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大阪都構想の敗北に考える

大阪都構想に対する大阪市の住民投票が行われ、1.2%差の僅差で都構想は廃案となりました。実際と投票数で17000票差(投票数は140万)ですから、本当に接戦でした。

5年前の2015年に行われた住民投票でも、0.8%差という僅差でしたから、大阪市民は、本当に「賛成と反対が半分づつ」だという感じがします。

前回、2015年が0.8%だったために、「次こそは!」と維新の会の歴々が考えたことも想像に難くありません。しかし、5年あっても、わずかな差を埋めることはできませんでした。

無風凧は、以前「賛成多数になるまで都構想は生き続けるだろう」と予想しましたが(コチラ 参照)、松井大阪市長は廃案&政界引退を表明しました。潔い、とも思いますが、この5年間、前回の結果を尊重せずに徒に自説を押し通そうとした責任を、どのように取るのか、興味があります。大阪市長として、例えばCOVID-19対策一つとっても、もっと真摯に取り組むことができたのではないか、そのように思うのです。

それにしても。

無風凧の視点では、「反対派の逆転劇」です。この逆転劇の起爆剤が「大阪市消滅」というセンセーショナルな「記号」だったと思います。その意味では、、、論理より「感情(イデオロギー)」が優先された結果だな、と言えるでしょう。人は感情の生き物、論理で動くわけではない、ということです。

アメリカの大統領選挙も、論理より感情できまるのでしょうか?いや、勘定できまるのかもしれません、、、、w w。

 

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