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2020年12月

つち人形(好きな音楽2020年12月)

年末最後に飛び込んできた、うれしい情報!

20201231 無風凧が応援している、箏曲家の渡辺由布子さんと、ピアニストの宮﨑若菜さんのコラボ YouTubeです(コチラ 参照)。

曲は、沢井忠夫の箏曲「つち人形」。原曲は決して難しい曲ではなく、気楽に楽しめる箏二重奏。それを、ピアノと箏の二重奏でやってみた、というのがこのYouTubeです。皆様、是非聴いてみてください。

ステイホーム中(?)なので、遠隔合奏での作品ですが、息はぴったり! 今後、こういう作品発表が増えていくのかもしれませんね。

2020年はCOVID-19対応で一年間が振り回されたように思います。来年は、良い年になりますように。

 

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焼きそば風スパゲティ

世の中、気の滅入るようなことばかり。

こういう時は、美味しい料理に挑戦するのが一番気分転換になります。最近も、色々な工夫をして、それなりに楽しんでいるのですが、今日は、念願の(?) 焼きそば風スパゲティに挑戦しました。。。というほど朝鮮ではありません。焼きそばの麺の代りにスパゲティを使う、というだけですからね。

工夫は。

無風凧は、焼きそばも「モチモチかりかり」が好きなので、スパゲティを生麺風にゆでること。それと、1.7mmを用いる=中華麺よりはずいぶん太いので、味をしっかりつけること。

こまかなノウハウは横に置いて、、、

無風凧はここに宣言します。もう、焼きそばを作る際に、市販の焼きそば用の麺を買うことはしません。スパゲティ(ロングパスタ)で十分です、、、いや、スパゲティの方が、数段、美味しく作ることができます!

というわけで、ちょっとだけ気が晴れた、12/30の午後です。

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ちよちゃんからお見舞い

20201229 麟祥院のちよちゃん:
無風凧さん、はなちゃん先生のお具合はどうなの? 私のところに来るより、私からのお見舞いもはなちゃん先生に伝えて下さいな。

写真出典 自前のM5
病院の帰りに、久しぶりにちよちゃんに会いに行きました。ちよちゃんは、、、ちょっとご機嫌ナナメな感じでした。きっと、はなちゃん先生の健康状態を心配していたのでしょうか。

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定期健診

年の瀬。定期健診に行きました。

正確には「治療」と言うべきでしょうけど、一病息災、お陰で無風凧は元気です。久し振りに中性脂肪の値も標準に収まっていて文無し。久し振りに気分的に晴れました、、、

お正月の準備は、順調です。

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COVID-19:ミスリードは止めよう!

昨日に続いて、内閣官房から発信されている「新型コロナウイルス 感染対策」(コチラ参照)の情報発信について。

国民に分かりやすく、という意図はわかりますが、「ミスリード」はいけない。ごちゃごちゃしていて見難いのは仕方がないとしても、わかりにくい表現では効果は半減以下どころか、逆効果。内閣官房のページに「ケチ」を付けるつもりは毛頭ありませんが、もっと分かりやすくする工夫は必要です。

今日は三大ミスリード。

1) 「五人以上の会食を避ける」

「五人以上」と記述すること限ることにより、四人以下だから大丈夫、という風潮が起きる。実際は、二人でもダメな場合もあるし、100人でも大丈夫な場合もある。四人以下だから大丈夫、という風潮を作ってしまいかねないので、国民をミスリードします。

2)「接待を伴う飲食」

これも、ミスリードです。接待であろうとなかろうと、食事中に唾や飛沫が飛ぶ環境では、感染の確率が上がります。恋人同士のデートの食事の方が、接待よりも「はるかに!」感染確率は高いであろうことは想像に固くありませんが、接待の方が悪役になっている。これは、、、夜の商売を嫌う小池さんの横槍なのか、接待は賄賂の場所だと思っている方々がいるからなのか、、、、きっとそういう発想が入っているのではないでしょうか?

3)食事会は短時間で、、、、

小学生なら、きっとこういうでしょう「短時間は何分ですか?」「何分以下なら大丈夫ですか?」。時間を制限するのは、「時間が長くなるほど会話の回数が増える」=「飛沫を浴びる確率が増える」ということです。だから、最初の一言目で飛沫を浴びて感染する可能性だってあります。あくまで短い方が確率が低い、ということを認識できる形にしなくては、ミスリードです。きっと、どこかの居酒屋で「私たちは国の方針に従って一回の飲み会を59分以下にしています」というキャッチフレーズが出るでしょう、、、、本末転倒はお分かりいただけると思います。

4) 「車やバスで移動する際の車中でも注意が必要

これは、ミスリードというより矛盾です。車やバス、電車で広がるのは、一種の市中感染拡大です。これをクラスターとして分析することは事実上不可能です。言い換えれば、ネットワーク理論から拡散方程式への転換が必要な部分です。であるにもかかわらず、「主に「クラスター」を介して拡大することが分かっています」は、矛盾です。「主に」と書いているではないか、と内閣官房の担当官は言いたいでしょうけど、クラスターじゃないからバスは大丈夫だ、という人が出てきたら、どうしますか?

