焼きに乗せる豚は、どのよういしていますか?オーソドックスには、お好み焼きの上(片面)に豚バラのスライスを並べて置く、という方が多いのではないかと思います。無風凧も、これまではそうして食べていました。

が。

今回、細切れにしてキャベツと共に、生地の中に混ぜ込んで焼いて見ました。

、、、

これは、ある意味で大失敗で大成功。

失敗というのは、お好み焼きを「引っくり返し」しにくくなります。現に失敗しました。

でも。

結局、焼き崩れたお好み焼きは、味は美味しくて。それも、普段以上に。

ということで、みなさん、一度お試しください。

 

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今更ですか?

Lineの個人情報が、第三国に流出していた事件。この事件で立憲民主党は「幹部間のLine禁止」としました(コチラ 参照)。この記事を見て、無風凧は言いたい。

「今更ですか?」

今のインターネット。本当の意味での「守秘」は不可能です。いや、Peer to Peer で独自の暗号化技術を持っているような特殊な環境を構築している場合には可能かもしれませんが、一般的なアプリ、GmailやLine、Facebook,,,,その他なんでも構いません。無理です。

その上で。

全ての情報を開示しなくても、Lineの情報の「履歴」を使うだけでも、日本における「情報の流れ」がわかります。端的にいえば、「キーパーソン」を判別する手法が存在します。かくれたインフルエンサーをあぶりだすことができます。

このような状況下で、国家機密を扱う(であろう)国会議員が、Lineを使ってた、というだけでも驚きに値します。

立憲民主党は、今更ながらに使用中止に。まだまともなのかもしれません。いまだに使っている議員さんは、皆さん、反逆罪で逮捕、となっても過言ではない状況だと主張します。

日本は、色々な意味で甘いなあ、、、と今日も思いました。

 

 

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タバコ部屋会議(接待問題を考える)

東北新社、そして、NTTと、接待問題がこのところ賑やかです。Webなどの論調では、会食=接待=悪、が主流のように思います。

日本には「タバコ部屋会議」という言葉があり、大切なことは「会議の場ではなくInformalな場所で合意形成される」という悪き習慣があります。同じ会社同じ職場の同僚ならタバコ部屋ですが、他社ということになれば、当然飲食の場やゴルフの場、ということになるでしょう。その意味では、飲食接待以外に、ゴルフに一緒に行っていないか、も調べて見て欲しいものです。

ついでにもう一つ。日本には「同じ釜飯を食う」という慣用句があります。親しい間柄を表しています。例えば、創業期のベンチャーで苦楽を共にしたメンバーに使う時には、美談として使われます。そして、その程度に親しくなり、同じ目標に向かって邁進しなければ、起業はおぼつかないものです。これを敷衍すると、新しい世界を作って行くために、イノベーターは、色々な人と飯を食う、ということになります。志高く日本を変えたい、と思っている国会議員や大臣の方が、イノベーターと共感して同じ釜の飯を食う間柄になってこそ、日本は良い方向に変わっていくのではないか、と思います。そのように考えると、、、法の上の是非は横において、、、心ある国会議員の「会食」は、あながち否定されるものではないのかもしれません。もっとも、心ない議員・大臣の会食は、もってのほか!です。

 

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COVID-19: 諮問委員会

一都三県の緊急事態宣言が、3月21日に解除されることになりました。第4波が来るとか来ないとか、色々なことが言われていますが、その分析は今回は横において。

今日のブログでは、「決定の仕方(諮問の仕方)」を考えます。

まず一つ目。

一国の首相が、「解除したい」と宣言した上で諮問した場合、あなたは「ダメです」と言えますか?これは、なかなか言えないのではないでしょうか?。忖度というわけではありませんが、このブログの「組織と個人」のシリーズで書いているように、組織の長になっている人の意見が100%強い。その意味でも、ダメとは言えない。

そして二つ目。

諮問委員会のメンバー選択を決める権限者は、人事という手段で意見を調整することができます。いわゆる「御用学者」というわけではありませんが、事実すら曲げてしまうことができる。事実、菅さんは、自分の意に染まない人はどんどん切っていた人でしから、、、、そのように考えると、諮問委員会に「諮問する」以前に、諮問になっていない。

このように考えると。

今回の緊急事態宣言解除は、独断、と言って良いように思います。まあ、上述のように単純ではないことは想像に難くありませんが、大筋はこんなストーリーでしょう。

昨年。

無風凧は「Scientist主導の政治が必要」という記事を書きました。今改めて、「Scientist主導の政治」の必要性を主張します。

 

 

 

 

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COVID-19: WHOに科学者はいないのか?

