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COVID-19:エビデンス

菅さんは、GOTOで感染拡大したエビデンスは無い、と豪語していますが、、、、これは正しいでしょうか?

ここでいうエビデンスは無い、というのはいくつかの場合があります。

1。 エビデンスが「見つかっていない」

これは、刑事ドラマなどで「アリバイ探し」や「証拠探し」するのと同じです。エビデンスが見つかるまでは犯人と確定できないわけです。菅さんがその意味で「見つかってない」言っているのだとすれば、見つけようとしていますか?と訊きたくなります。

2。 エビデンスをそもそも定義できない。

例えばGOTOキャンペーンをすることによって、国民の気持ちが緩んでしまい、その結果としてGOTOが無い時よりも感染拡大が早まったとします。これは厄介です。GOTOを行った時と行わなかった時の「差分」を調べることができません。もともと「定義できない」のですから。この意味で「エビデンスが無い」と言っているのであれば、周りから何を言われても菅さんは「エビデンスが無い」と言い張ることができます。ある意味では「頭の良い」戦略です。

3。エビデンスを信じない。

上述2の、変形かもしれませんが。エビデンスが示されても「信じない」のであれば、これは「思考能力」の問題です。総理の器ではない、と言い換えることができます。尾身さんも最近は、GOTOやめるべき、という話をしています。無風凧は一次データに触れていないのでどのようなデータに基づいてGOTOやめるべき、と分科会が言っているかは存じませんが、少なくとも、分科会はなんらかの「エビデンス」に基づいて意見を出しています(出しているはずです)。それを「信じない」ということであれば、もう能力の問題です。

今日は、エビデンスはない、の「無い」に注目して菅さんの頭の中を考えて見ました。無風凧的には3の可能性が一番高いような気がしています。

 

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