などなど。

屁理屈を言っているつもりはありません。否、屁理屈には耐えられない程度のミスリードを誘発するホームページになっていることを指摘しているのです。

内閣官房の偉い方々、ぜひ、もう一度見直しをしてください。

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COVID-19: 同調圧力の素

COVID-19拡大の環境下、色々な「同調圧力」が取り沙汰されています。日本では、例えば「マスク騒動」に限らず、同調圧力が問題になることが多い。それは、「和の国」として、聖徳太子以前からの日本の国民性かもしれません。

例えば。

下記は、内閣官房の「新型コロナウイルス 感染対策」のホームページです(こちら 参照、下線は無風凧)。

 今年の年末年始は、帰省について慎重にご検討ください。<中略> 例年であれば、帰省や地元での成人式など、普段会わない友人や親せきの方と会う機会が増えると思います。どうしても帰省される際は、三密回避を含め基本的な感染対策を徹底するとともに、大人数の会食を控えるなど、高齢者等への感染につながらないよう注意をお願いいたします。

この「どうしても帰省される際は」という言葉、どのように感じますか?まず、その前の文章「慎重にご検討下さい」と「三密回避を含め、、、」以降の文章を繋げる接続的な一節ではなく、とても「強調」されている。その強調する意図は、

1) 慎重に検討したら、帰省はしないはずだ

という前提であるから、「どうしても」という強調がつくわけです。つまり、「帰省するのは悪」という暗黙の上での文言です。

更に言えば、後半の

2) 「大人数の会食を控える」=「高齢者感染対応」

というのは、因果関係も何もわからない文章です。「高齢者に会う際は会食を止めて下さい」と書けば、直接的で分かり易いとおもいますが、訳の分からない文章で雰囲気だけ出している。これは、全てのKeyWordを入れておくことで、発信者の意図を汲み取れ、というレトリックです。つまり、忖度強要型同調圧力文章 になっているわけで、さらにいえば、「内閣府はちゃんと言いました。国民が守らないから感染が広がったんです」というための布石だと読めます。

この文章(ホームページ)の発信元が内閣官房ですから、内閣官房が「同調圧力」の素を発信しているわけです。まあ、このような情報を発信していても、国会議員が遵守しないのですから、いわんや国民をや、ですね。。。。

 

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在宅トレーニング指導よ!

20201225 はなちゃん先生:
便利な世の中になったわねえ、、、無風凧さんがおサボりチテないか、どこにいてもわかるのね。ワタチはお部屋でヌクヌク。

写真出展 自前のM5
この写真は、先日同様スカイプでのはなちゃん先生です。実際は、、、スカイプの音声は、はなちゃん先生の耳には届かないようで、無風凧が話しかけても横を向いたまま、でした。
少し体調を崩されているはなちゃん先生、一日も早いご快復をお祈りしています。

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大学における教員資格(教育者教員の提案)

実務家教員、研究者教員について述べてきました(コチラコチラ、参照)。現場の大学教員をしている身として、圧倒的に足りないのは「教育者教員」であると言えます。

もちろん、この「教育者教員」ということばは、市民権を得ていないとおもいます。無風凧の造語です。大学教員で、「教育を専門にする教員」を指しています。

学校教育法では、大街区は「高度な知識」を教授するために、「専門性の高い」人が教育することが求められています。建前としてこの考え方を否定するものではありませんし、理想的にはこうであってほしい。もっと言えば、無風凧はこのような教員から教えを受けてきた、という自負があります。

しかし。

いまの大学現場は、リメディアル教育なしでは成立しません。いわゆるFランクでなくても、高校の教育課程をきちんと修めてきている学生は少ない。文系の学生は、数学には触れずに大学に入ってきます。。。経済学部であっても。そのような学生に「専門的」な教育は土台無理な話で、まずは高校教育のやり直し、基礎科目の再履修が必要になります。さらに言えば、この「やり直し教育」を効率的に行われなければ、本来の大学教育は行えないレベルまできていると言っても過言ではありません。

簡単に言えば、、、大学がボーダーレス化するに従い、教育レベルが低くなりました。よって、高校教育のやる直しが必要になったわけです。

ここで。

高校の教員になるには、資格が必要です。教育学部に通って、卒業して、教員採用試験に受かる必要があります。つまり、彼らは、プロなわけです。ところが、大学教員は、そうではありません。大概の場合、論文の数で助手になり、教授のヒキで講師になる、という感じではないでしょうか。

教えることに関して、大学教員は決して「プロフェッショナル」ではないのです。ですから、リメディアル教育も予備校や高校の教育レベルに達しない。特に、「できの悪い学生」に対しての接し方がお粗末。まして、本来の目的である「専門教育」に至っては、、、もちろん、一部の「できる学生」はそれで良いでしょうけど、普通以下の学生にとっては、教え方が悪いがゆえに理解されない、という例が散見されるようにおもいます。

このように考えると、大学には「教えることを」を意識した課程が必要だし、それに特化した教員が必要、ということができます。このような脅威を「教育者教員」と無風凧は読んでいます。この教育者教員、いずれは、教育学部の一つの課程にしてほしいとすら思っています。

一般に、大学の教員は、「論文数」で評価されます。私立大学では、教育実績もカウントされることが多いようですが、それでも半分以下が多い。教育することにスペシャリティを持つ教員とその実績を評価する仕組みが、いまの大学には必要だと考えます。

え?無風凧はどうだって?