アストラゼネカのワクチンの副反応が、世界的に問題になっています。

WHOのテドロス事務総長は「現時点で、血栓ができるという証拠はない」として、AZ社のワクチン接種を進める意向を指名ています(コチラ参照)。

このテドロス氏の発言は、流石に「目を覆いたくなる」ほど落胆しました。WHOに科学者はいないのでしょうか?

1) 血栓ができる証拠がない、ことは、「原因ではない」ことの証明にはなっていません。疑わしきは罰せず、と言いたいのかもしれませんが、ワクチン摂取を推進する証拠にはなっていません。(論理的に証拠ではない。)

2) ファイザーをはじめとする他のワクチンに比べて、有意差があるか否か、を論じていません。まずは、その議論をしなくてはお話は進みません。(正確なデータを持っていないので、無風凧は検定することができません)

3) 「急増なので (例えば)1万分1 の副反応は、認めてください。感染死より100分の1の犠牲者ですみます。」という指針を示すことが、WHOの科学的な反論になるのではないでしょうか?

上記の3項目は、いずれも「科学者の心」を持った人であれば、「当たり前」のこと。それに対して、繰り返しになりますが「現時点では血栓がでkるという証拠がない」とは、、、悲しすぎます。

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組織と個人(4)

今日は、組織が個人に対してなぜ強いのか、について考えて見ましょう。これは、、、いま(Scoiety 4.0時代)のビジネスの弱さと根が同じ部分があります。おっと、5.0の時代に解決されてるという意味ではなく、これからの我々の生活基盤を脅かす、ということかもしれません。

今回の加藤の乱の場合は、エージェント契約、を結んでいました。一般化して、A社はxの業務の一部を担っていたわけです。A社にとっては、それは量的な問題です。つまり、x氏がいなくてもその業務自体は存在しますから(わかりやすく言えば、加藤氏以外にも芸人さんは沢山いて、営業は日々多なっています)。でも、x氏の個人にとっては、質的な問題です。つまり、自身ができない一部の業務を、外注にしているので、契約がなくなった時点でその機能がなくなるのです。これは、組織が個人に対して「優位」であることの別の側面です。

わかりやすい例で言えば、、、、創業期のベンチャー企業yに、経理担当者がいなかったとしましょう。経理部分だけをある企業Bに業務委託していたとして、Bがyからの業務委託を断ったとしましょう。ベンチャー企業yは、新しい委託先を探すか、もしくは内製するか、、、でも、創業期だから経理専門一人分の業務はないので、内製はできない、、、、となると、この瞬間に負荷がすごく増えます。

加藤の乱を、別の視点で見れば、このような「量」対「質」の戦いで、組織が強いということになります。

社会において。機能のオブジェクト化が進んでいる昨今、この量対質の戦いは至る所で起きています。簡単な例で説明しましょう。このブログの読者の中には、アマゾンでの買い物が常態化している方もいらっしゃると思います。もし。「明日から会費を2倍にします」といわれて、代替手段がすぐにありますか?来年、「更に二倍」と言ってきても、90%以上の人は仕方がない、とAmazonの会員であり続けるのではないでしょうか?

これも、組織対個人の力関係、言い換えれば量対質の戦いの本質です。

 

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COVID-19: リバウンド考

東京都の感染者数が下げ止まり、リバウンドの可能性が高まってきたと、小池都知事ほか懸念を表明しています。

無風凧的には、疫学的な意味で「正しい感染者数が報告されているのか?」という疑念はありますが、とりあえず正しいとして、リバウンド対策を提言したいと思います。

まず。これは何度も書いていることですが、いわゆる「実効再生産数」で議論するフェーズではありません。衝突断面積の概念で、実効再生産数の「要素」を潰していく必要があります。

定義は、 実効再生産数 = 一人が何人に広めるか?

