郵政株式会社は民営化しても親方日の丸気分から脱却できていない
かんぽ問題は、まだまだ続いているようですし、docomoとの連携トラブルも、明確な解決策が示されないまま忘れ去られようとしています。喉元過ぎれば熱さを忘れる、という言葉をあらためて考えさせられます。
無風凧は、旧郵政省とは相性が悪いのかもしれませんが、またまた、トラブルです。
正しい住所に送った郵便物が「宛先不明」で返送されてきました。宛名・住所を本人に確認して、郵便番号も漢字も間違えていないのに、返送されて来たのです。それも、10日も経ってのことです。
正しい宛先を書いたうえで、返送されてきたというのは、ちょうど6年前にもありました。無風凧が出している郵便物の総数から言えば、1%程度でしょうか。
近所の集配局に持って行って事情を話したところ、「先方が間違えたんでしょうねえ、、、すみません」と他人事のような対応。あたかも間違えたのは自分ではない、と言わんばかり。一応、再受付は無料でしたが(当たり前!)、予定より2週間遅れになります。
法律に詳しい方に、「郵便法において、普通郵便は補償も何もないから、クレームをつける方がおかしい」という方がいます。郵便局も、なにか問題が起きるたびにそのように反論してきます。つまり、
「親方日の丸気質」
が抜けないわけです。一般企業でこんなことが起きたら、大変なことになります。アマゾンは、置配で紛失した場合には、状況に照らし合わせて補償、返金を行うとうたっています。これが一般企業の対応だと思います。
ナチュラルリスクは絶対になくなりません。起きたときの対応方法、それが大切、郵政株式会社はいまだに「親方日の丸」のぬるま湯です。それは、docomo問題やカンポ問題と同梱だと言えます。
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