、、、

無風凧は、実務家教員であり研究者教員であり教育者教員である、というのをモットーにしています。今年は、研究部分が弱かったので、来年はまず、論文から攻めて以下ナックてはならない、と考えています。

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天皇誕生日?

きょう、天皇誕生日だと思っておる方、いらっしゃりませんか?

水曜日なのに。なぜか休日な気がする一日でした。おやすみなさい。

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COVID-19: ソロソロかな?

今日の報道では、海自の幕僚長がCOVID-19に感染したのだとか。その上で、陸海空の各副官も罹患しているとのこと(コチラ 参照)。防衛省は早速調査を、、、とのことです。

何度も申し上げていますが、人は人に対して「忖度」がありますが、ウイルスは忖度しません。だから、ある一定の条件を満たせば、貧富貴賎に関係なく感染します。幕僚幹部の罹患で気が付いた方も多いのではないでしょうか?

その上で。三密回避も、会食は四人以下も、小一時間の食事会も、、、全て「絶対の条件ではない」ということです。残念ながら、我々人類は確実な回避条件を知りません。いや、確実な条件として、「完全隔離」がありますが、それはここでの「条件」ではありません。人間が、「社会活動をして良い条件」として、完全隔離は失格です。

このように考えると。どんなに用心をしていても、感染しない、感染させない、はあり得ないわけです。CDCレベルの防護服でも100%はあり得ない。99.9999%な訳です。その意味では、今の日本の感染対策はザル、です。(だからと言って、無意味と言っているわけではありません)。

というわけで。ソロソロ閣僚にも感染者が出るのではないでしょうか。

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COVID-19: 知事権限?

昨夜の会見で、西村経済再生大臣が「知事の権限強化」と発言されました(コチラ 参照)。この記者会見、JIJI通信の記事を読んだだけなので、前後のコンテキストは不明ですが、この記事だけからの直感的な反応が今日のブログです。

権利と責任 の関係を考えてみましょう。

権利を持つ(=権限を持つ)ということは、それだけ責任を持つ、ということ。これは、誰でも納得していただけることでしょう。しかし。ここで大切なことは、「権限の委譲」とはなにか、です。今回のCOVID-19対策の場合は、「国が持っていた権限」の委譲です。国としての最終責任は取らなくてはならない。

株式会社で言えば、工場の些細なミスですら、最終的には社長の責任になることは言わずもがな。それが大前提で社長は工場長に、そして工場長はラインの責任者に「権限を委譲する」のです。果たして、西村君は、その覚悟があっての、、、発言でしょうか?というのも、所謂「指揮命令体系」の上で何も「権限」を持ってない西村君が何を言っても、責任を取る必要がない、、、

もう一つ。これは先に株式会社の例で書いた方が分かりやすいと思いますが、権限の移譲が起きるときには、「予算の分配」が行われる。この常識を敷衍すれば、国家の予算を知事に分配せねばなりません。。。つまり、大人の世界では、権限にはお金がついてくる、ということです。西村君の「知事権限拡大発言」には、その権限に見合うだけの「予算」がついているのか、、、記事だけからは分かりません。

最後に。

知事間の調整は、どちらにしても「国」が担わなくてはならない、ということです。今は、テレビ・新聞等の報道だけではなく、ネットがあります。ネットは、ボーダーレス。つまり、、、「国民の感情(例えば危機意識)のコントロール」は、県のレベルではできない部分がある。これは、国の仕事です。この部分は「委譲できない」ことを、西村君には認識して欲しいと感じます。

あ、これらの3項目は、西村君よりもガースーが認識しなくてはならない常識、ですね。

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研究者教員について

昨日は、昨今流行の「実務家教員」について書きましたので、今日は「研究者教員」について書きます。この「研究者教員」という言い方も昔はなかったなあ、、、と思います。

無風凧が大学生だった頃、大学教員は基本「研究者教員」でした。数年の企業経験のある教員の方は数名いらっしゃいましたが、設置基準でいう「実務家教員」のような業績で大学教員になったというよりは、もともと大学教員(くどいようですが、今でいう研究者教員)に成るべくしてなったという方が多かった。

久しぶりに大学教員になってみると、、、それだけ無風凧が経験を積んできたから、というわけではないでしょうが、、、研究者教員に大いに「奮起して欲しい」と感じます。

まず。良くも悪くも、孤高の人、です。実務家教員は、企業で管理職経験者が多いのでグループで解決する術を知っていますが、研究者教員はそれができない。研究会と称してグループワークに近いことを行うこともありますが、基本は単独プレー。

その為か否かは知りませんが、意外に幅が狭い。専門知識といえば「狭く深く」という印象になりますが、博士の博は博識の博。色々なことを知ってなくてはなりません。それが出来ない。特に、経営や経済の話になると、昔の理論ばかり持ち出して、「今」を語ることができない。

これは、講義にも表れていて、確かに「知識」を「体系」として教えることは実務家教員より長けていますが、その体系からはみ出した内容や更新された内容は教育できない。その上、「それは僕の専門ではない」で逃げる方もいらっしゃって、、、知への探究心が希薄。これが大学教授?と首を捻りたく成る方も多い。

