みずほ銀行ATM事故
みずほ銀行のATMが使えない、という状況が続いています(コチラ など参照)。
情報を集めきれていはいないのですが、ネット上の情報などを集めると。
1) みずほの直営ATMで不具合が続いている。
2) お金が出ないだけではなく、キャッシュカードや通帳も排出されない
のだそうです。これに対して、みずほ銀行の対応は、、、、
A) コンビニATMなどを使うようにアナウンス
B) 排出されないキャッシュカードや通帳は後日郵送
なのだそうです。
これは、、、電子マネーが主流になるであろう近未来の問題を、現代の環境下で示してくれたようなものでしょう。
ここからは、キャッシュカードの返却がなく、現金も手にできなかった人の気持ちで読んでください。
1) 今晩の夕食の現金がない状態なのに、どうしろっていうの?
2) しかも、キャッシュカードが戻ってないから、コンビニATMにもいけないじゃない!
3) 更に、キャッシュカードが取られたままだ、っていうこと、誰も保証してくれないのは不安です。本当に戻ってくるの?
これらは、一般ユーザーは、全く悪くないのに、、、イライラして、時間も費やして、その上下手をすると余計な交通費が今後必要になるかもしれなくて、、、、最悪、キャッシュカードが戻ってこない可能性もある。馬鹿げていると笑うことは簡単ですが、銀行側は、せいぜい「お詫び」を窓ガラスに貼って、ホームページで謝罪する程度でしょうね。補償は100%、無いであろうと断言しておきます。
世の中、便利になればなるほど、一つの手違いで、こういうことが起きるわけです。テクノロジーへの盲信は、リスクが伴うことを認識してほしいと思います。
さて。
今回は、ある意味では影響の範囲が小さくてよかった、とも言えます(被害に会われた方、ごめんなさい)。もし。電子マネーが主流になった時代にで、完全な停電になってしまったことを考えてみましょう。そう。誰も何も買い物ができない、ということになります。3年ほど前、とある町の郵便局が停電になった時に、業務が完全に止まってしまいました。切手一枚、売ることができない。というのは、売上台帳が電子化されていて、手書きの売上台帳を扱うことができる事務員さんがいない、、、という理由でした。これなども、DXに対する「リスク対策」がなされていないものの一つです。
ちょっと勢い余って前のめりになってしまいましたが、、、今回のみずほの例をしっかりと勉強して、停電に強いDX社会を作ってほしいと思います。平井さん、責任は重大ですよ。
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