ですが、次のように読み替える必要があります。

 実効再生産数= 感染力  x 対策の効果 x Σ( 接している時間 x その人の免疫力や環境)

ここで、Σは、接した人数全員です。掛け算で書いているのは、厳密に掛け算では無いかもしれマセが、要因を分類しましょう、ということです。

昨今の話題で言えば、

1) 感染力= 変異株など、種によって違います。

2) 対策の効果は、ワクチン、などです。

3) 接している時間は、夜の外食禁止や不要不急の外出自粛

4) 黙食は、環境に入るでしょうね。その場その場で状況が変わりますから。

このように分類して考えると、下げ止まった理由が如実にわかります。つまり、

A) 接している時間が増えた、 B) 接した人数が増えた

のどちらかです。自明と言っている方がいるかもしれませんね。であれば話が早い。

夜の外食禁止は、もう効果がない、つまり夜から昼間に時間が移ったことを意味しています。

また、自粛疲れや自粛慣れで、接する人数が増えているのも、下げ止まった原因でしょう。

このように考えれば、施策は明白で、

ア) どれかを0にすれば全部が0になる。

イ) 複数の項目の合わせ技で減らす

のどちらか。多分、両にらみで進めるのが現実的です。その意味で、現実的には「人と接する時間を減らす」「接する人数を減らす」を考えれば良いことになります。

今、問題になっている下げ止まり・リバウンドは、人数を半分にして、その上で、会う時間を半分にすれば、再び下降に向かいます。そのための施策、、、を早く発表してほしいと考えます。いまの政府や分科会の施策は、行き当たりばったりで、しかもマクロ視点の実効再生産数のみを指針にしているので、効果が現れません。

一番早いのは、「行動の手段を削減すること」でしょうね。公共交通機関をすべてストップして、ガソリンの価格を10倍にすれば、実現できます。これで、感染源を0に絞り込んでしまうのが、一番経済的に安価です。

いかがでしょうか?

 

 

 

 

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組織と個人(3)

さらに続きます(コチラ 参照)。

今日は、少し「思考実験」をして見ましょう。

最近、森発言で脚光を浴びた(?)オリンピック・パラリンピック組織委員会。ここの全職員は「オリンピックを行う」ことに心から賛成して業務を行っているでしょうか?森元会長の女性蔑視発言を聞いて、批判的な意見を持った人もいるでしょうし、COVID-19のリバウンドが懸念される中、個人的には「開催することによる感染拡大の恐れ」を懸念している人もいるでしょう。

これらの職員は、なぜ、声を出さないのでしょうか?最新の世論調査でも約50%が「中止か再延期」を謳っている中(わからないという無効票等を除くと過半数)、それらに耳を傾けずに、上司からの指示に従う事が、果たして正しいこと、なのでしょうか?

ここからが思考実験の本番です。では、個人的には「中止か再延期」と思っているオリパラ組織委員会の職員は、なぜその主張をしないのか。よくよく考えて見てください。

おそらくは、、、生活のため、という意見が多いのではないでしょうか?下手に主張して職を失うことは、生きていく上での最低限の収入を得る事ができなくなる。だから、中止か再延期の主張をしない。

このように考えると。

組織は、個人に対して「戦わずして勝っている」と言っても良いでしょう。言い換えれば、「オリンピックの開催が正しいか否か」を論じる軸ではなく、生活ができるか出来ないか、という軸での攻防。

繰り返しになりますが、組織と個人の関係は、戦わずして組織が勝つ、これが日本人の気質なのです。(続く)。

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組織と個人(2)

昨日(コチラ 参照)の続き。

今日は、「3)xはAの批判を行った。」を扱います。

ここは、感情も入る部分で、とても難しい問題になると言えます。ここでいう批判は、大きく4つに分けることができます。

a) 対外的(外部を巻き込んで自社)に批判を行う
b) 社内問題として批判を行う
c) 個人の良心に従って、上司の指示を履行しない
d) その他

この4つ。それぞれに、法令遵守などの正義型と、個人の好みや習慣に端緒とする自己主張型の2種類があります(と言っても、綺麗に分けることができないのが現実なんですけどね)。

例えば。

加藤の乱は、a)の正義型だとしておきます。貴乃花の相撲協会批判は、正義型と自己主張型のMix。

b)の例はたくさんあって、パワハラやセクハラの内部通告制度などが分かりやすい例です。通報後に報復人事が行われた、という例は枚挙に暇がありません。

c)は、赤木さん(籠池問題で有名になった元近畿財務局職員)でいかがでしょうか?