研究に長けているか、と言われるとそうでもなくて、実際は実務家教員の方が研究のモチベーションは高い。研究者教員はルーチンワークになっている分、熱意が感じられない。その分、論文の質も下がる、、、のではないかと、心配しています。

そうそう。研究者教員の中には「教育者教員」で満足している方も少なくありません。 

今の大学は色々と課題を抱えています。

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実務家教員について

実際の数はよく知らないのですが、最近、無風凧の周りでは「実務家教員」を目指す方が多くなりました。企業での経験を活かして大学で教鞭をとる、と言う感じでしょうか。

実務家教員という言葉が定義されたのは、多分、専門職大学院が設置された頃から。実務家教員を三分の一以上、という設置基準があったと思います。

かく言う無風凧、修士課程を企業研究所で過ごし、新卒就職が企業の研究所で大学に半分入り浸って論文書きや特許書きに明け暮れ、大学教員も経験している、と言うキャリア。現在も大学教員と代取の二足の草鞋、、、と言うわけで実務家教員に括られてはいますが、自分では研究者教員なのでは、と思うこともしばしばあります。

実務家教員、という言葉が出てくる前から、キャリアパスとして企業で10年ほど経験をしたのちに大学に戻って教授という方は沢山いらっしゃった。以前の方々と、昨今の実務家教員の違いは、現場にいると歴然としています。

以前の方々は、研究者教員+企業経験値 という感じでした。今の実務家教員は、実務経験に基づいた実践的な「経験」があるのでしょうけど、申し訳ないですが、「体系的な知」になってない方が多い。ある専門分野に関しては強いのだけどピンポイントで、特に、初年度教育には向いていない。

そのような方は、学生との距離感も分かりづらく、まるで企業の上司部下のように学生に接するか、義務教育の生徒のようにあつかうか、、、という感じで、教員としても「位置付け」が曖昧。

さらに言えば、企業において「役職定年」などというものが設定されてから、役職定年前に大学で教授のポスト、という肩書きに走っていると思われる方も散見されます。ちょっときびしい見方かもしれませんが。

結果、レベルの低い講義になっている、、、と言わざるを得ない方も多いようです。

セカンドキャリアを大学に求めることを「悪いこと」とは言いませんが、それなりの「特性」があることを確認した上で、「覚悟」を持って実務家教員になって欲しいと考えます。

 

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お見舞い

はなちゃん先生、またちょっと体調を崩された、と連絡ありました。きっと、、、急激な寒さだからでしょうか。まだまだ赤ちゃんみたいに可愛いはなちゃんですが、もう12歳を超えてますから、、、寒さは禁物です。

一日も早く快復することをお祈りしています。

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リスク対策(関越自動車道の雪害、COVID-19の感染拡大)

関越自動車道が、大雪で大変なことになっています(コチラ など参照)。報道によれば、なんとか人的被害は出なさそうなことが、不幸中の幸いではあります。しかし、NEXCOに対する責任論や、責任のなすりつけあい、などが取り沙汰され、結局なにも改善がなされないうちに忘れ去られる、ということになるのでしょうね。

COVID-19や関越自動車道の雪害も、リスク対策という意味では、まったく同じミスをしています。そして、、、ここでいうミスは、人的なミスです。国際標準規格ISOの立場でいえば、「そもそもリスク対策をしてない」と判断されるであろう、と思われるほどひどいレベルの人的ミスです。

つまり。

リスク対策を作っていなくて、その場判断。それも、技術も科学もわかっていない「経営層」が「経営判断する」のです。つまり、、、人的な被害だということができます。

ここ数年。台風の被害が酷い。予想されないレベルの台風が襲っています。しかし、その対策としては、たとえば雨量、川の水位、などを含めて避難を開始する状態が決められていて、とりあえず避難する。その避難先が適切であるか否か、は別の問題として、まず「非難するレベル」と「避難場所」は決められている。

関越自動車道に関しては、それが決められていなかった。雪害の場合、閉じ込められるのは幼稚園生でもわかること。その対策は、台風の際の避難場所を決めると同じレベルに初歩的。それを決めようとしていなかった、というのがそもそもの人的なミスです。

COVID-19も「その時の状況を適切に判断して」という文言自身が人的被害であることを示しています。つまり、避難する水位と避難場所を決めていない。加えると第一波の解除の時は「自分達で決めていた基準を勝手に前倒し」してしまっている。。。

リスク対策の基本は、想定される事象に対して、フェイルセーフな対策を「事前に決めておくこと」。その対策の良し悪し以前の課題です。

、、、というのも、何度も書いてきましたが、いまだに改善されていません。

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COVID-19: もう何度目だろう?

このブログで、もう何度書いたか分かりません。

ガースーや西村君を始めとして、国がとる施策の基本は、

1) フェイルセーフ であること。

2) ベストエフォートではなく、ルールベースであること。

その上で、

A) 経済と感染拡大を同一指針で論じる事、端的にいえば犠牲者数

そして、A)を実現するために必要なのは、

B) 最適停止理論 & AI主導のビッグデータ分析 で最適解をみつけること。

さらには、

C) 1次データに従ったエビデンス主義を貫くこと。

意外とC)は難しい。つい先日も問題になった、「GOTO トラベルでの感染者拡大のエビデンスはない」という考え方。何を計測しているかが詳らかになっていないにもかかわらず(つまり一次データを知らず)、「エビデンスは無い」のkと場があたかも「一次データに従っている(理想的なデータである)」様に受け取られています。これが諸悪の根源でもあります。

これらをつらぬけば、基本施策が策定できます。

感染者数と発症者数の違いや、そもそも「重症の定義が国と都で違う」なんていう時点で、最適解をもとめるのは難しい、ということができます。いまさら感がありますが、、、これ、2月のプリンセス号の頃から無風凧が主張していることです。

一日も早く、正常な思考による施策を決定してほしいものです。

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久しぶりに、、、

明日、大きなイベントを控えています。

久しぶりに、、、穴をあけないためだけ、の投稿です。

今日は、、、徹夜かな?

