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COVID-19: 絶対と常識と希望のはざま

皆さんに是非、考えてほしい問題があります。

1) ワクチンは、絶対に効くのでしょうか? ワクチンの開発よりも、ウイルスの進化が早い場合は、ワクチンが有効でなくなるのが早い。今回のCOVID-19は、とても早く進化しています。過剰な期待をしても良いのでしょうか?ワクチンは単なる希望、だと言っては過言でしょうか?

2) 一度完治すれば、二度とCOVID-19に罹患しない、というのは常識でしょうか? 既にイギリスをはじめとして、「完治」とされた後に再罹患が報告されています。これは、「治りきれていなかった」場合と「進化した亜種のウイルスに罹患する」場合がありますが、抗体があるからという過信は危ないと言えます。常識を疑え、これだけは常識にしてよいと思います。

3) 今でも「クラスター解析」を続けて濃厚接触者を追いかけているようですが、そもそも「濃厚接触者以外」は完全に安全なのでしょうか?また、「うっかり濃厚接触者」がいて、濃厚接触者に数えられない場合は、どのようになるのでしょうか?経路不明、というものの幾許かは、この手の「うっかり濃厚接触者」がいる確率は低くありませんし、そもそも「濃厚接触者」でないなら感染しない確率は100%というほど、確実なものではありません。現在いわれている脳国接触者は、希望的な振り分けをしているにすぎないので絵は無いでしょうか?

この3つ、随分軽んじられているように感じています。今回のCOVID-19、自分がかからないように防衛する手段より、集団として「感染させない手段」を選ぶ方が、トータルでの費用は少なくて済みます。是非、上記3項目を考えた上で、「人に感染させない」行動をお願いします。

 

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