ここで大切なことは、新聞記事などになっている範囲において、すべて、組織側が「勝っている」ということです。a)の正義型ですら、個人が勝つ事例がない、、、というのは、驚きです。皆様、どのようにお感じになりますか?(続く)。

 

 

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組織と個人(1)

ちょうど良い「組織論」の事例だと思うので、タレント加藤浩次氏と吉本の記事を扱わせていただきます。(コチラ など参照)。

扱う事例の中で、一般化して下記のような「背景」とします(個人的な感情などを捨てて、ケースとして一般化します)。

背景(一般化)
1)企業A と 個人 x
2)xはAの従業員であった。
3)xはAの批判を行った。
4)xとAは雇用契約からエージェント契約に切り替えた。
5)Aはxとのマネジメント契約を解除した。
6)xは個人事業主としての仕事を失った。

ここで、「エージェント契約」という言葉があまり一般的では無いかもしれませんが、Uber Eatsなどでも行われている個人事業主と企業の契約形態の一つと考えて良い。つまり、表向きは「対等な」契約です。

さて。

今日は、まず5)を考えてみます。契約を解除、というと対等な感じがしますが、果たしてそうでしょうか?この形式、、、Uber Eatsも良い例だと言えますが、、、だと、雇用契約では無いですから、契約の解除はいつでも出来ます。これを拡大して行くと、企業は全ての従業員と個人事業主契約することにより、企業の都合でいつでも解除できる、言い換えれば「解雇」することが出来ます。もっといえば、アルバイトと同じ形になります。

ただし。これは、全く逆のことをいうこともできます。
xの売り上げがAの売り上げの半分を超えているような場合を考えてください。xとしてAに所属している意味が無い、と判断した場合は、xがAとの契約解除をすることが可能になります。xは、売り上げを盾にとり、Aを独裁化することが可能です。そして、独裁が難しいとなると契約解除、そしてAが破産。

このように考えると。結局が企業と個人の力関係(この言葉も随分曖昧だと思いますが)が如実に表れる契約形態になっているということになります。

加藤の乱では、結局「吉本の加藤切り」という言い方をしているマスゴミが多いようですが、上述のように考えれば、加藤氏の売り上げが吉本の売り上げの中では大きくなかった(大きくなくなった)ということを意味しているにすぎません。(続く。)

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10年

今から10年前の今日。東北大震災に見舞われました、被災された方のご冥福を改めてお祈りします。

この10年。随分長い10年だったなあ、、、、と思います。生まれてから、10年単位を何度か繰り返しましたが、その中でも最も長い10年だったように思います。よく、「歳をとると一年が短くなる」なんて言いますが、全く逆。どんどん長くなっているように感じています。なぜなんだろう?

昔のことを忘れて、今のことしか覚えてないから、ということでしょうか?

それとも、今が忙しすぎて、昔のことを思い出す時間すらないということでしょうか?

未来を考える時間がだんだん長くなっているからでしょうか?

何れにしても一日一日を充実させて生きて行きたいな、と思っています、、、、なんか、内容が無いよう。。。。尻切れとんぼですね。

 

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ちから丸太郎

20210310力丸太郎(ちから丸太郎):
無風凧さん、僕が新しいインストラクターだよ。今日はまず、ストレッチから始めようか。

写真出典: 自前のM5
はなちゃん先生の写真をお送りくださっていた特命希望様が、インストラクターとして力丸太郎君を贈ってくださりました。りきまる太郎、ではなく、ちから丸太郎と言う名前だそうです。。。これからよろしくお願いいたします。

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COVID-19: 予言

ここ1週間。COVID-19を巡る記事は、

ワクチン、下げ止まり、緊急事態宣言の一都三県2週間延長、変異ウイルス

をキーワードに回っていたような感じです(数年後に、この記事を読み返したときに思い出せるか否かはわかりませんが)。

そして。

無風凧は予言します。おそらく3ヶ月後くらいには、

「ファイザーワクチンが効かない変異ウイルス発見(蔓延とまでは行かない)」

そして、結局は疫学的な基本行動、、、つまり、最終的には緊急事態宣言や特措法、そしてロックダウンに近いような抑制生活、、、が論じられるようになる。

無風凧の「ドテ勘」では、40%程度の確率で、イタチごっこになるように思います。

当たらないことを祈っています。

 

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30分一本勝負

最近。無風凧の食事の準備は、前にも増して戦場?です。というのも、毎回30分一本勝負!をしているから。

30分で一汁三菜作るのは、頭の体操としてはとてもよい訓練です。今日は。

じゃがいもと玉ねぎの味噌汁。ナスとピーマンと豚肉の炒め物、鯛アラの煮付け、キャベツとワカメの酢物。

35分かかりました、、、、今日の勝負は惨敗です。

 