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COVID-19: 危険! GOTO 一時停止は感染拡大防止に有効ではないかもしれない?!

昨日、ようやく、、、菅首相がGOTO Travelの停止を発表しました。これで、感染拡大が抑えられる、、、と、ほっと安堵している人も多いのではないでしょうか? でも、ちょっと待ってください! ここで安堵したあなた!! 特に危ないこと、自覚してください。

GOTO トラベルの問題点は、人の移動もさることながら、「COVID-19は大したことがない」という「気の緩み」を誘発することだ言われています。旅行=レジャー な人、日本人は特に「矢日の恥はかきすて」な文化ですから、羽目を外す。そのような「旅」を許すことで、日常生活に緩みが生じると、社会学的には理解されています。

だから、「GOTO トラベルは停止せよ」という主張を政府の分科会や医師連が声高に主張してきました(もちろん、医療崩壊という差し迫った危機もあったと思いますけど)。

危機が迫る、という緊張感。これは、 GOTO トラベルが施行されているからこそ起きる緊張感。いま、その緊張感がなくなったらどうでしょう?

そう。今以上に「緩んでしまう可能性」があるのです!今までの緩んだ状態より更に「緩んで」しまったら、、、想像したくありません。

皆さん、改めて言います。GOTO トラベルがなくなったことが最重要なことではなく、皆さんが「感染拡大対策をしっかりする」ことが本当に大切なことです。

その意味で。GOTO トラベルが中止になったことに安堵せず、更なる感染拡大対策を徹底してください。お願いします。

 

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COVID-19: テレワーク

20201214 はなちゃん先生:
無風凧さん、アタチもテレワーク始めたの。さあ、ハチリにいきましょう!

写真出典: 自前のタブレット
体調崩していたはなちゃん先生、もう復活!のご様子です。 COVID-19の感染拡大防止対策ではなちゃん先生もテレワーク。「感染防止対策の基本は、人やわんこの「移動」は止める」、ということ、はなちゃん先生にとっても常識です。ガースーはご存じないようですが。

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COVID-19: 校則の髪形と飛行機の持ち込み規制とGOTO

高校生の髪形。いまでも、男子はツーブロック禁止、女子はパーマも髪染めも禁止。理由は「高校生らしくない」と言いながら二言目に「髪の乱れは不良の始まり」。

髪型が不良の始まり、というのであれば、大半の大人は不良ということになります。その生徒の生来の髪色が薄い場合は、黒く染める。天然パーマも認めない。それらを認めると、*他の生徒が真似をするから*と言う理由が通り相場です。

つまり。「疑わしいと思えば根っこから絶ってしまえ!」と言うのが戦後続いてきた日本の法治の本質です。他にも似た例はたくさんあって、例えば飛行機に持ち込むハサミ。子供用の小さなハサミでも持ち込みはできません。それは「凶器になる可能性があるから」。ハサミが悪いわけでもない。はさみを持っている99%の人は文具としてカバンの中に入れているだけでしょうけど、最悪の場合は空港で廃棄せざるを得ない。

それほどまでに「疑わしきは制限する」のがこれまでの通例だったのですが、、、GOTOは違う。「疑わしい」と専門家会議が言上しても、中止にしない。GOTO EATは、飲食自体が悪いわけではないからマスクして食べろ、と言い出す始末。ハサミが悪いわけではないに持ち込みでいないと言う航空法規上の取り決めとは真逆の判断です。大いなる矛盾です。

以前に記事にしましたが、最適停止理論を用いた近似解で、COVID-19観戦対応を先に行う方が、トータルの犠牲者は少なくなります。これは、言い換えれば経済的な後退も少なくて済むことを示しています。そして。舵を切るのが一日遅れる毎に、被害が大きくなっているのが現状です。

日本の偉い経済学者の皆様、ぜひ、近似度をあげた解析をお願いします。その上で、西村君に指導してあげてください。彼も、それくらいの数学を理解する能力は持っていると思いますから。(真面目な話、理論を理解するのは、スガさんでは無理かもしれません。)

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DELLさん、HPに偽りあり、ですか?

