COVID-19: AI騙すにゃ何にも要らぬ。条件一つ変えりゃ良い。
ここ数日、COVID−19の新規感染者の数が激減しています。特に東京都。2千人規模だった感染者数があっという間に500が見えてきました。
これに伴い。Googleの近未来予測も、旧に大きく変化しています。というか、予測になっていない。それはそうでしょう。想定の範囲を超えた激減で、どのようにモデル化すれば良いかわからないほど、だったのですから。
今回の激減は、PCR検査を受ける人の「クライテリア」を変えたことによります。端的に言えば、いわゆる「濃厚接触者」の追跡調査をやめたことにより、検査による陽性率が落ちた為、感染者数が減ったようにみえるわけです。
それに合わせて、パラメータ(SEIRモデルで言えば、実行再生算数)が適合しなくなった。その為、未来予測ができなくなった、というカラクリです。
もちろん、長期間の間には、また新しいパラメータが産出され、正しく予測できるようになってくるでしょうが、現時点では無理。それが、機械学習の限界、というものです。
AI騙すにゃ何にも要らぬ。条件一つ、変えりゃ良い。
お後がよろしいようで。
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