Chill Donald, Chill!
環境活動家のグレタ トゥンベリさんが、トランプ米大統領の最近の慌てぶりに、「落ち着け、ドナルド、落ち着け!」とTwitterしました。
これは、かつで、トランプ大統領がグレタさんにむけて発したメッセージをほぼそのまま返信したものです。英語と日本語の「ニュアンス」の差こそあれ、無風凧が読む範囲では、目上/目下問題が発生するような言い回しではあります。
日本には、長幼の序という言葉があり、恐らくはそれに反することは「現時点では」あまり勧められたものではありません。隣国である韓国は、日本よりも長幼の序に厳しいと聞いています。ヨーロッパでもある程度長幼の序はありますが、王侯貴族には歴としてのこっているそうです。アメリカは日本ほどはない、、、のでしょうね。
このように、言葉遣いは、その人の住む地域や文化によって異なりますから、受け取り方もそれなりに異なるでしょう。そういう意味では、グレタさんは、少し行き過ぎたかもな、、、という気がします。
しかし。
グレタさんの掲げている「科学の下の団結(Unite Behind the Science)」は、非常に重要なことです。こんなことを今更言わなくてはならない時代だったのか、と数年前に驚いたものです。
その上で。
この Science は、自然科学の意味でのScienceではないだろうな、と思います。自然科学の事実に基づて論理的に導き出される真実も、Scienceでしょうし、Scienceを記述する意味での「言語」も、Scienceに加えなくては、Unite できません。言語(言葉)を正しく理解して使うことは、科学の下の団結の前提になっている、と言っても過言ではない。
無風凧は。
最近、とある大学教授が言葉を間違えて使っているのに遭遇しました。その大学教授は、いつから間違えて使っていたんでしょうね?その教え子たちは、、、社会に出た後、きっと悲しい思いをするに違いありません。そう思ってやんわり指摘したのですが、意固地になっちゃって。こうなってくると、教員の風上にも置けない、ということになってきます。 正しい言葉の下の団結も、私達には大切なことです。
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