20201212 たった今の話です。。。DELLのPCを買おうかな、と思って、問い合わせを試みました。左図は、問い合わせに関するDELLのHP上の記載。

 土曜日は、10時から19時となっていると、無風凧は思うのですけど。電話を掛けたら、「平日の9時~20時、土日祝はやってない」との自動応答。

これって、ホームページに記載の内容と実際が違うというわけです。個人商店ならいざ知らず、HPでのBTOを受け付けるメーカーで、HP上の記載に間違いがあっては、、、信頼が落ちます。

もしかしたら、HP担当者のケアレスミスかもしれません。人はミスをするものです、、、しかし、そのミスが、会社全体の信頼を落とすこともあります。担当者、その上司、、、そして、社長まで、常に「襟を正す」ことは必要です。

そして、このように「襟を正す」ことの重要性はDELLに限らず、他の起業でも同じです。

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COVID-19: 鳥インフルと比べてみる、、、

今朝のKYODOのニュースより(コチラ 参照)。

「岡山県は11日、同県美作市の養鶏場の鶏からH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。<中略>飼育されている採卵用鶏約64万羽の殺処分を始めた。」

鳥インフル、養鶏場で発見されると、その養鶏場の鶏は全部殺処分。それは、感染拡大がその養鶏場の外に出ていかないようにするための施策であり、事態を「期待値として」最小にするための経験則です。

鳥インフルだけではなく、豚コレラも同様の施策がとられますし、植物でも同様の方法が取られると記憶します。

つまり。「感染拡大を防ぐ」ことがもっとも大切なことであるということを我々は知っています。

現在、世界中で猛威を奮っているCOVID-19。この対策も、基本は「拡大を防ぐ」。そして、その施策の基本戦略は「隔離」。ウイルスにとっては宿主としてヒトも鶏も豚も同じですから、数千年にわたる人間の叡智は「隔離」という答えを出します。鶏だから殺処分、人だから殺処分はしない、ということは、仕方がが無い気がしますが、GOTOなどの「隔離に反する施策」は、矛盾です。

AIの時代になって、AIの力を借りることで人間は賢くなったと思っていましたが、ペストの時代よりも「馬鹿になっている」。それが今の日本の状態です。

 

お断り:
人の命と鶏の命の軽重など、倫理的な問題のあるブログ記事になりました。その点を論じたいのではなく、「ウイルス対策の基本」という視点に絞ってご覧いただけますよう、お願いいたします。

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お見舞い

20201210 はなちゃん先生:
急に寒くなったからカチラねえ、、、おなかが痛くて動けないの。今日のトレーニングは一人でチテ下さい。

写真出典 特命希望様ご投稿
はなちゃん先生、体調を崩されたのだそうです。お見舞い申し上げます。一日も早く、元気な笑顔を見せてくださいね。
無風凧は、、、最近、夕食の時間が遅くなっています。22時に食べることも多くて、、、これじゃ身体に良い訳ないよ~♪。

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COVID-19: グーグルさん、がんばってください!

20201209図は、今日(12/9日)午後3時現在のGoole 予測による「直近28日間の日本における感染死者数予測」です(予測のWebページは コチラ。 日々更新しているので、同じ図は見ることができません)。

明らかに、、、おかしい!

これから3週間、一日の感染死者数が「一定」というのもおかしいし、七日間移動平均がずっと下に出ているというのもおかしい。どうしたのでしょう? 

グーグルさん、がんばって下さい! Googleの予測、無風凧は参考値として重宝させてもらっています。 

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アンダンテフェスティーボ

今日は12月8日。シベリウスの誕生日です。この日は毎年、アンダンテフェスティーボを聴く日。

今日も、早々に仕事に見切りをつけて、アンダンテフェスティーボを聴いています。

ところで。

みなさまご存知の通り、アンダンテフェスティーボは、弦楽四重奏として作曲され、その後、ティンパニをオプションとして加えた弦楽合奏曲に書き換えられました。最近の演奏は、ほとんど弦楽合奏です。この書き換えは、沈黙の30年の間に行われた、数少ない発表作の一つ。なぜ、彼はアンダンテフェスティーボを書き換えようとしたのでしょうか?

この沈黙の30年については、いろいろな説があります。自省が強いシベリウスにとって、発表に足る作品ができなかったのであろう、というのが通説でしょうか。交響曲8番も、自ら灰にしたと言われています。

その背景を考えると。弦楽四重奏に、よほど大きな欠陥を見つけたのか、もしくは反省点を見つけたがゆえに書き換えを行ったのであろうことが推測されます。では、あの名曲に、欠陥もしくは反省点はどこにあったのか。

考えれば考えるほど、謎です。

 

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COVID-19: GOTOとTVA

世界史の授業で、必ず習うTVA。何の略かは知らなくても、世界恐慌後のニューディール政策の一つとして、打ち立てられてものであることはご存知の方が多いのでは無いでしょうか?

TVAは、テネシー川の総合開発会社の名前で、今もアメリカの国営企業です。世界恐慌後のアメリカで雇用を生み出し、限定的であったという分析もありますがアメリカ経済の立て直しに寄与、そして何よりも人命を救いました。

GOTOキャンペーンも、政府の主張によれば、経済を立て直し、特に困窮して居る旅行関係業界へのテコ入れ、という意味ではTVAと同じような政策を目指して居ると言えます、、、菅さんも二階さんも西村さんもそのつもりでしょう。しかし、GOTOは、TVAの足元にも及びません。

一番の要諦は、失業者対策になって居ない、ということです。業界を限って居ますから、その業界の「失業者」を減らす効果はあります。しかし、限定的です。旅行関係・飲食関係以外の業界には全く効果がない。加えると、その飲食業界にすら「自粛要請」を並行させることで、真綿で首を絞めるような「要請」を並行しています。