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COVID-19: 378時間

コロナ対策室で378時間の残業、の方がでたようです(コチラ 参照)。これも文春砲がさく裂した形になっており、標的はとりあえず西村経済再生大臣のようです(こちら 参照)。

378時間の残業、、、1月で、休日のはず、の日が多かったので残業扱い時間が増えた分もあるとは思いますが、まじめに、きちんと残業のルールに則ってつけているとして、おおよそ、こんな感じの一か月になります。

休日:1/1,2,3、9,10,11.16,17、23,24、30,31(計12日)

毎日、朝6時から夜1時まで業務時間として、12日間で(法定休息を差し引く) 17×12 =204時間

終日は19日ありますから、一日9時間残業で 171時間の残業, 

併せて 375時間の残業、というおとになります。。。まだ3時間足りない。ここで注意してほしいのは、通常業務時間として平日8時間業務しているということ。まあ、それを足すと1月に、600時間の業務だったということもできます。

ここまで来ると、個人の問題ではないですね。組織ぐるみの「残業体質」「パワハラ体質」です。家に持ち帰っての残業、いわゆる「隠れ残業」もブラックですが、380時間に及ぶ残業を誰一人救おうとしない体質は、それ自体で犯罪です。

文春さん、西村大臣を攻撃するのに加えて、官僚という組織の「残業体質」にも集中砲火をお願いします。

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進化したスパゲティ

無風凧は、この5年間で500杯以上のペペロンチーノを作りましたが、それに加えて300杯以上、ペペロンチーノ以外のスパゲティーも作っています(二日に一回はスパゲティを作ってますね)。当初は、ミートソースやナポリタンが多かったのですが、例えば先日記事にした「焼きそば風スパゲティ」などの変化球を研究しています。

そんな無風凧のオリジナルスパゲティの一覧です。

1。 ソース焼きそば風スパゲティ
これは、ソーススパゲティーの麺をロングパスタにしたものです。具もモヤシにキャベツ、豚肉、、、

2。チャーハン風スパゲティ
チャーハンからヒントを得たもの(チャーハンそのもの、とも言えます)。卵、長ネギ、豚肉、ニンニクで作ります。ニンニク、ネギ、豚肉を先に炒めて、後からスパゲティを入れる、というのが、チャーハンとレシピが違うところです。

3。塩焼きそば風スパゲティ
ソース焼きそば風との違いは、鶏がらスープの顆粒を味付けに使うところ。中華スープの素をちょっと入れると、焼きラーメン風になり、それはそれで美味しいです。

4。高菜の和風スパゲティ
これは、もしかしたら他のお店でもあるかもしれませんね。ごま油で高菜の古漬けを炒めて、それにロングパスタを絡めるのが基本ですが、これだけだと味が単調なのと、高菜の量が相当多くなるので、工夫します。具体的には白だしを足す。生の高菜が手に入るときは、それを追加しますが、ないときは小松菜で代用。加えて、エノキなどのキノコは忘れない。実は、どんな野菜を入れても、その野菜の特徴がなくなるので、野菜炒めがわりに食べることができます。

5。ツナ卵スパゲティ
最近はあまり作らなくなりましたが、オリジナルスパゲティの一号作です。今思うとペペロンチーノ研究に入る前は、このスパゲティばかりつくってました。玉ねぎ、人参、ピーマン、ニンニク、ツナ、を炒めて卵で絡め、それにスパゲティを投入!って感じでした。当時はオリーブオイルではなくサラダオイルでしたが、最近はオリーブオイルでつくっています。

6。豚みそスパゲティ
洋食屋でポークジンジャー頼んだ際に、付け合せのスパゲティがポークジンジャーのタレに浸かって意外と美味しい。これにヒントを得て、無風太鼓の好きな豚味噌にパスタを絡めた、というものです。これは、炒めるとというよりは、ちょっと煮込み風にした方がGoodです。

失敗作も沢山あります。
A. 豚汁にスパゲティを入れて、豚汁うどん風、、、にしたかったのですがこれは大の失敗作。豚みそスパゲティが美味しかったから自信があったのですが、、、大失敗。

B. 寄せ鍋にスパゲティ、、、締めのうどん代わりにスパゲティーを入れたのですが、スパゲティが全く分離したままでなじまない。大失敗作です。

C. ラーメン風スパゲティ、、、、は、何度も挑戦していますが、まだ成功していません。焼きラーメン風は、上記3で成功したのですけどね、、、スープ系になると難しいです。

他にもあるかと思いますが、今日はこの辺で。

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COVID-19: 「お願い」での限界かな?

