やる気と成績の関係
無風凧が相談相手になっている、とある大学での話。友人を仮にAさんとしておきます。
Aさんは、日頃の講義での発表などに基づいた「通常点」と、期末試験の「テスト点」で成績を付けているのだそうです。
無風凧は、Aさんに
「通常点とテスト点の相関係数は?」
と訊いてみました。すると、半日ほどたって、0.55程度だと、返事が戻ってきました。一応、サンプル数1ではありますが、有意な正の相関が認められます。。。。ということは。
成績を付けるのに、「通常点」と「テスト点」の両方を取る必要が無い、ということを意味しています。つまり、やる気と成績は比例する。
ここで問題になってくるのは「外れ値」。通常点は異様に高いけどペーパーでストはダメな人、若しくはその逆。
Aさんの成績方法では、外れ値は「高評価」になっていきますが、もし、通常点だけで評価するとすれば「ペーパーテストが得意な人」にとっては悔しい成績方法になってしまいます。つまり、不公平感を感じることになります。
どの方法をとっても、誰かは不満を言うことになるのですが、とりあえず、Aさんの方法は、やる気がある人も、ペーパーテストが得意な人も救われている方法であると、言えます。
おっと、今日の本題はそこではなかった。やる気と成績が正の相関がある、という結果をみて、なんとなくほっとした、というのが本題でした。
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