この失業者対策、の意味は、もう少し重要です。地方で食い詰めても、テネシー川に行けば何とかなるだろう、という「生きる希望」を与えることができます。しかし、GOTOは、、、、「GOTO利用者」の浮かれた気分を増長させる効果の方が大きく、地方の観光地などはいまでも苦境に立たされています。

この一点だけでも、GOTOはTVAに比べて堕策と断言できます。更に。

産業構造の革新を担って居ない、という意味で、麻薬的な効果しか期待できない、という施策です。TVAは、都市開発を含んでいて、「サステナブル」な産業&都市を生み出すことができました。今のGOTOは、どうでしょうか?補助金補助金と配っていますが、それは、「一時しのぎ」にすぎません。台風禍のように(あまりよい例ではないかもしれません)、地域が限定される場合は、災害の後、復旧&復興を目指すための一時しのぎの補助金は効果があります。しかし、今回のCOVID-19は、世界恐慌であり、地域限定ではありません。「アフターコロナ」という言葉が人口を膾炙していますがしていますが、産業構造が変わります。旅行業界に旧来の需要があるとは限りません。家食が増える未来には、外食産業は需要がへります。そのような産業構造の変化に対して、GOTOは「麻薬である」「逆効果である」とさえ言えます。

では、現在の日本にTVAに匹敵するような経済政策があるのか。しかもCOVID-19感染拡大防止を考えて上で。これについては、もう少しお待ちください。

 

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COVID-19: 自粛要請では責任は果たせない

今朝、日曜討論(Sunday Debate)を10分くらい見てました(用事があったので冒頭の10分程度だけです)。

西村大臣、小池都知事、吉村府知事、尾身分科会会長、中川医師会会長が出演していました。。。テレビ番組だからでしょうか?Debateにはなっていない、気持ちの悪いものでした。。。

自粛要請をすることで、責任を果たしていると思っているのでしょうか?三密を連呼すれば、感染者は減るのでしょうか?

共に否です。自粛要請を守っていない人が居るから感染が拡大する。真面目に自粛して居る人が馬鹿を見る施策です。

三密を避けて居る「つもり」の人がどれだけ居ると思って居るのでしょうか?感染拡大して居るということは、クラスターも含めて「三密が守れていない」からです。それを「守らせる」ことが必要な時期に来ています(と、尾身会長も仰ってます)。

人殺しがいけない、ということを徹底するためには、法律(刑法)で罰則規定を設けて、法律を守らなければ罰を与える。

桜を見る会も、法律を守って居るか居ないか、が論じられるからこそ、槍玉に上がる。

COVID-19対応だけが、なぜ「要請」なんでしょうね?昨日も書きましたが、旅行だけでは感染は広がらない、というのは詭弁。旅行とは移動だけでは無い。旅行という言葉に含まれる「解放、楽しみ」を含んだ意味で考えれば、感染拡大の温床であると考えることが、なぜ灘高→灯台の西村大臣にはできないのか?

その意味では、自粛を要請するだけでは、政治家は責任を果たしたとは言えません。自分の「判断の遅れ」をどのように責任を取るのか、その覚悟を聞きたいと思う方は多いのでは無いでしょうか?

 

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COVID 19:青少年のゲームセンター立ち入り禁止とgoto トラベルの矛盾

今日も、重傷者の数が過去最高を更新したそうですね。それでも、対策はなにも出ていないのが実情です。生活に最低限な行動も遊興な行動も、感染拡大の原因としては同じ(接触、という視点です)。であれば、健康維持に必要な行為は可能とし、それ以外の行動を制限すべきと考える人は多いでしょう。まさに、goto へ、不要です。

さて本題。

Goto トラベルと宴会の関係を、青少年のゲームセンター立ち入り禁止と比較して、論じてみましょう。

旅行の目的は娯楽。旅行にいけば開放的になり、宴会をする。これは、自然です。

旅行先で開放的になるな、宴会をするな、と言う方に無理がある。一昔前、ゲームセンターで子供がお金を使いすぎることが問題になり、子供はゲームセンターたちいりきんしとなった。菅さんも、これに異論はないでしょう。

でも。

今のgoto企画は、ゲームセンターに入ることを推奨しつつ、ゲームは 禁止する、ということをしています。大いなる矛盾です。

もし、gotoトラベルを推奨した上で旅行中の宴会を禁じるのなら、青少年はゲームセンターに立ち入りを推奨した上でゲームだけ禁止すれば良いのです。 

三密避けろというなら、三密になるシチュエーションを禁止していくことも必要な施策です。

このような矛盾は、是非、是正してほしいものです。

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COVID-19:エビデンス

菅さんは、GOTOで感染拡大したエビデンスは無い、と豪語していますが、、、、これは正しいでしょうか?