COVID-19の感染者数、一都三県では、下げ止まりの様相です。もっとも、検査条件その他が詳らかになっていないので、なぜ下げ止まっているのかの正確な理由は、無風凧にはわかりませんが。

#正確な、言い換えれば客観的データを周知するのも行政の仕事だと思いますよ、菅さん、小池さん。

科学的な意味で厳密に同一条件下で下げ止まりがあったとしたら(そして、全数発見出来るているとしたら)、罹患者Nとの実効衝突断面積σが、丁度σ=1になっていることを意味します。これは、N一定の条件下では、σを下げなくてはならない、、、結局、人と人の接触を減らす以外には方法がないわけです。

緊急事態宣言で、人の接触を随分減らしたつもりでいても、十分ではないことが証明されていると言えます。もし、新規感染者数を減らすなら、今の「お願い」では限界ではないでしょうか? もっと言えば、「お願いを守る人」には苦労が伴います。しかし、「お願いを守らない人=感染拡大の可能性の高い人」は、苦労を伴いません。相応の苦労をするようになれば、σ は下がります。

では、罰則を加えるか?まさか日本では懲役刑というわけにはいかなでしょう。せいぜい罰金、、、それも応じなければ意味がないし、走行しているうちに、リバウンドする可能性があります。罰則でダメなら、、、つまり、アメとムチ。ムチ戦略をやめてアメ戦略に切り替える。それならσが下がるかもしれません。

逆に言えば。COVID-19は封じ込める可能性があるところまで、来ています。この先、ワクチンも有望な手段ではありますが、ワクチンい頼らない撲滅ができれば、Betterであることはいうまでもありません。

今のお願いベースを早くやめて、「アメ戦略」で1日も早い「通常」を取り戻して欲しいものです。

 

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上司とは。

先日。とある大学の副学長というかたと話をしました。その大学、色々と問題をかかえているようで、ある意味お茶飲みながら愚痴を伺っていたようなものですが、、、今日はその中で盛り上がった、上司について、アップします。

学校にかぎらず「組織(人のあつまり)」には必ずリーダーがいて、上司に相当する人がいます。その「上司」なのですが、、、副学長の話した「命令することが上司ではない」に対して、無風凧が「譲司になる必要もありますね」と言ったところから、話が盛り上がりました。

譲司になるひつようもありますね、、、つまり、上に立つ者は、時には部下からの申し出にたいして「譲る(ゆずる)」ことをしなくてはならない、と無風凧が言ったところから会話がひろがり。その時その時の情況を的確に判断しなくてはならないという意味では、「情司」(情けを持った人)でなくてはならい。。。さらには、「良い組織に醸成していく人のことだね」とのことで「醸司」という言葉もとびかい、、、はなしはどんどん膨らみました。声は大きくなくてはならない(わかりやすい話をしなくてはならない)という意味で「声司(これも、、じょうしと読めます)」となると、ちょっと漢字遊びに走りすぎ、な感じもしましたけど、ずいぶん博識もありました。

この副学長という方は、ずいぶん組織運営の経験があるようで、組織運営の秘訣などお話し下さりました、、、そして最後に、自分の学校運営に対して「静司(今は静かに見守る時期)である時かもしれないな」と語っていました。

無風凧にとっても、大変勉強になったヒトトキでした。

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常識を疑え2!

今日はちょっと与太話。無風凧が幼稚園の年長組の時の話です。

お絵かきの時間に、「お散歩の絵を描きなさい」というお題が出ました。どういう風景を描いたかは記憶が定かではないのですが、太陽を、灰色の枠で表しました。

ここで皆様、目に注意しながらちょっと晴天の昼間の太陽を見てください。赤く見えますか? 朝夕の太陽は赤く見えますが、肉眼で太陽を見たときに赤く見えることがありません。淵の部分が、枠がわかる程度にちょっとだけ暗く見える、、、そんな感じだと思います。無風凧は、だから灰色で枠を描いたのです。