ここでいうエビデンスは無い、というのはいくつかの場合があります。

1。 エビデンスが「見つかっていない」

これは、刑事ドラマなどで「アリバイ探し」や「証拠探し」するのと同じです。エビデンスが見つかるまでは犯人と確定できないわけです。菅さんがその意味で「見つかってない」言っているのだとすれば、見つけようとしていますか?と訊きたくなります。

2。 エビデンスをそもそも定義できない。

例えばGOTOキャンペーンをすることによって、国民の気持ちが緩んでしまい、その結果としてGOTOが無い時よりも感染拡大が早まったとします。これは厄介です。GOTOを行った時と行わなかった時の「差分」を調べることができません。もともと「定義できない」のですから。この意味で「エビデンスが無い」と言っているのであれば、周りから何を言われても菅さんは「エビデンスが無い」と言い張ることができます。ある意味では「頭の良い」戦略です。

3。エビデンスを信じない。

上述2の、変形かもしれませんが。エビデンスが示されても「信じない」のであれば、これは「思考能力」の問題です。総理の器ではない、と言い換えることができます。尾身さんも最近は、GOTOやめるべき、という話をしています。無風凧は一次データに触れていないのでどのようなデータに基づいてGOTOやめるべき、と分科会が言っているかは存じませんが、少なくとも、分科会はなんらかの「エビデンス」に基づいて意見を出しています(出しているはずです)。それを「信じない」ということであれば、もう能力の問題です。

今日は、エビデンスはない、の「無い」に注目して菅さんの頭の中を考えて見ました。無風凧的には3の可能性が一番高いような気がしています。

 

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COVID-19:出来ない理由は要らない。実現するために知恵を絞ろう!

下記は、東京発着GOTOをどうするか、についての国の考え方です(出典は コチラ

--ここから
「停止」とした場合、システム変更など実務的な面が負担となるため、政府からのお願いという形の「自粛」を落としどころとしたのだといいます。
--ここまで

開いた口がふさがらない、というのはこのようなことを指すのでしょう。システム変更ができるかできないか、負担が大きいからやらない、というのは結局「めんどうだからやらない」と言っているのと同じ。ここで一日、対応が遅れることにより、また数十人単位、、、指数関数的に増えるのですが、、、感染死が増えます。

まず、できることをする。停止は、簡単にいえば、WEBのURLを消せばよいわけですから、気が付いたところからURLを消す。一斉に行おうなんて考える方が無理があります。

実現するために、感染死を減らすために、なにからできるのか。それを考えて実行してほしいものです。

 

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COVID-19: AI政府の必要性

GOTO延長がまたぞろ人口に膾炙していますが。この発言はいかが思いますか?

「継続してくれという声や、効果が出ている。延長してしかるべきだ」(コチラ 参照)

これは、二階幹事長の発言です。二階さんが旅行業界のドンをしているかどうかは全く興味はありませんが、「周りにいる人」の声は聞こえやすいもの。言い換えれば、「限定合理性」の中で、二階さんなりの「最適解」なのかもしれません。

皆さんも、ぐるなびのおススメよりも友人の口コミを信じてレストラン予約をするのではないか、と思いますが、それと同じです。

そのように考えると。

限定合理性のない判断が必要な問題の場合、、、まあ、殆どすべての政治案件が限定合理性よりはユニバーサルな判断が必要だと思いますが、、、人が介しては正しい判断はできない、と言い換えることができます。

つまり。

AI政府の樹立が待たれる、ということになります。現実問題としてAI政府に移行することは時期尚早かと思いますが、しかし、エビデンスベースの最適解を求めるために、できるだけ「限定合理性のない情報収集」を行う必要があります。

その為には、永田町に居てはダメ。とりまきの中で会議ばかりしていてもダメ。ネットサーフィンぐらいはしてほしいと考えます。

二階さん、ネットサーフィンって言葉、ご存じですか?

 

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COVID-19: 一日の判断の遅れが、一日30人からの感染死を増やす、一か月なら3000人だ。

COVID-19感染拡大が止まらなくなってきました。色々な意見があるかと思いますが、事実からの予測を考えましょう。

Googleによる予測(コチラ 参照)。予測の式の正しさ云々おっしゃる方がいますが、そういう方は、これより正しい予測をしてから物を申してください。

まず。

Googleの予測によると、向こう28日で800名からの方が感染死すると予測しています。段々増えている傾向にあるので、年末には一日37人が感染死する予測です。

残念ながら、ここかまでは、もう避けられない近未来の予測、です。

もし。

いまの対策のまま進むとすると、1月末には75人が感染死します(倍化時間を1か月とする、、、12月から1月にかけての予測と同様)。2月末には150人、、、という感じです。

でももし。

あす、ロックダウンしたとしましょう。八割おじさんではないですが、あの勢いです。2週間後あたりから、感染者数が減り始めます。GOTOの資金をとりあえず低所得者にくばるとか、最悪、食料配給制度、というかんじでしょうか、、、これなら、1月末に37人(Stay)、そして、2月末には感染死は減少に転じます。

先日も書きましたが(コチラ参照)、予測値(確率の言葉でいえば期待値)として「最小被害者数」を施策に用いるなら、今は明らかに経済よりも感染対策をとる時期です。もし、これに反論する方がいれば、少なくとも無風凧と同程度のEvidenceを示したうえで、反論してみて下さい。

いま、、、一か月、対策が遅れれば、3000人近いの「余計な感染死」が出ます。2か月遅れれば、6000人です。。。それは「政府による殺人だ」と無風凧は思います。

皆さん、この状況を許せますか?

# もちろん、経済苦の自殺者増を軽視しているわけではありません。経済死より感染死が多いという予測、そして、経済死は施策で対応できると言う主張をしています。

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