風景画に近い絵の上の方に、灰色の丸が一つある。幼稚園の先生は何を描いたのか解らなかったようで、その後「太陽は赤で描きましょう!」という指導(?)が入りました。無風凧は、大いに不満でした。

今になって考えると、共通の記号 として、太陽は赤いという常識、があることは理解できます。でも、当時はずいぶん駄々をこねた記憶があります(幼稚園の先生にして見たら、困ったちゃん、だったでしょうね)。

でも。このような意味での「常識」は、ある意味では常識と事実のギャップを理解する必要があると思うし、常識と思っていることが実は実は事実を表していないことがあることも、注意しなくてなりません。

皆様、今一度周りを見直して、常識を疑って見ませんか?きっと、新しい事実が沢山見えてきますよ。

 

 

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常識を疑え!(スパゲティは水から茹でた方が美味い)

哲学者の梅原猛さんは、「哲学とは常識を疑うことである」と述べていますが、無風凧は、料理人こそ「常識を疑うこと」だと実感しています。

無風凧は、かつては「スパゲティはたっぷりのお湯で茹でる」ことが美味しいスパゲティを作るための第一歩だと信じて疑わなかったのですが、、、、

5年ほど前に、電子レンジで水から茹でる、ということを試して、その概念は打ち消されました。そして先日。

電子レンジがなかったので、水から茹でてみよう、、、と思い立ち、手鍋にスパゲティをと水と塩を入れて着火。

沸騰して五分くらいで、一本食べて見ると、生スパゲティぽい食感にないつつある。そこでガス台から下ろして(なんせガス台も一つしかない)大急ぎでペペロンチーノを仕込む。最後は、ちょっと煮込む感じのペペロンチーノになりましたが、これはこれで絶品。いや、逆にいえばアルデンテよりもモチモチ食感で美味しいとさえ言える。

スパゲティの茹で方に対しても常識を疑う。これが更に美味しいスパゲティを作るための原点でした。

常識を疑うこと。料理にもとても大切なことですね。

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みずほ銀行ATM事故

みずほ銀行のATMが使えない、という状況が続いています(コチラ など参照)。

情報を集めきれていはいないのですが、ネット上の情報などを集めると。

1) みずほの直営ATMで不具合が続いている。
2) お金が出ないだけではなく、キャッシュカードや通帳も排出されない

のだそうです。これに対して、みずほ銀行の対応は、、、、

A) コンビニATMなどを使うようにアナウンス
B) 排出されないキャッシュカードや通帳は後日郵送

なのだそうです。

これは、、、電子マネーが主流になるであろう近未来の問題を、現代の環境下で示してくれたようなものでしょう。

ここからは、キャッシュカードの返却がなく、現金も手にできなかった人の気持ちで読んでください。

1) 今晩の夕食の現金がない状態なのに、どうしろっていうの?

2) しかも、キャッシュカードが戻ってないから、コンビニATMにもいけないじゃない!

3) 更に、キャッシュカードが取られたままだ、っていうこと、誰も保証してくれないのは不安です。本当に戻ってくるの?

これらは、一般ユーザーは、全く悪くないのに、、、イライラして、時間も費やして、その上下手をすると余計な交通費が今後必要になるかもしれなくて、、、、最悪、キャッシュカードが戻ってこない可能性もある。馬鹿げていると笑うことは簡単ですが、銀行側は、せいぜい「お詫び」を窓ガラスに貼って、ホームページで謝罪する程度でしょうね。補償は100%、無いであろうと断言しておきます。

世の中、便利になればなるほど、一つの手違いで、こういうことが起きるわけです。テクノロジーへの盲信は、リスクが伴うことを認識してほしいと思います。

さて。

今回は、ある意味では影響の範囲が小さくてよかった、とも言えます(被害に会われた方、ごめんなさい)。もし。電子マネーが主流になった時代にで、完全な停電になってしまったことを考えてみましょう。そう。誰も何も買い物ができない、ということになります。3年ほど前、とある町の郵便局が停電になった時に、業務が完全に止まってしまいました。切手一枚、売ることができない。というのは、売上台帳が電子化されていて、手書きの売上台帳を扱うことができる事務員さんがいない、、、という理由でした。これなども、DXに対する「リスク対策」がなされていないものの一つです。

ちょっと勢い余って前のめりになってしまいましたが、、、今回のみずほの例をしっかりと勉強して、停電に強いDX社会を作ってほしいと思います。平井さん、責任は重大ですよ。

 

 

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